2016年08月31日

夏休み 総括

8月が終わります。

昨日、息子が通う学校に「爆破予告」があったために
本日は休校になりました。
本来なら昨日から子供たちは全員、学校でしたが。
明日から全員、学校が始まります。小中学生たちは既に
始まって数日が経ちますが、やはりまだ気分的に
新学期ではないような。もっとも最近では「2学期制」なので、
9月は新学期ではないんですよね。変なの。

最近の学校運営は「切れ」が無いですよね。歯切れが悪い。
だらだらと、いかにも「お役所」的な印象を受けますな。

今年の夏休みを象徴した「だらだら感」。
私は仕事が全く切れなかったので、休日は「ゼロ」でした。
私が、そんな感じなので、どうも家族も区切りが付かないと。
家内が結構、子供たちを連れまわしてくれたのですが。
お金も使いましたし、それなりにアクティビティもあったように
思いますが。どうも...
義母の他界もあったりしての夏休み突入でしたので。

仕事も「振り出し」「無駄足」が重なったりして、気分も乗りません
でしたね。天気も夏らしくなりませんでしたし。

子供たちは、どうだったんでしょう。
勉強に明け暮れた長男。久しぶりに卒業して遠くの大学に
通う親友に再会したり。どんな気分だったでしょう。
小学生は、すっかり友達を欲しがらなくなりました。
姉妹で遊んでいます。長女は中学の友達が「整理」された
感じです。1年以上経って、「仲の良い子」ってのが、はっきり
したようですね。

高校生は。まぁ三男は楽しんでますね、部活中心に。
次男は...彼女と充実した日々を送っているようです。
はぁ...

今年の夏休みを総括すると、「馴れた」とか「消化した」という
表現が合うように感じます。
まぁ何は、ともあれ「静か」に戻ります。
でも忙しくなるんですね...


  

Posted by アーバンギア at 20:20Comments(0)あれこれ子育て

2016年08月30日

ストローベイルハウス

聞きなれない名前だろう「ストローベイルハウス」。


それは「藁」で出来た家のことだ。三匹の子豚に出てくる
「まるっきり藁でできた家」って程ではないのだが。
本物の藁をブロック状にしたものを壁に詰めていくことで
家の殆どを作ってしまうという方法だ。

なぜ「藁」かと言えば、それは「簡単に手に入る」ってことが
最大の理由で使われ始めたのだ。そうだ「農家」の家
ならではの発想な訳だ。穀類の農作地では簡単に、しかも
大量に材木が手に入らない。

特段、強度や住み心地について配慮して採用した建材では
無いってとこが面白い。「安い」ってのが良いではないか?!
後々簡単に、しかも安価に建材が手に入るようになると、
このストローベイルハウスは一気に廃れてゆく。そりゃそうだ。
藁を使って家を作るってのは「木」を使って家を作ることと似ている。
つまり「簡単」に施工が出来ないところだ。

それでも木は機械の御蔭で簡単に施工できるようになった。
だが、藁は、そうはいかない。ベイルにするまでだけでも
結構な「手間」が掛かる。そして日本では「湿度」という問題も
藁の家を作るには大きな壁になる。
藁の家は「素人」でも簡単に施工に参加できるというメリットがある。
専門的な知識も大して必要ない。そして高価な加工機械も
必要ない。労働に対価を求めなければ、一気にコストダウン
できる可能性も持っている。

だが。この忙しい現代で「自力施工」を出来る「ゆとり」を持っている
社会人は極々少数派だ。
余程の「意識」が無ければ、藁の家を自分で建てる事は現実的には
不可能だ。だが、私は結構頻繁に思うのだ。
生活するために必要最低限の住まいを自分の手で作るくらいの
「スローライフ」こそが、人類の未来を支えてくれるような気がすると。

ゆっくり生きるなんてのは人類「最大の」贅沢なのかもしれない。


  

Posted by アーバンギア at 20:19Comments(0)建築

2016年08月29日

てっぺん静岡

昨日は、ブログをお休みしました。

もう、物凄く忙しく、目の回るような日曜日でした。
昨日は義母の納骨でしたが、私は、死ぬほど設計が立て込んで
いたので、参加しませんでした。
ですが、朝の8:00には家を出て「クリーンアップ作戦」という
国道のゴミ拾いに参加しました。毎年恒例なんです。
随分ゴミを拾いました。毎年家内と娘たちは参加するのですが、
今年は三女が参加してくれただけでした。

夏休みの課題や部活で子供たちは疲労困憊なのです。
休みなんて無いですもの。起きれないで寝てました。
午後には新しいクライアントにプレゼンでしたから、休む間もなく
直ぐに他の設計に掛かりました。
野尻湖の設計変更に伴う基礎の設計をあげ、契約書類も作り、
かねてから計画していた「看板」作りに手をつけました。

実は本日、テレビ静岡の夕方の番組で我が家が紹介されました。
きっとこのブログの読者の方が推薦してくださったのだと思います。
数日前に「アーバンギアさんという子沢山の方に会って見たい」
という街頭インタビューに答えた方がいるのですが、と局から
電話があったのです。

「本多さん」ではなく、「アーバンギアさん」ですから、社長も
黙ってはいられません(笑)
事務所の宣伝になるかもしれないからということで、中継に出ることを
OKした次第です。折角なので、この機会に看板を作ろうと思った
訳でございます。長女と次女が一生懸命に手伝ってくれました。
隣の良彦も手伝ってくれたり(笑)
夕方近くになって完成はしませんでしたが、私は、プレゼンへ。

予算を2000万円くらいオーバーしそうな計画を作って持って行きました。
私が考えたんじゃなくて「要望」に合わせた計画です。
私は、無理だと分かっていても「夢」を一度くらい図面化してあげたいと
考えている建築家です。その正に「夢」を現実にするための作業こそが
正式に設計を受任することだと思っているので。
で、正式に仕事の依頼を受けました。ここからが正念場です。
いつものように「既に」縮小案を考えて有りますから、施主と話合いながら、
実際に建てられそうな計画に持って行きます。

で、帰宅は20時近くでしたが、そこから看板作り再開です。
ってまぁペンキで塗っておいた「ロゴ」を看板に留めただけですが。
昼間手伝ってくれた良彦と深夜まで飲んでしまいました(笑)
実に久々の「飲酒」です。もうまともに何ヶ月も飲んでいなかったので、
酔いましたね。

今朝は穴掘りをして看板を立てました。きつかったです。
我が家の周辺は岩だらけで、スコップも鍬も満足に入らないんです。
長男と次男が、ちょっと手伝ってくれました。子供たちが手伝ってくれた
御蔭で、念願の看板を出すことが出来ましたよ。
残念ながらTVの中継では看板が映る事は無かったんですが、
アトリエの宣伝っていうより「子供たちの頑張り」を大勢の人に知って
欲しかったですね。
折角、看板出しましたから大勢の方に来所して欲しいですね。

秋は毎週イベントが続きます。息子の模擬試験もありますね。
長野や滋賀や東京に横浜と出張も連続であります。
野尻湖では、やっと工事が再開されるので、降雪までに一気に外部を
まとめてしまいたいと意気込んでおります。
琵琶湖の家も大型の鉄窓が取り付くので、これも本当に楽しみです。
明日は窓枠の詳細図を書かなければ...

仕事は大変に忙しいのですが、色々な仕事をとっかえひっかえ
出来るので、楽しめます。嘘です。とても苦しいです。
間違いの無いように慎重に事を進めなければですね。



狭い国道、しかも山道。大変に危険だ。



飲酒運転も劣悪だ。



ボロボロだった襖の張り替えも長男、次男がやってくれた。



嫌な顔なんて、ひとつもしない。頼りになる!!



高価な荏油や亜麻仁油なんて使わなくても大丈夫!これは、オリーブ油。



デザインは、おねえちゃん。



こんな朝でした。

054-206-4343
atelier@urbangeardesign.com
http://www.urbangeardesign.com

HPもよろしくお願いします!  

Posted by アーバンギア at 20:00Comments(3)あれこれ

2016年08月27日

設計

ずっと設計やってる。

そりゃまぁ職業なんだから当たり前だ。
でも、これだけ引っ切り無しに、ずっと計画ってのは...

一番体調が悪くなったときと同じ感じがしている。
手が痺れて喉が渇いて痛い。で、目玉が痛い。
大丈夫かな...  

Posted by アーバンギア at 20:01Comments(0)建築

2016年08月26日

LDKってのが分からない人はいますかね。


「リビング」「ダイニング」「キッチン」の頭文字を取ってLDK。
リビングってのは「居間」ですね。ダイニングってのは「食事室」、
で、キッチンは台所ですよね。これが全部繋がっているから
LDKって言うんですよね。

まぁ豪邸ならば無いんでしょうけど、狭い空間を仕切るよりは
機能的だし広く見えるからってことで日本に普及したんでしょうね。
アメリカなんかだと余程狭いうちでもない限り無い形態ですかね。
居間は居間ですね。キッチンもデッカイので、まぁ独立してます。

LDKなんて英語で呼んでいるので、完璧アメリカだよね!な
イメージを持たれるんでしょうけどね。
私は「おしゃれ」ってのは個人差があると「やっと」理解できました。
まぁ色々な人がいるものですよ。
私は若い頃は「モダン」で「クール」な空間が、おしゃれだと
思ってましたね。最近では物置小屋を改造したような場所で、
オーガニックな材料で作ったヘルシーな飯を「こじんまりと」食べる
なんてのが「おしゃれ」な感じで、もてはやされていますよね。
分かります。

今日は住宅の設計をやっていたんですが、要求にまとまりが無い
ので、大変に困りました。なんか久しぶりに「和モダン」傾向のある
空間を作ってみようかなと思いましてね。
「宮脇 檀(まゆみ)」って人がいたんですけどね。
私は、あんまり建築家って詳しく知らなかったんですけどね。
自分で設計する住宅に何か似てるなぁ~とかって思ったのが
いくつかあって。その作家が宮脇 檀だったんですよ。
ふ~んて。

なんか、みんな考えることって同じだなぁとか、ボーっと思いましたね。
なんとなく急に宮脇先生を思い出したりしてね。
少し「ちゃんとした」建築家らしいものを設計したいなって思いましてね。
どうせ実施になるものじゃないんだし、コンペでもないし。
たまには伸び伸び設計したくなってですね。って、始めれば、
がんじがらめになって苦しんでますが(笑)

畳がある設計って「1年」もやってないんですよ!!
今時は、そうなんだなぁとか思ったりして。たまたま「畳のある場所」が
欲しいって言われたものですから。私が独立したばかりの頃は
「必ず」クライアントの主人は畳でゴロゴロしたいって言ってましたね。
私は当時は「......」な感じでしたが。まぁ今は分かりますね。

畳の部屋で死にたいですね。本当に。

  

Posted by アーバンギア at 19:51Comments(2)あれこれ建築

2016年08月25日

おんぼろ建築家

今日から「新しい」案件に取り掛かりました。
朝早くに現場の測量に「社長」と行ったのですが。
あっついっすねー!!!

外で仕事をやっていらっしゃる皆さんには完全に脱帽です。
私は標高の高い山で、しかも家の中で、ずっと仕事をしている
ので、もうすっかり「頑張る」とか「我慢」とかってのが出来ない
体になってしまいました。もう爺さんです。
っていうか、頑張っている本物のお年寄りに叱られそうです。

さて仕事です。
まだ正式に受任していません。いつもの「お試し」ってやつです。
私は最初から設計契約を迫ったりしません。報酬も「払えるだけ」で
良いと「誰にでも」言っています。もし1円も払えなくても(って無いか)
代わりに野菜で払うからと言われても「分かった」と即答します。

この能力は神に与えてもらったもらったもので、自分の努力など、
たかが知れていると思っているからです。
いずれ私も死にます。別の世界に行ったときに久遠の母や父に
褒めてもらいたいのは言うまでもありませんが、臨終の床に
着いたときに、それまでの人生を振り返って、なにより「自分で」
自分を褒めてあげられるような最後を迎えたいと考えているからです。

今回の依頼者は、ちょっと変わっていて、この拙いブログを、かれこれ
5年ほど読んで頂いている方でした。ただの一度もコメントは頂いて
おりません。なにか調べ物でもしていて、このブログに辿り着いた
のでしょう。つまり今日の記事もお読みいただいているはずですね。
なんだか気恥ずかしいです(笑)
私はブログに建築の事や自身の仕事のことを書く事は「滅多に」無いです。
他の設計事務所の方や建築家、工務店の方は当然「商売・集客」の
ために、お書きになられているので、仕事のことや「食べログ」的な
ことが中心になっていますよね。

つまりは依頼者の方は「私の何か」に惚れ込んで、お問い合わせを
頂いたということになるんでしょうかね。間違いましたね(笑)
でも嬉しかったです。
「頼むなら、いつかは本多さんにって思ってました」ってメールが来たら、
仕事になんかならなくたって、全ての疲れが、吹っ飛びます。
一気に目の前が霞みましたね(笑)
でも、だからって「特別扱い」なんてしないです。
私は「いつだって」依頼者は「特別な存在」なんです。実際に仕事に
ならなくたってです。

時間をかけて相手のことを知って、何がベストなんだろうって想像します。
実に楽しいですよ。私は、そもそもが繁盛している設計事務所にいる
訳でもないですし、死ぬまでに「いくつ」設計を実施できるか?って
ことを真剣に考えたら、そりゃもう毎回「真剣勝負」ですよ。
まぁでも最初のプレゼンは「ろくに」法規も調べません。用途地域と
建ぺい率に容積率だけで十分です。って感じです。だって「青写真」です
からね。今日も「朝の6:04」にLINEで、奥様からメッセージが届きました(笑)
朝の6時にインテリアは、こんなのが良いですって言って来るんだよ?!
流石に笑いました。
きっと眠れないんですよ。
夢うつつな状態で「あっ!本多さんに言っとかなきゃ!!」とかって
思ったんじゃないかなってね。

だから私も朝一で現場に行ったんです。そしたら気配を感じたのか(怖っ!)
ご主人が現場に「走って」やってきて。早く行かなきゃ会社に遅刻するって(笑)
ちょっと前に「はずしたプレゼン」をしてしまったので、依頼者に細かく
要望を確認すると「最初は、あまりFIXで考えたくない」的なお言葉を
頂戴しました。これも「普通」ですね。最初くらいは外れようが、予算オーバー
だろうが、「作家の意気込み」を見てみたいと考える方が建築家に
依頼を出す方ですからね。

私は小さなスマホの入力画面で、ちまちまLINEを送るのが嫌いです。
老眼が酷くて、イライラします(笑)
でも私も気になったことを直ぐに聞きたいですし、クライアントが「何を」考えて
いるのか直ぐに知りたいんです。それを直ぐに計画にフィードバックさせたいと
考えて「嫌々」LINEをやってます。私のクライアントは「みんな」知ってます。
私が嫌々なのを(笑)

ここのところ失敗を含めて「全部」おんぼろ建築がテーマです。
もう1年以上「おんぼろ系」(そんなのあるか?!)の依頼ばかりです。
まぁ得意なのでノッテやってますけどね。
持病のパニック障害が出なければ、もうとっくに1級建築士なんだろうなぁ。
もう後輩が立派な「先生」になったのに私の扱いは「能力の無い2級でしょ」
のままだもんなぁ...
この前なんて「11-9」の答えが「全く」出てこなくて子供に答えを聞いたという。

そのちょっと前には東大を受けようって言う倅に「数列」を教えたのに...
馬鹿じゃないと思うんだけどなぁ...
馬鹿なのかなぁ....俺。
確かに「設計」しか出来ない馬鹿だけど。ただの建築馬鹿だよな。
軽蔑されて当たり前だ...  

Posted by アーバンギア at 21:00Comments(0)建築

2016年08月24日

高飛車

「飛車」ってのをご存知であろうか。


将棋の駒のひとつだ。王将を守るように位置している「角将」と
並んで重要なポストにある駒なのであるが。
駒の中でも最も「要職」にあるのが「飛車」だと言ってもいい。
飛車は自らの存在も大切にしなければならない「難しい」
駒でもある。飛車と角将を取られたら、もう負けたのと同じだ。

その重要な駒を勝負が始まって直ぐに動かす「布陣」がある。
「浮き飛車」と言って、飛車の前にある「歩」を前に出し、飛車の位置を
最初の位置から2間上に動かしたことを「高飛車」と呼ぶのだ。
この戦法は相手にとって実に「一方的」で「高圧的な」戦法で、
傲慢とも取れる。強い相手には簡単には使えないだろう。

そんなことから、普段「棋士」でもないものが「高飛車」と使うときは、
自分か相手が、自分か相手にとって「高圧的」で「不遜な」態度を
取っているという状態な訳だ。
高飛車な人間は「不完全」極まりないと思う。非常に幼稚で
みすぼらしい。十分に大人として扱われる年齢なのに、高飛車な
人間は、どこから見ても「浅ましい」と感じる。

高飛車な人間は利己的な人間である場合が多い。
手前勝手な理屈で配慮を大きく欠いた発言で人を貶めようとする。
またそういった愚劣な行動で恍惚とした表情を浮かべる、言わば
「変質者」だ。気持ちが悪い。

今日は長男の誕生日だ。19歳になった。
息子は口数が少なく、忠実で忠義だ。大変に利発で相手にしていると
気持ちが軽やかになるほど楽しい。人望もあり思慮深い。
親の私が教わることも大変に多い。
ただ少しだけ、人に対して寛容になれないところが見受けられる。
親に「そっくり」だ。

息子は決して「高飛車」な態度は採らない。勤めて謙虚だ。
しかし、胸の内には強い信念と自信を秘めているように思う。

不遜な態度を採られて心静かにいられないとき。息子の生まれた
病室に響き渡った「産声」を思い出してみる。
裸の「何も出来ない」生まれたばかりの「人間」」は、とにかく泣いた。
人として一番最初にやったこと。それは「泣く」ことだった。
誰にも教わりもしないで出来た。気持ちを伝えようとすることをしたのだ。
私は上手な人間ではない。
上手にしているつもりでいる。
だが、上手く行かないことばかりだ。

でも偽り無く「一生懸命」な人間だ。毎日「全力」だ。障害を乗り越えようと
懸命になっていることだけは絶対に嘘が無い。
どんなに蔑まれようが、私は「人からの信頼」を勝ち取りたい。
そのために毎日のように努力しているのだから。
喜んでもらいたい。

喜んだ人の笑顔を見たい。そして私も笑いたい。
だから変えない。私は変えない。
息子にも、そう生きて欲しいと強く願う。


  

Posted by アーバンギア at 17:36Comments(6)あれこれ

2016年08月23日

終わりました

夏休みの宿題。なんとか皆さん、やり終えました。

小学生は夕方までには終わりました。中学生の長女も
「たった今」、理科の実験レポートを作り終わりました。
明日から学校です。晴れやかな気持ちで「久々の」登校が
出来るんじゃないでしょうか。

私も設計の修正を「2物件」出し終わって、ホッとしています。
明日一日やり過ごせば夏休みは終わるのですが。
でもでも高校生は今月一杯、夏休みですし...
小中学校は4日間も「お弁当」なんです。ああ...
休みが終わった途端、急激に仕事が増えるという...

まぁ子供が多いんですから仕方が無いですよね。
みんな事故も病気も無かった良い夏休みでしたね。
夏休みの終わりに大変に残念なニュースも飛び込んできました。
今日は一日そのニュースのせいで気分が悪いです。

やり始めるまでは御機嫌に各々「何を描く」だの言っていたのに、
描きはじめれば散々文句を言って直ぐに飽きてしまい。
仕舞には、でっかい声で「お説教」され、泣きながら描き出すと。
それでも完成間近になってくると笑顔も出てきて。
仕上がった絵を、しげしげと眺める様子は実のところ「毎年恒例」。

三つ子の魂百までも

これが私の「大切な」子供たち。




  

Posted by アーバンギア at 22:01Comments(1)子育て

2016年08月22日

宿題はっ?!

中学生は、あと「一日」、小学生は、あと「二日」で
夏休みが終わります。現時点で全部終わったのは
末っ子の南呂だけ。

中学生の実験が今日終わって、明日はレポートを
作るんでしょうけど、写真のプリントアウトは私の仕事。
あとは小学生、二人が「絵」を仕上げれば、修了なのですが。
高校生の馬鹿ふたりは終わるのでしょうか。
特に次男坊は家にすらいません。死ねば良いのに。

結局毎年、最後まで残るんですね(T_T)

仕事に集中したいのに、ちょくちょく呼び出されて。
先ほど遅れた仕事を取り戻そうと夢中になっていたら
レトルトのカレーを鍋で、焦げつかさせてしまいました(T_T)
でも野尻湖のフロアプランが決定したので超うれしいですっ(T_T)
でも先だってプレゼンしたものに「駄目だし」のメールが届きました(T_T)
再挑戦させて頂く旨、返信しておきました。
あと琵琶湖の家の鉄窓の微細な修正もお願いしたし。
事務所棟の設計変更も「山」は越えたし。

やれば終わりに近づきますよね。
ね?



泣きながらやる子は最初に出来上がります。
で、途中から笑顔が出てくるんです。
仕上がりにも満足しているようでした。私は、グッタリデス(T_T)  

Posted by アーバンギア at 21:39Comments(0)子育て

2016年08月21日

単純なものほど効果がある

昨日の帰宅は深夜でしたので。

ブログを書く気力も無かったですね。アクセスが、ドカンと
上がっていますが、どうも昨日BS日テレで我が家の特集が
再放送されたようですね。

まぁそんなことは、どうでも良いのですが。
昨日は、本当なら怒涛の三連チャンでクライアントとの
ミーティングを決行しようかとも考えていたのですが。
朝からの事故渋滞や雨の影響での交通渋滞で、最初の
プレゼンでさえ押し気味で。
その後は駆け足で息子の志望校の見学のために駅の構内を
移動するはめに。

「おまけ」で着いて来た次男のリクエストで下北沢に移動して
随分遅い昼飯を食ったものですから。駐車場が空いていれば
吉祥寺から井の頭線で、いっぱつ移動が可能だったのですが。
じょーじ、こみこみで。
そこからの移動に時間も掛かって。

小雨が降る中で広いキャンパスを移動するのは多少難儀でしたが。
息子は、テンション上がっていましたね。先だって行われた模擬試験
では、下手をすれば「0点」の科目もあったようですが。
なんだか、「行けそうな気がする」くらいまで見学後は言ってました。
単純ではありますが、学校の見学は「やる気」が出るようですね。

反対に私のプレゼンテーションは「複雑」過ぎて、意図とメリットが
上手に伝わらなかったようです。まぁ失敗ですね。トホホ。
今日は速攻で気分を切り替えて野尻湖の変更を検討しています。
明日には平面計画を決定して、直ぐに別の変更計画に取り掛から
なければなりません。これも一両日中には上げてしまわないと、
もう叱られてしまいます(T_T)

息継ぎをしたいです。
でも息子も同じ気持ちだと思うと、私は弱音を言葉に出来ないですね。
良い手本にならなければですね。頑張ります。



「チャコも大学行けば良かったな」だって。もっとも安田講堂が
似合わない人物の一人です。


  

Posted by アーバンギア at 21:40Comments(0)あれこれ建築

2016年08月19日

祝 上棟!!

今日は大安ですね。

琵琶湖の家の建て前がありました。滋賀、京都地区では
夕方前には作業を切り上げて「上棟式」を行うようです。
まぁお祝いですね。食って飲んでですよ。

私は現場監理を仰せつかっていないので、義務は無いのですが、
やはり自分の設計した建物が姿を現す瞬間には立ち会いたいです。
行くつもりだったのですが、諸々重なって行けず終い。
施主が建て前の様子を画像で送ってくれました。嬉しいですね。
自画自賛で若干恥ずかしいですが、久しぶりの平屋は低く構えて
大変にカッコイイ!!

小屋をイメージしているので、軒高は、ギリギリまで低く設計して
あります。プレカット工場の設計担当の女の子は「大丈夫か?」って
何度も何度も電話してきましたよ(笑)
大丈夫なんだよ!って言うんですが、あれだけ言われると、若干
不安になったりしてね(笑)
法律では居室の天井高は最低でも2.1mなきゃ駄目ってことに
なっています。居室ってのは「継続して」使う部屋のことです。
ですから洗面所や便所なんかは、どーでも良い訳です。

あと玄関ホールなんかもOKですね。今回玄関ホールが2.1mしか
無いんです。平らな天井にすると。それを心配してくれたんですね。
居室は全て「勾配天井」なので、高い部分は結構な高さになるんです。
外観的にも低さが強調されるように作りました。
昔の家、「にこいち長屋」なんかは、低かったですよね。
私は、そんな所に住んでいました。そこら辺の経験も期待されて
ご指名を頂きましたから、出来るだけ低くするのが私の使命だとね(笑)

ここから細部に拘り抜いたディテールの積み上げが始まります。
非常に楽しみですね。
施主と一緒に大酒を喰らいたい心境ですが、明日が早いので、
一杯だけスコッチで乾杯させて頂こうと思います。
って、野尻湖のフロアプランが終わったらですけどね(T_T)


  

Posted by アーバンギア at 20:08Comments(4)建築

2016年08月18日

ミニカー スケール

何年振りでしょう「トミカ」を買ったのは。

20日は新築住宅のプレゼンです。計画も複雑だったので、
白模型も作りました。一つ前の案件では敷地が大きく高低差のある
ものでしたので、クライアントからの依頼も手伝って模型を作りました。
私は提案の段階で模型を作る事は少ないです。
いくつか理由があるのですが、最もなものは「ジンクス」です。
模型を作ると必ず実施にならないんです。それどころか、契約にすら
ならない。もう完全「ただ働き」なことが100パーセントだったんです。

そんなこともあって模型を作らなくなりました。まぁ設計依頼の内容が
図面だけで十分理解できるものばかりが続いたってのが理由かも
しれませんけどね。琵琶湖の家は実施になりますし。
今回は狭小地であり法律との絡みもあって、図面で説明するより
早いだろうなと。
で、今日模型の添景に使う「自動車」を買ってきたんです。

最初は「EBBROギャラリー」へ行きました。
毎日通る場所でしたし、豊富なラインナップは周知でしたので。
今回購入しようと考えていたのはFiat500。新しいバージョンです。
今後は軽自動車に乗り換える予定だと言っていたクライアントの
計画に合わせて設計図にチンクを入れてあったので。
他にHONDAのFITでの転回軌跡を検討して図面化したのですが、
私がチンクを好きなもので(笑)

店に入ると新しいチンクはありませんでしたが、オリジナルのチンクエチェントが
ありました。赤と、何ともいえないグリーンとブルーの中間のような色。
後者の方が一発で気に入り、店員さんに価格を尋ねると
「5800円です」と。一瞬固まりました。1/42のミニカーに5800円。
でもスケールが1/50の模型に近いものでしたし、なによりカッコイイ!!!
一緒にいた家内が電話で店外に出た隙にレジに行って「これ、ください」と
言いました(笑)バレたら大変です。
ですが、その商品はフロントガラスの部分が破損していて不良品のため
売ることが出来ないと。
在庫を確認して連絡を頂くことにしたのですが、外にいた家内に
値段の嘘をつけなくて、正直に5800円だというと、駄目だとは言われ
ませんでしたが、あからさまに「馬鹿馬鹿しい」という表情。

私も、あるかどうかも分からないみたいだし、トミカにしようかなと、
家内に告げました。その足でトイザらスに。
ここも久しぶり。長男は、ミニカーお宅で、まぁ随分と買い与えたんです。
100や200は、あったと思います。全部あげちゃいましたけど。
お目当てのFiat500、ありました!!ルパン三世のバージョンもありましたが、
スケールが明記してなかったので、ノーマルで且つ「最新バージョン」の
チンクを購入。スケールも1/59ですから、まぁ軽自動車をイメージするには
丁度良い大きさだと思いました。価格は、なんと390円!!
ここが一番嬉しかったですね。

5800円では片道の高速代が出てしまいますからね。
プレゼンが失敗して仕事にならなければ、きっとFiat500は一生嫌いに
なってしまうでしょうし。
ただ予定を変えて遠回りをして昼飯を外食してしまったので。
回転寿司で3600円使いましたから、なんとも言えない気持ちです(笑)

しかし冗談抜きで良かったです。
購入したトミカのボディは「白」です。模型の中に添えるものが色つきでは
主張しすぎて上手くないんです。スケールも多きい方にサイズが傾いていると、
やはり主張しすぎて建物の印象をスポイルします。

実は今日は、このブログを通じて私を知って頂いた方から建築の相談を
頂きました。ありがたいことです。こちらについても何か進捗しましたら、
記事にして紹介させて頂こうと思います。
ですが、急がなければならない案件が3件ありまして。
今晩から計画を考えようと思っていたのですが、どうも風邪か熱中症の
ようで、目眩や眠気が酷くて、今日は昼飯の後、車で少し寝てしまいました。
今も集中力は皆無に近い状態。出来るのかなぁ...

明後日は一日つぶれるでしょうから、明日、目一杯頑張るしかないですね。
23日には改修工事が始まるのに、今からプランを全部作り直すという!!!
信じられません。設計料の高額請求を出すつもりです!!
明日は琵琶湖の家の上棟です。上棟式に出たかったのですが...
まぁ美味しいところは縁が無いのが私です。9月になる頃か、8月の終わりには
一度現場に行って大工と会ったり、建具屋さんとの打ち合わせに京都まで
行こうと考えています。それと同時期に信濃町の現場にも行かなければ
ならないでしょうし。町内会の庚申供養もあったりと。

ぼやぼやしてると運動会だの敬老会だのと。
精神崩壊しないでしょうか、大変に不安です。

まぁ今日は、ボーっと計画でも考えることにします。




  

Posted by アーバンギア at 20:38Comments(0)あれこれ建築

2016年08月17日

夏休みの工作

土曜日のプレゼン資料が全て揃いました。

資料って言っても建築ですから、まぁ設計図ですよね。
今回は、パースと模型も作りました。結構な力の入れようです。
私のような無名で弱小の極みのような建築家は、いったい
「何が」売りになるのでしょう。随分考えました。
想像するものは「持っていない」ものばかりです。
そりゃそーですよね。

「もし○○だったら」
そう思う事は経営に真剣な証拠です。
しかし、かれこれ18年ほどやってきて、「無いものねだり」が
「何か」を与えてくれる事は恐らく「無い」だろうと悟りました。
逆に「持っているもの」を「磨く」方が効果は大きい。
または、それしか道が無いと悟りました。随分掛かりましたね。

そもそも「持っている」から独立して仕事を始めた訳です。
確かに最初は「ちょっと」しか持っていないんです。
でも、その「ちょっと」は「確かな」ちょっとな訳です。確実なって。
だから、それだけでも食えるはずなんですよ。
でも食えなくなってくる。これ、誰でも同じなんです。
相当に、あれこれ持っていたり、資金力があって始める「企業」
であっても、同じように食えなくなってくる。

で、その企業も同じ事を考えるんです。「あれがあったら」とかって。
私から見れば「物凄く持ってる」なぁ~と羨望の眼差しでも、
まだまだ「貪欲」に欲しがりますね。
要約すると「自分以外」のものに憧れている訳ですよ。
でも自分でないものになったら、誰が、コントロールするって
いうんでしょうかね?ということを悟ったんですね。

今日、娘たちの「図画コンクール」の作品を少しだけ見てあげました。
まぁ駄目駄目です。何が駄目って「やる気」の無さが下書きから
伝わってきますよ。逆に心が「完璧」に表現されていて、もう
「金賞」受賞でございますよ。
私は、叱ったりしません。やる気が無いのなら描かなければ良い
だけです。「やめな!!」と言います。プールにでも行っておいでと
言って、本当に止めさせます。
そんな気持ちで絵を描いたって、ろくなものが描けるはずがありません。

流石にやらなければ困ると思った娘たちは今日は「しぶしぶ」
始めたのですが、まぁ5分も経たない内に「鼻を鳴らす」こと。
「出来なぁ~い」ですと。甘えているんですね。
次女は結構才能があります。でも昨日「勝手に」描いていたデッサンの
方が断然「力」がありました。今日は甘えているので駄目です。
でも叱りません。ちゃんと絵を描く気持ちにさせなければ意味が
ありません。


絵を描く事は決して「苦しい」ことではありません。その気になった
子供たちは「ひとつハードルを越える」と笑顔が出てきます。
楽しくなるには必ず超えなければならない「ハードル」があるんです。
勉強も仕事も変わりありません。遊びだって同じです。
最初から、サクサク出来ることなんて「本能」でさえも「無い」のです。
ですから「どやしたり」「なじったり」しても無駄です。
非常に馬鹿馬鹿しい教育方法です。
指導には「根気」が要ります。そこだけは我慢の連続です。

ハードルを越えるまでは、厳しく接する必要もあります。
ですが、基本的には「突き放す」ことは役に立ちません。それは
「自然」と「相手」に任せた成長です。指導とは違います。
動物ではありません。人が人を「教育」するのですから、頭脳を使って
導く必要があります。

私の通っていた小学校は、いわゆる「マンモス校」でした。
私の学年は300人以上いました。6学年で1000人を超えます。凄い!!
夏休みには毎年「図画・工作」の宿題が出ました。どの教室だったかは
忘れましたが、毎年「作品展」が開かれます。流石に上級生たちの
作品は「うなる」ものが多く、小さな私は、それを見て「凄い!!」
「僕も作ってみたいな!!」と興奮しました。

大きな学校に通うメリットは、ここです。
やはり「良い刺激」も沢山「他人」が与えてくれます。
自分では気がついていない才能も、人の手によって開かれる場合も
多く有るのです。娘たちの通う学校は全校生徒で5人です。
まぁ無いですよね。なので私は子供たちを小さな頃から、アマチュアの
作品展や美術館に連れて行きました。書籍も買いました。
作品だけでなく作家の「生い立ち」や作品のエピソードなども、
極力話して聞かせました。

それでも実は。
私は工作が「苦手」なんです。(笑)
絵を描くことは結構好きなんですが、立体物を「切ったり」「貼ったり」
「こねたり」「削ったり」するのが嫌いなんです。「飽きちゃう」んです。
絵画ってのは、一筆一筆で、どんどん表情を変えてゆくのですが、
立体作品は、まぁ形が「目標」に近づいてくるには相当に時間が掛かります。
絵画だって、そうなんですが、彫刻やインスタレーションは「完璧な到達点」を
イメージできる人でないと取り組めないと思うのです。

根気があるというよりは「ビジョン」を持てる人、または作り出せる人。
立派な人です。そこへ行くと絵を描く人は根性が無いのかもしれません(笑)
ダヴィンチやミケランジェロに殺されそうですが(笑)

白模型の制作期間は、だいたい1週間。投げ出したくならないです。
物凄く「イライラ」しながらやってるんですけどね(笑)
なぜ投げ出したくならないかというと、それは「完璧な設計」が有るからです。
設計をした期間は模型を作るよりも掛かっています。でもこちらは、軽い
イライラで、どっちかっていうと「楽しんで」やれました。
だから職業に出来ているんだと思います。
白模型を我慢して作り続けられるのは「明確な目標」、つまり「図面」が
あるからです。

人生においても「ビジョン」は大切です。
目的地までは楽しいこともあるでしょうが、その殆どは「苦しみ」でしか
無いのかもしれません。実は絵を描く事は「手探り」な部分が多いです。
しかし彫刻などは「作業性」が高いです。つまり「やっていれば」確実に
終わりに近づくという性格を持っています。
絵を描く事は「計画」を立てることが難しいと言えます。
ですから絵を描くことは「冒険」に近いと私は考えています。

人生を「確実に歩む」という言い方があります。
ですが私は、そんなもの「無い」と思っています。「確実」とは...
今、言ったように「それは」生き方の問題、嗜好の問題だと思うのです。
絵を描くのが好きな人。彫刻が好きな人。工作が好きな人。様々です。
確実なのは誰もが「死に向かって」生きているということだけです。
だからビジョンとは最終的には「どういう最後」を迎えたいかという事に
なるのではないかと私は考えているのです。

やはり私は、ペインターなんだと思うのです。


  

Posted by アーバンギア at 20:56Comments(0)あれこれ子育て建築

2016年08月16日

雨で助かる命

山の15日は激しい雨でした。

物凄い「降り」で天井が抜けたかと思うほど。
今朝になって小学校から電話がありました。
またも熊が出没したと。
冬が近づくと熊の活動が活発になりますが、
今時分は、おとなしいと思うのですが...

雨が降れば川で泳ぐ人はいないですよね。
今日は水かさも増えて、流れもきつくなっていました。
なにより濁流で泳ぐ気にはなれないと思うのですが。
遠方から、わざわざ遊びに来た人は、それでも
泳ぎたいんでしょうかね。
あの流れの早い川で泳ごうとしていた子供たちを
大勢見かけました。

15日に雨を降らせたのは「御先祖様」じゃないで
しょうかね。私は、そあんな気がします。
多くの先祖が話し合って、子孫の命を救うために
今日は雨を降らせようじゃないかと話し合ったような
気すらしてきます。

水の事故で死ぬ確立は宝くじの1等に当たるより、
ずっとずっと高いです。自動車事故なら、もっともっと、
それこそ福引の三等に当たるより確率が高いです。
車の運転は避ける事は難しいでしょうが、水の事故は
「行かなきゃ」遭いません。

今日、台所に立つと、アブが蜘蛛の巣にかかって、
それこそ「虫の息」になっていました。
昨日、同じ場所で掛かっていたアブを助けてあげました。
同じアブかは分かりません。
でも私は同じアブのような気がするんです。
運命は変えることが出来ないのでしょうか。

水の事故で死ぬ運命だった人たちは、やはりどうしても
水の事故で死ななければならないのでしょうか。
もしそうだったとしても、それを知っていたら、なんとか
ならないものかと、抗ってみるのが「親心」ってものじゃ
ないかと私は思うのです。

子供は益々言うことを聞きません。もう精根尽き果てます。
それでは破滅するぞと思って一生懸命に諭すのですが。
では、なんのために私の子供に生まれてきたのでしょう。
では、なんのために私と結婚したのでしょう。
お盆が過ぎれば、もう家族は、バラバラです。

  

Posted by アーバンギア at 17:55Comments(0)あれこれ

2016年08月15日

白模型 スタディ

何とか模型が完成しました。20日が、プレゼンです。
まぁ正確には完成していません。あと土台を作って。
土台ってのは敷地です。少し植物を作っておきます。

今回は大変でした。スキップフロアと「斜め壁」が大変なんです。
斜め壁の納めも大変ですが、そこの「屋根」が大変なんです。
切り妻や片流れ屋根は楽です。しかし「寄棟」は大変です。
そして斜め壁が台形だったりしたら。もう難易度Cでございます。

PCで起こした図面をカットするだけでは屋根が掛かりませんから。
組み上げた壁を計測して、少しずつ調整して屋根を掛けます。
プレゼント言っても、このような複雑なプランの場合、私は、
ある程度、構造も設計しながらエレベーションを決定しています。
今回は高度地区で第一種に指定されている関係もあって、
建物の高さも、ぎりぎりまで高く出来そうなレベルを何度も何度も
計測しながら設計しました。

そんな訳で、模型を組み上げるときも「適当」でなく、正確に
「高さ」を表現しながら組むことが出来たのです。まぁ材料が
1㎜単位になっていないので、そこらへんは大変に苦労しましたが。
やっぱ1/50は作るのが大変です。1/30が基本ですね。
相当に大きな建築物を「大きく」見るためには1/50が良いのですが。
カットモデルには、しんどいですね。

出来上がった模型を、あちこちから覗いて見てみます。
相当に実際の建物の空気感を味わえます。やはり模型は、プランの
確認には相当に有効ですね。特に素人、クライアントには、
役に立つアイテムだと思いますね。私も今日作っていて、実際には
下屋を葺く事が困難じゃないかと発見できました。
実施までには、あちこち詳細に検討しなければなりません。
っていうか、仕事になるんでしょうか...

予算があっての建築ですから、まぁ相当に規模を縮小しなければ
ならないことは避けて通れない気がしています。
まぁでも最初くらいは、ねっ!





http://www.urbangeardesign.com
atelier@urbangeardesign.com  


Posted by アーバンギア at 21:57Comments(0)建築

2016年08月14日

休み

休み?!なんですか、そりゃ?!

今日は5時半には起床ですよ。
6時半には子供たちを送っていきました。家内が。
部活の試合だ?!部活の個人練習だ?!模擬試験だ?!
いい加減にしてくれ!!!

私は7時には模型作りを始めていました。現在も続けています。
全く休んでいません。もう15時間は、やってます。
明日も忙しいです。もちろん模型を作ります。
まぁ~だ部活が、あるそうです。顧問は気が狂ってますね。
墓参りなんて行ったことも無ければ、迎え火も焚いたことなんて
ないんじゃないでしょうかね。

バカボンの友達が「泊まり」にくるそうです。
あの態度で、どうして私が「接待」を仰せつかった「召使」の
ように、ただでさえ人数が多い家庭なのに、無償アンド御招待で
もてなさなきゃならないんでしょうか?!それも4名様御一行!!!

ああ、仕事が、あるんだよ。
分かってんのかよ...
本当に分かってんのかよ........................


  

Posted by アーバンギア at 22:56Comments(0)あれこれ子育て

2016年08月13日

お盆だから素粒子

今日は息子の模擬試験がありました。明日もです。

明日は理科と英語です。息子は物理が好きなんだそうです。
決して得意な訳ではありません。大学受験も化学と数学で
失敗していたようですし。私も数学は大の苦手。
でも!物理学に興味があります。う~ん、やはり蛙の子は蛙。

今日は俄かに雨が降ってきたので、家族の帰宅を待たないで
ひとりで迎え火を焚きました。黙祷していましたが、ひときわ
大きな音で「パチンッ!!」と音がして、ああ御先祖様だなと
思い、目を開けました。

話は変わりますが、物質は「何で」出来ているかご存知ですか?
私は大学も出ておりませんし、物理については本当に駄目駄目な
成績で終始しましたから、こんな輩が何を語る?!という感じでは
ございますが。
今日は色々思い出していました。
中学では物質は「原子」と「分子」だと教えるに止まりますよね。
私は高校では電気課に通っていましたから電気や物理については
相当に勉強させられました。寝ているだけでしたが。

高校では原子は「陽子」と「中性子」が一緒になって、原子核になり、
その周りを「電子」が回っているんだと教わりましたが、
今では、どうなんでしょう。ちなみに陽子や中性子は、
もっと小さく出来ます。それを「素粒子」と呼んでいます。
この「素粒子」については高校では教えません。非常に問題だと
私は思っていますが、同じように考えている学者も多いのには
驚きました。実は「素粒子」を説明するのは大変に面倒です。
難しい事はありませんが、「面倒」なのです。
なぜなら「素粒子」は「つじつま」が合わない物質だからです。

素粒子は今のところ物質の最小単位だと考えられています。
原子核は「1㎝/1兆」です。死ぬ。
それよりも遥かに小さなものが素粒子ですから、更にそれよりも
小さなものが「ある」のか「ない」のかなんて、考えるも嫌になりますね。
ちなみに素粒子が発見されたのは「計算」が最初です。
いくらやっても計算が合わない。ちょっと「足りない」って繰り返し。
そこで「きっとある」と思われていたのが「ニュートリノ」でございます。

ニュートリノは恐ろしく小さくて「軽い」ので地球など簡単に通り抜けて
しまいます。ここが難解なんです。素粒子は物質なのに「質量」が
「ある」ものと「ない」ものに分けられます。
ないっ?!って感じでございますよね。
あんまり軽いから「ほぼ無し」にしちゃえってことではないのです。
本当に「質量0」なんでございます。凄い。

私が最も興味があるのは、ここなのです。
宇宙が誕生したときには「あった」のに、今では無くなってしまった
素粒子なんていう「ややこし」ものもあるんです。
人は死んだら「どうなる」んでしょう。人の「意識」は、いったいどこに
あるんでしょう。つまり「心」です。心は、しっかりと「存在」しています。
しかし質量は、ありません。ゼロです。
ですから人が死んでも、その死んだ人間の「意識」まで消滅していしまう
とは言い切れないのです。

私にとって物理も宇宙もSFの世界でもなんでもなく、とてもロマンチックで
懐かしさのあるものなのです。物理学では超能力は扱いません。
物理は「ルール」だからです。超常現象もオカルトの立場ではなく
科学的に証明することで、新しい理論を打ち立てることが可能です。
人が死ぬ。そもそも生きている状態でも「意識」は非常に複雑で、
研究するに値するユニークなモチーフだと私は考えています。

私は御先祖様が光の粒子になって、どこからともなく地上に舞い戻って
くると固く信じています。
アインシュタインは量子力学について、怪訝な表情で見ていました。
そして神の存在を否定するどころか、その存在を否定しては説明が
つかないと言いました。
科学は、進歩します。いずれ様々な事が解明され、理論付けられるでしょう。
相当な時間を経て。
ただ、私たちが共に生きた人々が御霊となって、今もなお、
共に時間を共有できることを知るに、大層な時間は要しないと思う次第です。  

Posted by アーバンギア at 20:51Comments(0)あれこれ

2016年08月12日

前世の記憶

明日からお盆休みじゃないですか?

お盆ってのは8月15日の一日だけを言うんですかね、基本。
迎え火を13日に焚いて送り火を16日に焚くってのが、
スタンダードですよね。まぁ先祖供養ですよね。

何か仏教的には年に2回ほど、あるようなのですが。
日本の夏休みと言えば「お盆休み」と言って良いでしょうね!
なのに。部活をやる馬鹿や、わざわざ模擬試験を開催する馬鹿。
別に遊ぶわけじゃねーだろ?!って思います。
お盆休みに部活をやったり試験をやったりする馬鹿は、
もう全く「信心」が無いって証拠ですよね。

私は、お盆が毎年楽しみです。亡くなった母に会えるからです。

母が亡くなった、その日。長男が、まだ5歳のときでした。
母の亡骸は家に帰ってきていました。私は小さな祭壇にお茶を
供えて、別の部屋に家内といると、長男が慌てて大きな声で
「ばぁばが、お茶が熱いから水をくれって言ってるよ!!」と。
私は沸騰させたお湯でお茶を淹れてしまいました。
まぁ死んだ人間が本当に飲むわけじゃないんだしと、思いながら、
あっつ熱の湯飲み茶碗を供えたばかりでしたので、恐ろしく
ハッとしました。直ぐに水をお供えしました。

息子は、ずっと母の亡骸のそばとを行ったり来たりしていました。
泣きながら母に話しかけている家内に向かって息子は、
「ばぁば、そこにいるよ。知らない人が二人いる。三人で立ってる」
と言ったのです。息子は母に向かって、こう問いかけたそうです。
「ばぁば、今度いつ会える?」
すると母は「もう少し先だよ、もうちょっと暑くなってからだ」と
答えたと息子は言いました。母の命日は3月6日です。
親戚の叔母は「お盆だ」と呟きました。

あまりに息子が、ひょうひょうと「有り得ない」ことを繰り出すので、
叔母は「お前、ホントかよ」と笑いながら言いましたが、その場にいた
全員が「リアリティ」を感じていたと私は記憶しています。
なぜなら、それは「5歳の子供」が「人を担ぐ」必要性が無いことと、
人が死んだということ自体も、ろくに理解していない子供が
「霊」や「守護霊」、もちろん「お盆」の存在など知っているはずも
ないからです。実際に母の葬儀の間には不思議な事が多々ありました。
面白かったです。

もうひとつ忘れられないことを息子は言いました。
「今度は男の子になって生まれてくるから、お前みたいにミニカーが
沢山欲しい」と言ったと息子は言いました。
死んだ瞬間に、そこまで「次」が決まっているとは信じられなかったのです。
しかし息子は人が死んで生まれ変わるということを知りませんし、
その表情が「代弁」しているようにしか見えなかったのです。

今、息子に聞くと、もうその記憶は無いそうです。13年経ちました。

きっと母は「上手」を言ったのでしょう。生前、息子が「ねだる」ミニカーを
「毎日」買い与えていました(笑)そこをジョークで言って別れの言葉と
したのでしょう。まだ次男は満足に喋れませんし、三男は授乳中でしたから、
溺愛した孫を代表して長男に「ちゃんといるよ」ってのを教えていったんだと
思います。ありがたかったですね。

ですから「お盆」は私にとって「約束」でもあります。そうです再会の約束です。
お盆の間だけは「頼むから」喧嘩をしないで欲しい、子供を叱ったり
しないようにしたい。穏やかで幸せな家庭を見ていって欲しい、そう
思って毎年お盆を迎えています。それも「約束」だったからです。
私は母との今生の別れのときに約束しました。幸せな家庭を築きますと。
正直、今の状態は「嘘」になってしまいますが、一生懸命に「痩せ我慢」
している「私たち」の姿を見てもらえれば十分だとも思っています。

私は死ぬことは怖くありませんが、この人生の記憶が消えてなくなって
しまうことは受け入れ難い苦悩です。ですから生きながらえてもアルツハイマー
にでもなってしまえば、もう生きている意味が無いと考えているのです。
記憶は財産です。記憶こそ、人の生きた最も価値ある財産だと思っています。
どのように苦悩の積み重ねであっても記憶は「この世にひとつ」しか
存在しません。全く同じ記憶は、絶対に無いのですから。唯一無二の存在。
それが「個人の記憶」なのです。

私たちは前世の記憶を持っていません。持っている「稀有」な存在の人もいます。
しかし、もし前世の記憶を知ることが出来ると言われても、私は必要ないと
答えるでしょう。それは前世の記憶が蘇ることで今生の記憶が書き換えられる、
または「価値観」が変わってしまっては、今まで生きてきた「意味」が無くなって
しまうと思うからです。興味や関心はあります。
しかしそれは「正しいかどうか」についてです。
つまりテストと同じです。一生懸命に取り組んだ問題の答えが「あっているかどうか」、
高得点を採りたいと思っているのは「あっているかどうか」に拘っているからです。

今の生き方は「前世」がベースになっているはずです。前回の問題点を
追及して、より高みに魂を上らせる目的があって、今を生きている訳ですから。
ですから、今、自分は「正しく予定通りに」生きているのかどうか、そこには
興味があるという訳です。問題集の巻末についている「解答集」を捲りたくなる
心境ですかね。
天上に上がった母は一年に一度、再び「母親」として私を訪ねてきます。
普段から私たち家族の加護をしてくれているのでしょうか。
どんなに疑問に思っても絶対に「お盆」にだけは、それを実行してくれる。
そう私は信じています。

  

Posted by アーバンギア at 19:47Comments(0)あれこれ

2016年08月11日

森の夏休み

イベント修了。

20名ほどの参加でした。少ないと楽ですね。
また集まりましょう!!


  

Posted by アーバンギア at 16:44Comments(0)あれこれ子育て

2016年08月10日

敷居の高い喫茶店

喫茶店で珈琲を飲むのが嫌いです。

喫茶店の珈琲は「高い」と感じませんか?
私は感じます。昔からです。
日本の喫茶店の珈琲の値段は珈琲好きには高すぎます。
何杯も飲むことが出来ません。まぁリッチな人は問題ないでしょうけど。
1杯が500円以上です。昔からそうですよね。高いところでは1000円
とりますから、珈琲を水代わりに飲んでいるような外国人から見れば
「馬鹿」じゃねーの?!となる訳です。

ゆっくりとドリップした珈琲は美味いです。豆も厳選したもので、
上手な加減でローストしたものは、思わず頬が緩んでしまいます。
ですが高いです。
なので喫茶店には滅多な事では入らなくなってしまいました。
コンビニ珈琲やドリンクバーの飲み放題を知ってしまうと、まぁ
味では負けるけど、どうしてもっていうなら自分で淹れるしねと。

最近の喫茶店で提供される「ケーキ」も唸ってしまう値段です。
飲み物とケーキで1500円なんて普通ですよね。死ぬ。
イチゴパフェが1000円とか。私は「ハァ~?」ですね。
どれだけ美味いか知りませんが、一生食えなくても、これっぽっちも悔しくも、
後悔もしません。
喫茶店は「空気感」を一緒に売っていると思っています。
なんなら空気感だけ売ってるって言っても過言ではありません。

スタバで落ち着いて珈琲を飲めるなんて気になれません。
新建材で固められた、「こうるさい」空間で1000円もする珈琲は絶対に
飲みたくありません。
若い頃には随分と喫茶店めぐりをしたものです。
あのときの趣味が高じて建築家にまでなってしまいましたからね。本物です。
良い店が無くなりました。

適度な距離感を保って、かといって過剰な緊張感など持つ必要も無い。
そんな「落ち着く」空間で、店主の自慢の珈琲をすする。

喫茶店で会話しないでスマホをいじってるだけなら、もう空気感なんて、
どうでも良くなってしまったんですかね。
誰か私に「純喫茶」の設計を出してくれませんかね。日本一とは言いませんが、
誰でも一度は行ってみるべき喫茶店を実施する自信が有りますね。

私、珈琲馬鹿ですから。


  

Posted by アーバンギア at 22:23Comments(2)あれこれ