2017年06月30日

うちで生まれた猫たちは幸いな事に良い里親の元で
愛されて生活している。

遠くでは東京。遠くから高速道路に乗って、はたまた
電車に乗って静岡まで迎えに来る里親さんたち。
子猫を見ると物凄い興奮で泣き出してしまう人もいる。
心に病があるかもしれない。そう感じる人もいた。

猫は1年に3回は出産できる。凄い繁殖力だ。
ねずみのように弱い生き物では無い。家猫は凄い力で
繁栄してきた。最大の武器は「可愛らしさ」だ。
猫たちは、人を癒すことを宿命にされている。
だが肝心な猫たちは、ただ「生きている」だけだ。

それでも、あの自由気ままな生き物たちには繊細な
「感情」が有る。しっかりと見て取れる。感じられる。
だから里親さんたちは、猫と暮らしている。
自分の態度が鏡のように映るのが猫なのだ。

※1年前に巣立っていった猫の近況写真を昨日送って頂いた。
名前を呼んで振り返ったところだろう。信頼関係が有る証拠だ。


  

Posted by アーバンギア at 21:53Comments(2)あれこれ

2017年06月29日

酷く落ち込む

自分が程度の低い人間なのに
人に偉そうに説教をして、酷く落ち込んでいます。


帰り道、国道が通行止めなのを知っていましたが、
回り道して帰らずに、通行止めを20分強待ちました。
停まっていると沢の向こうでアカショウビンが鳴いて
いるのが聴こえました。
外へ出て辺りを見回しますが見えるはずもありません。
普段は一瞬で駆け抜ける山道です。

結構、沢の流れる音が大きいことに驚きました。
携帯電話の電波も拾わないところでした。
何かを、どうにかしようともがいても、何かを考えてみようと
集中しようとしても、結局たったの20分では何も
出来ませんでした。

人生は駆け足ですか。
結局、何も出来ずに死んで行くのでしょうか。
山の景色に私の姿は残りませんが、私の記憶の中には
山の中に何も出来ずに途方にくれたような自分が
いたことが残ります。人が生きるとは、そういうことなんだと
思うのです。酷く疲れました。性に合いません。  

Posted by アーバンギア at 20:21Comments(0)あれこれ

2017年06月27日

風邪?

無茶苦茶体調不良です。  

Posted by アーバンギア at 21:44Comments(1)あれこれ

2017年06月27日

成敗

明日、くず先公を成敗しに行ってきます。
首を洗って待ってろよ。  

Posted by アーバンギア at 00:00Comments(0)子育て

2017年06月24日

引退試合

今日は娘の部活の試合がありました。


「中体連」です。3年生にとっては負ければ「最後」の試合。
初戦で敗退でした。娘の試合を初めて見ましたが、
ちょっと驚きでした。ちゃんと卓球してました。凄くカッコよかった!!
最初2セットリードしていたので、そのまま勝つのかと思った
のですが、後半良い所が続かず。惜しかったです。
見ていて楽しかったですね。面白かった。もっと見たいと思いました。

娘は泣いたりしませんでしたが、友達は号泣していました。
で、その友達は勝ち進んだのですが、その後、負けて号泣して
いました(笑)娘は、グッタリして機嫌が悪かったので、やはり
辛かったんだと思います。
「和声、泣きたくても泣けないんだもん」と友達と別れてからの
帰りの山道で静かに言いました。娘は、そういう子です。
自分の気持ちを露にして人に当るような事はしません。

良いものを見れて良かったです。
明日からは受験勉強ですね。終わって始まります。

  

Posted by アーバンギア at 20:48Comments(3)子育て

2017年06月23日

薔薇

昨日久しぶりに薔薇を買いました。


安かったのでね。違うか。色が好きだったんで。
私は白い薔薇が好きです。少しアイボリーがかった。
白は無彩色なので厳密な「しろ」ってのは無いです。
1本立てよりもスプレーが好きです。ピンクが少し
入ったというか「感じられる」ものも好きです。

すっかり暑くなったので生花には厳しい季節です。
少し前にボルドーの薔薇を買ったのですが丁度、仏壇の
菊が終わったので、私のデスクに居てくれたのは
数分だけでした。もう2週間目に入ったのですが、
開き気味だった割りに、とても綺麗に咲いてくれています。

でも昨日買ってきた私のデスクの薔薇は朝から元気が
ありませんでした。今朝は忙しかったのですが、
薔薇も喉が渇いているんだろうと新しい冷たい水に
換えてあげました。ですが、逆に枯れてしまいそうなほど
元気がなくなりました。慌てて茎を少しだけ切り、
洗面台に横にして置き、山の冷たい水を浸るまで張りました。

午後には水の中で綺麗に花びらが開いていました。
ガラスのコップに挿してあるのですが、
これが、いけないんですね。仏壇の花瓶のように陶器ならば
室内の空気の温度の影響を受けにくいのですが、ガラスの
熱伝導率は高いので、直ぐに室内温度に近づいてしまいます。
先ほど氷を入れてあげると、尚のこと、ピンとなりました。
葉も上を向いて生き生きとしているのが良く分かります。
大変に気分が良いです。癒されます。

今日、小林麻央さんが亡くなったニュースが流れました。
残念です。
人は誰でも、いずれ「必ず」死にます。早いか遅いかの違い
だけで、誰にでも訪れる悲しみが死別です。
彼女は病魔に犯されていましたが、最後の一瞬まで
生き生きと生き抜きました。「愛している」と言い残したそうです。
私も最後は、そう言って、この世の全てに別れを告げようと
決めています。
愛する事は生きること、そのものだと私は考えています。

花を知らない人は首を重たげに垂れている元気の無い花を
「枯れた」と思って、ゴミ箱に捨てるでしょう。
私も知らなかった頃には、そうしていました。
でも冷水に静かに漬けて置くことで蘇ることを知ってからは、
必ず蘇生を試みます。花が美しく終わって行く様子を知っていれば、
決して花は自分から枯れたりしないことを理解できます。


蕾の花も茶色く変色した花も「生きて」います。
まだ蕾なのに、まだ張りのある花びらなのに、首を重たげに
傾げているのは助けを求めているんです。蕾も美しいのと
同じように、茶色く開ききりそうな花も私には美しく見えます。
生きていてくれている様子が嬉しいです。

麻央ちゃんは大輪の薔薇のような女性でした。可憐で清楚です。
でも華があって、陽気な様子も、人を和ませます。本当に
美しい花のような人でした。
今日も世界中の至る所で人生を全うして天国に旅立って行く魂が
沢山あります。どの魂も生き生きと最後まで生き抜くためには、
周りにいる人々の手助けが必要なんだと思います。
咲いていてくれるから愛する。愛してくれるから咲き続ける。

人気も無い、断崖絶壁に静かに咲く花も、意味も無く咲いていません。
花は生きるため、命を繋ぐために懸命に咲いているのです。
短命ではありましたが、人生の意味の殆どを、しっかりと掴んで
天国に帰られたであろうことを願って。ご冥福をお祈り申し上げます。
ありがとう麻央ちゃん


  

Posted by アーバンギア at 19:07Comments(0)あれこれ

2017年06月22日

う~ん...

なんか、しっくりこないです。


人と人の付き合いだって思っていても、
結局「利用」されているだけにしか
感じないという結果感は...

まぁ別に思い違いをしただけってことです。  

Posted by アーバンギア at 23:21Comments(0)あれこれ

2017年06月21日

疲労

もう口も利けないほど疲れています。  

Posted by アーバンギア at 22:09Comments(0)あれこれ

2017年06月19日

繋がる

昨日、私にとっては物凄い気付きが有りました。


「あっ!そうだ!!そうだったんだ!!」と叫びました。

私が10歳のとき。小学4年生。プラモデル馬鹿でした。
母にプラモデルを、ねだったのですが、どうしても買ってもらえず。
全く諦められないで泣いて喚いて、ねだり続けました。
ですが、とうとう買ってもらえず。父が亡くなって、私の「まがまま」を
矯正しようと、母も必死だったんだと思います。
この出来事が切っ掛けで、私の「欲しがり病」は消えうせるのでした。
っていうか、まぁなりを潜めるのです。

さて、それほどまでに欲しかったプラモデルとは。
私の記憶の中では「能面」が三つ掛けてある、なんとも「なんで?」
こんなものを死ぬほど欲しがったのか?!というものだったと。
でも昨日、思い出しました。その三つの面は「阿修羅」の顔だったのです。
TVを見ていたときに、たまたま奈良についての番組でした。
興福寺の阿修羅像の写真が写ったときに、長男に似ていると直感で
思いました。そうです。息子を初めて見たときから、ずっと思っていました。
誰かに似ている。

私だとか、家内だとか、祖父や祖母とかでなく、他の「誰か」に似ていると、
ずっと引っかかっていました。
私は阿修羅像が好きでした。でもそれだけで、あんなにプラモデルに
固執したりは、出来なかったと思います。
息子が阿修羅に似て生まれてきたのか、それとも、もうとっくに息子が
私の元に生まれてくる運命にあって、私が阿修羅像に惹かれていたのか。
実に面白い気付きでした。

と、ここまで書いてきましたが、やはり「あのときの」三面のプラモデルは
阿修羅像では無いように感じています。
でも、どうにも、ここまで書いてきたストーリーが自分には、しっくりと
来るんです。どうしても息子が阿修羅に似ていると思えてならないんです。
それも運命で。
あの子は闘争心が強い子です。そして正義感も強いです。でも正義を
無理に押し通そうとすると、いつの間にか義が、どこかへ忘れ去られて
しまうこともあります。もしかして、息子は阿修羅が抱えていた問題と
同じものを携えて、この世に生まれ、それを解決するために生を受けたのか
とも思えてくるのです。

人の顔は面白いです。
やはり、どのような形にも意味があるんだと私は思うのです。




  

Posted by アーバンギア at 17:47Comments(0)子育て

2017年06月18日

生きるということ

酷い体調不良で寝込んでしまいました。


相当に疲れが溜まっているんだと思います。
昨日は大して遅くない時間に次男を迎えに行って、
帰りの山道で居眠り運転をして山にぶつかるところでした。

夕べは次男と三男に見せたかったブルース・ウィリス主演の
「キッド」を見ました。肝心の次男も三男も見てくれませんでしたが(笑)
スコッチを少し飲んで寝ました。もう床に就くのがやっとでした。
朝も起きれませんでした。長男と三女、末娘と私以外は部活だの
遊びだのと出かけていきました。

私が布団から出てきたのは午後の1時を過ぎていました。
もっと寝ていたかったのですが、照明器具の拾い出しをしなければ
ならなかったので、しぶしぶもうろうとしながらデスクに着いています。
5時間以上選定に時間を費やしました。ああ...

腎臓と肝臓が痛いです。手が痺れています。右足の親指の
付け根に通風が出ています。痛いです。腰痛が、半端無いです。
もうあちこち痛いです。偏頭痛も酷いです。目も回ります。
動悸もします。でも家事もあります。仕事も際限なく続きます。
仕方がありません。

先ほど長女が「パパに、これあげる」と包みを持ってきました。
そうです、勿論知っていました「昨日」までは。今日は、もうろうとしていて、
そんなこと忘れていました。父の日のプレゼント。
そうだ、今日は父の日だと思い出せてくれました。やはり長女が。
「なんだ、みんなから?」と尋ねると娘は、にんまり笑って「うん」と。
「ああ、違うな」と直ぐ分かります。

娘は、スタンドプレーが嫌いです。また私が「贈り物」をするのも
「される」のも大嫌いな事をよく知っています。もっと言えば「~の日」
のような記念日が嫌いな事も知っています。
私は、父や母に感謝するのに、または、その気持ちを表すのに
「特別な日」は必要ないと思っています。どちらかというと弊害が有ると
思っています。でも娘は、やめません。

少々言うのに憚られますが、娘は私を愛しているからです。
知っています。家族は皆、私を愛してくれています。私が愛しているので、
黙っていても十分に分かります。それで良いです。

プレゼントのコーヒーミルと豆の他に「赤いダース」が入っていました。
私が疲れるとチョコレートを食べるのを知っているのです。
もう疲れは取れました。また明日から一生懸命に仕事します。


  

Posted by アーバンギア at 18:48Comments(2)あれこれ

2017年06月17日

疲れています。

もう脳が限界なんですね。  

Posted by アーバンギア at 20:50Comments(0)あれこれ

2017年06月16日

チーママ日記

私は毎日読むブログがあるんです。


欠かさず読むのは「この1件」だけです。投稿された通知が
やってくるので、逃すことが無いんですが。
正直「記事」が面白いとかってことは全く無いです。
最初は「たまたま」、もう本当に、たまたま開いたんです。
そうです、読もうって感じじゃなくて、画像をクリックしたんです。

毎日毎日「お弁当」の投稿をしているんですが、言い方は
悪いのを承知で言いますが「毎日同じ」弁当なんです。
まぁ本当に「若干」変わっている気もするんですが、まぁもう
「同じ」で良いと思います。代わり映えしないって感じじゃないです。
同じなんですよ。だから「これ、画像の使い回しか?!」って
本気で思ったくらいです。

文章も「物凄い」ぶっきらぼうで、独特な書き方なんです。
ぶちぶちと文節を「ぶっちぎった」その書き方が、妙に気になって。
読者登録しました。もう、そうなってくると「毎日同じ」ってことを
期待するようになって。で、本当に同じだと、段々笑えてくると。
文章も「豪快」なので、きっと豪快な「女傑」が書いて
いるんだろうなぁと勝手に思っていたんですよ。

で、何ヶ月も読み続けるうちに、ブロガーさんは足が悪くて、
車椅子生活の障害者さんであることを知るのです。
なんとも複雑な気持ちになりました。本当に本当に複雑でした。

ひとつは自分が「恥ずかしかった」です。素直に。
やはりどこかで「馬鹿にして」いた自分が、いたと思います。
文章が「稚拙」というより「本気」で書いているような情熱が
伝わってくる訳でもないし、弁当に「工夫」があって、アフェリで
食おうとかっていう欲がある様でもないしと。
で、そのブロガーが身体障害者ってだけで、なんだか後ろめたさを
感じた自分が、またまた「偽善者」に思えて、もう死にたくなりました。

ブロガーさんにとってみれば、「毎日投稿」が最大の目的なんだ
ろうと思います。絶対に欠かさないでしょう。これからもずっと。
よく連日投稿を「するぞ!!」と意気込んでブログを始めて、
その自分のスローガンに苦しめられて、苦しみながらブログを続けたり、
結局やめてしまったなんて方も大勢いるのではないでしょうか。
私の大切な友人にも、そんな方がいます。

ですが、チーママさんは「たったの1度」も愚痴を書いたことはありません。
体に障害があっても、しっかりと子育てをし、ちゃんと家事もこなす
主婦であり、そして仕事も持って家計も支え、市民ボランティアサークル
にも特技を生かして参加しています。毎日を「使い切って」
生きていらっしゃいます。
私も、いつのまにか、その「変わらぬ毎日」を覗かせて頂く事で、
「勇気」を貰う様になりました。そして別の「目」を開かせて頂きました。

もう3年以上読んでいますから、その代わり映えしないと言った記事が、
実は「ほんの少し」違っていたり、ニュースが有ったり、心の葛藤があったりと、
ちゃんと「日常の些細な変化」を綴っていらっしゃることが理解できる
ようになりました。それが勉強でした。

つまり人間の人生、一生は近くで見ると変化に乏しいように見えても、
知らないうちに大きく弧を描き、一生を終える頃には誰もが大航海を
成し遂げたと感じるものなんだと、教えて頂いたように感じています。
「無頓着」。
殆どの人たちが、この無頓着に毎日を過ごしている、生きていると
私は思います。様々な事象や人々について「思い遣る」「考える」ように
生きれば、気がつかなかったことが波のように押し寄せてくると私は
考えています。誰だって、結構「なんだかんだ」あるのです。

「精一杯」、まぁ確かに疲れる言葉です。ですが、疲れるほどに精一杯は
中々出来るものでは有りません。精一杯「やるしかない」人も大勢います。
本当は人間、みな「精一杯」やるべきなんですが。
日常の中の「小さな輝き」を「いくつ」見つけられるか、それが豊かに生きる
ということなんだと、改めて教えて頂いたのです。
素晴らしい発見でした。

チーママ日記 
http://r1970.eshizuoka.jp/

  

Posted by アーバンギア at 19:46Comments(0)あれこれ

2017年06月15日

物凄く雑用

目が回っています。

一生懸命にやっていますが終わりません。
なんなんですかね...  

Posted by アーバンギア at 20:18Comments(0)あれこれ

2017年06月14日

瑶歌12歳

今日は三女の12歳の誕生日でした。


私は長野に出張だったので「お外でディナー」には参加出来ませんでした。
それでも21時過ぎには合流できたのですが、息子のバイト終わりを
待ってからの帰路。もう、みなさんグッタリです(笑)
娘は、しっかりと膝にバースデーケーキを抱えていたのですが、
いつの間にか寝てしまい、あえなくケーキは、クラッシュ(笑)

まぁ食べやすくなったってことで良しとしましょう!

御誕生日おめでとう瑶歌。


  

Posted by アーバンギア at 23:44Comments(2)子育て

2017年06月13日

設備設計

明日は野尻湖に出張です。


いよいよ野尻湖の改修工事も佳境です。4年掛かったな。
まぁ最初の物件は、売却になってしまったので、
実質2年がかりの計画だったけど。明日は、キッチンの
設計の詰めがメインの仕事です。

今日は静岡の現場の電気工事が始まりました。
この電気配線は、チョコチョコ変更になりやすい工事です。
変更が全く出ないってことは、ほぼ無いです。
だから最初に詳細に検討するときに少々「テンション下がり気味」
な設計のプロセスだったりします。
なれてくると「まぁここは変更になるだろうからな」と力の抜き処
みたいなものが備わってくるんですけどね。

その叩き台があっての変更ですしね。
で、今日、問題になったのが、キッチンのレンジフードの排気方向。
当初の計画では、納得の上だったのですが、電気工事の
実施までには実施図面が書き上がって、建築確認をしても
相当に時間があるんです。って、まぁHMなんかの事情は
知りません。で、この間に、やっと冷静に物を考えられるようになった
クライアントは「これで良いのだろうか?」と細部を検討しだすんですね。

で、現在の計画を変更して、建物の「裏側」に排気したいと考えたと。
私も当初から、出来るなら、そうしたいと考えていました。
実施案が出来上がる前には、私自ら「距離のある」排気経路を
提案していました。ですが、逆に「それが良くない」とクライアントから
(正確には奥様)難色を示されていました。
確かに経路は短いに越した事はありません。搬送能力も問題ですが、
経年でグリスも溜まってきます。ですから、換気能力を「しっかりと」
計算して、見合った換気扇を選ばなければなりません。

一般の意匠設計をやっている建築士、建築家と呼ばれる人は、
正直「自分で」その計算をしません。出来ないという人も大勢います。
設備屋さんが、やってくれますから。まぁでも、その「規模」も問題です。
個人住宅のレベルであれば、街の電気屋さんが工事をしてくれる場合が
殆どでしょうから、ダクトの圧力損失まで計算してくれるなんてことは
稀でしょうね。
で、まぁやったと。

明日は、キッチンの「棚」を、どう収めるかを検討してきます。
この辺りは実際に作る人と話さないと「絵に描いた餅」になってしまう
なんてことも、有ったりします。建築設計屋ですからね。
本当は今日は静岡の現場の階段も少し検討していました。
結局、階段の「ささら」を鉄で作ることになったんです。で、その板厚も
階段の加重を含めて「せん断」に耐えられるか、どうかを検討して
決めるのが真っ当なやり方です。「こんなもんかな?」でも、まぁ
いけるって言えばいけますけどね。厚過ぎれば、もったいないし、重いし。
薄すぎれば、ゆさゆさするしね。

みんな結構そこまで考えていないんでしょうけど、本当は意匠設計を
生業としている建築士だって、結構「計算して」作っているんだぞと、ね。  

Posted by アーバンギア at 22:20Comments(0)建築

2017年06月12日

多忙

仕事にキリがつく方が忙しくなります。

雑用ですよ。仕事に絡んでいても、やはり雑用は雑用。
本業の設計とは関係ないし。もう細かい雑用が一気に。
ああ、もうなんで...何もかも煩わしいや...  

Posted by アーバンギア at 22:58Comments(0)あれこれ

2017年06月11日

建築協定

今日は、パースを描いていました。




これで「溜まっている」プレゼンは全て終わりです。
さあ困りました。全く実施契約に結びつきません(T-T)

私は技術者というよりも職人的な建築家なので、
まぁ真面目に粛々と「いつもどおり」仕事をするしか無いと
思っています。気に入ってくれれば設計の契約を結ぶでしょうし、
気に入らなければ他の誰かが仕事になるっていうだけです。
自分の仕事が、どうのこうのってのは大した問題になりません。
ちゃんと、その人の目的に合った建築が出来上がれば良いんです。

さて「その人の目的」なんですが。たまに耳にする事がある
「建築協定」ってのが厄介じゃありませんか?
私は嫌いですね。殆どの協定の内容は「良い」と納得できる
のですが、「デザイン」についてまで条件を付加するのは
慎重に行うべきだと考えています。

例えば「白川郷」などの狭い範囲で、しかも文化財として
地域全体を保存しようという決まりになっていれば、それは、
もう誰の目にも違和感の無いように白川郷だよねな建築にするべきです。
新たに(新たにじゃなくても)作られる開発行為によって
出来上がった一団の土地、つまり「団地」ですが、こいつに
建ぺい率や容積率、それに高さや隣地からの後退距離などを
決まりごととして協定を結ぶのは良いと思いますが、
建物の「形状」については定めていないのに外壁や屋根の「色」を
指定するのは、まずいと思うんです。

つまりプロバンス風だとか、数奇屋造りだとか、はたまたモダンな
「豆腐」みたいな家だとかって様々な格好が有るのに「派手な色は駄目」
という実に「解釈次第」、「曖昧」な言葉で強制的に意匠のバランスを
崩すような条約こそ、ヘンテコな街づくりの要因になる可能性があります。
また「風致地区」も特定行政庁が実に馬鹿げた意匠の条約を付ける
場合があります。和風にしろって書いてありますが、そこに「陸屋根」を
禁止しているんです。アホか?!

和風って何だ?!張りぼて、見てくれだけの「三角屋根」ついてりゃ、
和風か?!役人は馬鹿ばかりです。
もうじき終わりになる野尻湖の別荘改修工事も最後になって、がっかりでした。
屋根の色は「黒」か「焦げ茶」しか認められないと。既存の建物には
「赤」や「緑」の屋根の家が結構あります。それが明治や大正を感じさせる
重要なファクターになっているのです。屋根の形状も大変にユニークな
ものが沢山沢山、残っています。今では考えられないような形ばかりです。
マンサード、中折れ、もう自由な発想で、家同士が競い合っているようです。
だから、国際村は保存するべき空間なんです。ただ古いからって理由じゃ
ないんです。それを協定を刷新するたびに、ヘンテコな方向へと向って
行ってしまっているのが自分たちでは分かっていないんです。

日本は建築のデザインについて非常に関心が低い国です。
街が「汚らしい」です。色々な家というか建物が在って良いと思いますが、
形状も色彩も、本当に貧弱です。学歴偏重、資格重視の建築設計現場の
悪影響です。本当に意匠設計の才能が合っても、学校に入れない、
資格が取れない、実務に就けないなど、良いことよりも悪いことの方が
目立つように感じます。

以前も「シルバー」の外壁を採用しようとしましたが風致地区の条例で
派手な色は駄目と行政に却下されたことがあります。それではと「白」に
変更しましたが、この白についても当初は派手な色ということで難色を
示され、協議の上「しぶしぶ」許可を下ろしてもらったという経験があります。
白が派手だとか、黒が落ち着いているのかなど、そんなの主観です。
ピンクは派手ですか?鮮やかな色だとは思いますが、ピンクにも「幅」が在ります。
ピンクをシックにまとめる事は可能です。黒は十分「威圧的」で「派手」ですよ。
物凄く派手に演出することだって出来ます。

こういう条文を付加する人間は、およそ「色彩センス」なんて持っていないです。
そんな人間が景観を気にした条文の策定になんで参加するっていうか、指揮を
執るんでしょうか。実に日本らしいです。
派手だとか、華美だとかって問題では無いんです。美しい街づくりを、もしも
考えるなら、なんだったら建築家の審査を通すくらいやっても良いと思いますよ。

先日ドアを吊る「丁番」を選んで、クライアントに提案したら、高すぎる、
どうせ見えないんだから、もっと安価なものを選定しなおすようにと御叱りを受けた。
私的には丁番は空間を印象付ける結構重要なファクターなのだ。金物の
時系列が統一されると、空間に「時代」を設定することが出来たりする。
まぁ、私は少々「偏執的」だったりするので、ここは言われれば直ぐに引っ込める
「拘り」だと理解しているのだが。

それでも今日描いていたパースには漆喰の白壁と濃く色付けされた杉板達と、
山々の緑に「調和」するように絶対に「赤い屋根」を掛けて上げたかった。
まぁ問題なのは「赤いガルバリュウム鋼板」がレギュラー色としてラインナップ
されていないことだ。ペンキで塗ってまで私のデザインを実施してくれる、
気合の入ったクライアントかどうか、数日経てば分かることだ。
さあ、また仕事を探さねば!!!




  

Posted by アーバンギア at 19:43Comments(0)建築

2017年06月10日

アッパーストラクチャートライアド

私は風変わりな人間だと言われることがあります。


でも最近めっきり言われなくなりましたね。もう「普通」の人です。
立派になったもんです。
違いますね。やっぱなんていうか、こう別に「接点」を求めてない
っていう感じですかね。普通の人と、何かやらなきゃ変わっている
「てい」を晒さないで済みますのでね。

ちょっと話は逸れますが。まぁ知っている人なら知っている。
私は、ギター馬鹿なんでございます。自慢じゃないですが歌も、
そこそこ上手いです。作詞も作曲もしていました。
で、最近までアヴァンギャルドジャズのバンドもやっておりました。
非常にうるさくて、「難解」な音楽でした。っていうか、私は
難解だとは、これっぽちも思っていませんでしたが。
旧友の篠崎なんかに言わせれば「合ってるのか?!」くらいまで
言われました。同じバンドのメンバーだったのに酷い言われようです。

で、今日の「アッパーストラクチャートライアド」ですが。
まぁ音楽用語ですよ。何だか難しそうな名前です。
まぁでもミュージシャンなんて、ろくでなしの集団で、基本は馬鹿
ばっかりなので、難しいことなんて分かりっこないです。
みんな馬鹿です。

アッパーなんてのはupperなんですから「上」のことです。例えば
ピアノを弾くときに右手は左手の「上手」にあるので、右手のことを
アッパーと捕らえたって良いですよ。ギターの場合は、そうは
行きませんが。まぁ上です。ストラクチャーってのは「形」のことです。
トライアドは「みっつ」の事です。音楽ですから三和音の事ですね。
で、右手と左手が「違う解釈」、「みんなの和音」と「違う和音」って
ことを意識して演奏することを、アッパーストラクチャートライアドで
演奏すると言います。これはジャズで多用される手法なんです。

まぁ馬鹿だのクズ、またはロクデナシが圧倒的に多いジャズミュージシャン
において、このような「高等な」手法で音楽を昇華させるなんてことは、
有っても良いのでしょうか?!違いますね。
やっぱり「変わりもん」が多いってことだったんでしょう、昔から。
クラッシック音楽と決定的に違うのが、このアッパーストラクチャートライアド
だと言っても良いかもしれません。言いすぎでしょうか。

もう少し音楽チックに話をします。例えば演奏するコード進行が
あります。その中に「G7]が有ったとして、そこを「E」のトライアドで
弾くんですよ。諸々話を飛ばしますが、Eから見たメジャー3度は
Gから見ると「♭9th」になるんですが、この♭9が、気持ち悪いんですよ(笑)
で、この気味の悪さが演奏者やオーディエンスに「おっ!何しやがった!!」と
思わせる訳ですよ。
で、この気持ち悪い合戦を繰り返していきますと、もう変態プレイに
なっていく訳でございますね。
で、ジャズやってる人は、演奏中「ちょっと」考えて間が空いて弾いたり
するじゃないですか?あれって、つまり「これ」のことで、
「さぁ何やってやろうかな?」とか考えるっていうか、目論んでやがるって
訳でございます。で、単純なストラクチャだったら考えながらでも、まぁ
なんとか演奏できるんですが、これが速い曲だったり、元々の曲の
コード進行が複雑だったりすると、もう考えながらなんて出来ないですよ。

私の書く曲は、最初からドミナント7thが延々と続き、全く収束する気配を
見せないという、どうするの?な曲ばかりなので、尚更、考えながらなんて
弾けない訳なんでございます。だから押さえたら楽器から出てくる音を
イメージして音を紡いでいくなんていう「しゃれた」演奏スタイルなんでございます。

話を戻します。
誰かと「比較」したりすれば「変わっている」と目に映る人もいます。
その比較対象が統一的で大多数であれば。でも、その変わっているという人、
個人を見つめれば、ただの一人の人間です。どこも変じゃありません。
そして、その変わっているという人が、常識という集団の中で「何か」を
するとき、それは確実にユニークなドラマを生み出すのです。
それが好意的に捕らえられれば英雄ですが、中々そうばかりも行きません。
個性と一言では片付けられません。
的外れな、なんだか、チンプンカンプンなことを言う人や子供を見ても、
決して馬鹿になんてしてはいけません。そんなことをすれば、自分が恥を掻く
だけです。違っているから面白い。誰だって、みんなと仲良く暮らせるんです。



※勝手にライバルにしていたMVRDVのWazoco。このふざけたフォルムも
噂に寄ればオランダの建ぺい率だったか容積率の法規をクリアするための
苦肉の策だったとか。ホントですかね...  

Posted by アーバンギア at 18:56Comments(0)あれこれ

2017年06月09日

ナイチンゲール

最近、毎朝「ガビチョウ」が大変「楽しい」囀りを聴かせてくれます。


ガビチョウってのは元々「飼われて」いた鳥が逃げて繁殖した
らしいですよ。中国の生物は強いですね。山では他にハクビシンや
アナグマなんかが外来種として知られています。
ガビチョウは野鳥図鑑に載っていないことも多いですね。
最初、声だけ聴いて、あ~綺麗な声だな、なんていう鳥なんだろ?
とかって思ってましたね。
鳴き真似も上手ですし。もう、うるさいくらい鳴きますね(笑)
あそこまで、うるさいと聴こえないと「どうした?」と心配になったり、
寂しくなったりしますね。

さて今日のタイトルは「ナイチンゲール」です。正直、日本人なら、
まず間違いなくナイチンゲールと聞けば「フローレンス・ナイチンゲール」を
思い浮かべるでしょうな。看護婦の。白衣の天使。私も小さな頃に
看護婦さんのことをナイチンゲールと呼んでいたのを普通に聞いていました。
学校でもナイチンゲールのことを教えていましたしね。
でもナイチンゲールと聞いて「野鳥の名前」だと思い浮かべる方も
いることは、いるでしょうね。まぁ野鳥愛好家、それから「音楽家」です。

実は、ナイチンゲールは野鳥の名前でもあります。英名で「サヨナキドリ」を
ナイチンゲールと言います。フローレンスと全く同じ綴りです。
どっちが先に名前を付けたかっていうと、まぁそこは分かりませんが、
日本人でも「鳥山」さんだとか「鳥羽」さんだとかって、鳥を付けるしね。
まぁ大した意味は無いんでしょうけど、「いわれ」については有ると
思いますよ。昔の英語ではナイチンゲールは「声が綺麗な人」って意味で
あったようです。
だから鳴き声の美しい野鳥にナイチンゲールと付けたんだと思います。
フローレンスの御先祖様に声が綺麗で歌が上手な人がいたのかもしれません。
ちなみにフローレンスはイタリア生まれですけどね。

さて和名の「サヨナキドリ」ですが、実際に日本には、ナイチンゲールはいません。
日本で見る事は出来ないのです。直訳ですね。ナイチンゲールは夕方になると
鳴くことから、そんな風に呼ばれています。有名なグリム童話にも登場します。
またオペラでもタイトルに使われています。
竹内まりやの「真夜中のナイチンゲール」は有名ですね。ドラマの主題歌でした。
私は彼女が実に博学で「ウイット」のある女性だと、この曲を聴いて感心しました。

ドラマは病院が舞台でした。病魔に冒された医者と、その医者を支える
看護婦との切ない恋愛ドラマでした。もちろん献身的な看護婦をナイチンゲールに
例えた訳ですが、その姿を小夜鳴き鳥と引っ掛ける辺りは、唸る他ありませんな。
最初に聞いたときに「なんで」イントロで鳥が鳴いているんだろ?となりましたね。
歌詞が聞き取れなくて、ちゃんと途中で「サヨナキドリ」って歌ってますけどね。

まぁどうでも良い様なことを書きましたが、最近は私らしい、のぺーっとした
記事が無かったのでね。「まるみ」さんが、コメントを入れてくれて、ああ、
この人みたいな、のぺーっとした記事を書いていなかったなぁとね。
そんな感じで、ブログも9年目に突入しました。  

Posted by アーバンギア at 20:19Comments(0)あれこれ

2017年06月08日

疲労

疲れると熱を出して寝込むんですね。


今朝方、暑くて布団を剥ぎました。
ホットカーペットの上に布団を敷いているので、
てっきりスイッチが入っているのかと。
それくらい尋常じゃなく暑かったです。

物凄い倦怠感。
起き上がれませんでした。なんとか小学生だけは
学校まで送りましたが、帰宅後、昼過ぎまで
寝込んでしまいました。一日寝ていたかったのですが、
もう「メール」が気になって寝ていられません。

仕事の連絡です。
昨今では言いたい事を好きなときに好きなだけ
「勝手に」送ることができますからね。
受け取る側の気持ちなんて考えていない人が
多いですよね。

ホリエモンも偉そうに言ってましたね。会社にいるときに
隣の秘書にでさえ、メールで用件を伝えていたと。
電話は無駄だって言ってましたね。確かにそうです。
で、空いている時間に全ての用件を確認して、まとめて
返信すりゃ良いって。
送られた人の気持ちは考えてないですよね。
オンタイムで、その人の身になって考えて答えるという
「当たり前」の作業は消えてなくなるんでしょうか...

実にドライな世の中になったものです。
私には「全く」合いませんな。
メールを読んだ瞬間から、もうそのことを考えないでは
いられない人間なので。だから人付き合いは「最小限」
なんでございます。御家族の皆さんは大勢「バーチャル友達」が
多いようで、スマホの画面から目が離せないようです。
犬も猫も腹減ったって、ずっと訴えているのに、気が付かない
ようです。っていうか、気にしていないんでしょうね。

それが分かるのは家では私だけなんです。
犬も猫も、しゃべりませんから。まぁ私たちは同類項です。



次女が長女の髪を結って遊んでました。  

Posted by アーバンギア at 22:59Comments(3)あれこれ