2017年09月30日

休刊日2

物凄く喉が痛い。  

Posted by アーバンギア at 23:19Comments(0)あれこれ

2017年09月29日

休刊日

ちょっと....  

Posted by アーバンギア at 23:01Comments(0)あれこれ

2017年09月28日

馬鹿兄妹の会話

先週のこと。長男と末娘の会話です。


娘:「なんちゃん、ダニ書いてやるかぁ」
娘:「ダニって足、4本だっけかぁ」

息子:「....」



息子:「へっへっへっへ」


先ほどまで私と一緒に犬のダニを死ぬほど
採っていた娘。

「どこに おいしい 血が あるかな?」
「みっけた」

とティッシュの箱の裏に書かれた脇に
抜けた面のダニのイラスト。
結構、特長捉えて上手い。馬鹿だな...



マダニは上から見るとこんな感じですね。  

Posted by アーバンギア at 17:49Comments(0)子育て

2017年09月27日

休み

書きたいことが有りましたが、ちょっと疲れたので
今日は記事を書くのを止めます。  

Posted by アーバンギア at 15:38Comments(0)あれこれ

2017年09月25日

停滞気味

みなさん思惑通りに行かないで悩んでいるようです。


私も中々仕事が進捗しません。毎日PCに向って
一心に設計を進めております。ですが基本設計にすら
ならない可能性があるので、物凄いストレスです。
あと残すところ電気設備を設計すれば、取り敢えずの
設計は終わります。工務店に送って見積りを御願い出来ます。

私のように遠方の請負い先と、やりとりをする建築家の場合、
当りを付ける、つまり予算に嵌るかどうかを検討するにも
詳細図を書いておかなければ、トラブルになることを懸念して
請負ってもらえない、見積もってもらえないなんてことが
普通に有ります。そりゃそうです。概算費用なんて「有って無い」
ようなものですから。施主も全く安心出来ません。

昨日は運動会が有りましたが、例によって上手にというか、
良い酒を飲めない「輩」っぽい方も反省会に参加するので、
気分を悪くされて帰宅した方もいたりします。やらない方が
良いんじゃないでしょうかね、ああいうの。

長男も模試が全く出来なかったようで元気は無いし、今日は
全く集中できないようですね。イライラしてます。
娘も中々テスト勉強に力が入らないようです。みんな神経を
尖らせているので、家の中が殺伐としています。
次男の内定も出ません。どうなってんでしょうか...

秋は毎年こんな感じです。結構みなさんも、そうじゃないでしょうか。
メランコリックな気持ちになるのが「秋」ならではですからね。
秋は辛いですね。うつ病患者には堪えますわ(T-T)
ただ焦らないことですね。申し訳ないのですが、やはり
「なるようにしかならない」ってのが現実だったりします。
開き直るってのは適切な表現じゃないんですけど、時が来るのを
「待つ」ってことなんだと思います。

今朝、夕飯の買い物をしたときに「秋らしい献立」にしようと
無意識に思いました。鶏五目飯と大根の味噌汁と、厚揚げの
煮物と焼鮭を食べさせようと思いました。お金は掛かりませんが、
手間が掛かる料理。そういったものを最近、食べさせていないなと
思いましてね。ゆっくり台所で料理するって気分にもなれなかった
ので。いけないですね。部屋も散らかったままです。
うつ状態が酷くなると、着るものにも気を使わなくなるし、
部屋も散らかります。駄目ですね。

今日は壊れていた換気扇も直しました。面倒だったのですが、
面倒だと思うから面倒なだけで、作業は単純で、考えようによっては
楽しいくらいです。机を拭けば綺麗になって気分も良いです。
明日は音楽を聴きながら仕事をしようと思います。
って、本当は酷い偏頭痛と戦っていますが(笑)
家長として、落ち込んだり、暗い顔をしている訳には参りません。
さあ空元気でも、元気を出して頑張らねば!!  

Posted by アーバンギア at 19:48Comments(0)あれこれ子育て

2017年09月24日

運動会お疲れ様

運動会、無事終了しました。


山の天気です。ころころころころ変わりました。
陰れば寒いし、日が出れば凄い紫外線。
さすが山って感じでしたが、雨は降りませんでした。
良かったです。

物凄く、お年寄りの参加が減りました。
みんな死んじゃったなって思いました。
でも外へ出て行った若い人たちが、それぞれの
伴侶と子供を連れてやってくる数が増えましたね。
物凄く増えました。
でも、この人たちが、ここで生活するという事は
無いのです。やはり、やがて終わってしまう集落だと
感じましたね。

でも若いパワーで賑やかになりました。
中学生の娘達も、古巣の体育祭を楽しんでいました。
気が楽なんですよね、ここは。
チュウも朝一番に支度から参加してくれて、まぁ
良かったです。私と同じ数だけ運動会に参加して、
私よりも相当に多く競技に参加しています。(笑)
今から反省会です。

明日から本格的に秋に向かいますね。



縄ない競争。娘が上手に縄をなうのに驚きました。
すっかり田舎モンです。

  

Posted by アーバンギア at 16:30Comments(0)あれこれ

2017年09月23日

彼岸 中日

墓参りに行ってきました。
ずっと家族といれて良かったです。
こんなこと滅多に無いので。
まぁ三男と次男は最後の最後に
一緒になったんですけど。

中学生の娘達は疲れて車の中で
寝ています。起きるのかな。
明日は小学校と地域合同の運動会です。
たった今、弁当の支度を終わりました。
朝が早いので。

さっき、まるみさんとこの「のあ」と「みさと」と
「あびー」に会いました。
暗がりの中で顔も良く見えなかったですけど、
毛が、ぼーぼーの犬と小さな女の子の
組み合わせってだけで、声を掛けました。
正解でした。
私には、そーゆー力があるんです。
勘が働きます。特に悪い予感が当たります。

長男は明日、大切な模試が有りますが、
今日は1分も勉強出来ませんでしたね。
私は朝早くから設計図を書いて、それから
町内の行事に参加して、それから墓参り
したので、少しは、前進しました。
が、悪い予感しかしません。

明日、乗り切れば、あとは仕事に集中できます。  

Posted by アーバンギア at 22:42Comments(0)あれこれ

2017年09月21日

崩壊したWEB環境

くそdocomo責任取れっ!!


本日レピーターの修理に来ました。
壊れていないのに修理とか交換とかしたって、しょーがーねー!!
本川根にばっかり、おべっか使った犠牲者、それが杉尾の住民。
もういいよ...  

Posted by アーバンギア at 22:17Comments(0)あれこれ

2017年09月20日

就職試験

今日、息子が就職試験を受けてきました。


とても複雑な心境です。
朝、仏壇に手を合わせて出て行きました。
まんじりと帰宅を待っていました。
無心で設計図を書き続けました。
迎えに行きました。

何も言いません。
ですから何も聞きません。こんなものなんでしょうか。
色々終わっていきます。もう終わりなんですね。

私が何をしたっていうんでしょう。

何日か前から末娘が裁縫をやっていました。
慣れない手つきで。「おまもり」でした。
次男に持たせたかったんです。
夕べ遅くまで掛かって、やっと出来ました。
でも直接は渡せませんでした。恥ずかしくて。
本当は「頑張ってきてね」って言いたかったんでしょうね。
そっと息子の通学リュックに挿してありました。




  

Posted by アーバンギア at 21:47Comments(0)子育て

2017年09月18日

UFO発見しました

今日の夕飯はBBQです。


夕方から支度をして、娘達と長男と家内とでBBQです。
みんなダラダラと飯を食い、あたりは、すっかり真っ暗。
星が出てきました。
テーブルに寝転がって星空を見ていた娘が
「あっUFO、UFO!!動いている動いてる!!」と。
確かにUFOでした。飛行機では有りません。

その後、私も1機、発見しました。
土色で暗いです。小さくて、あまり光っていません。
このあたりは飛行機の航路になっているので沢山の
飛行機が飛んでいきますが、その速さは、半端無いです。
しかも止まったり進んだり、ずっとジグザグに飛行して
いました。

娘達は癒しですね。
一緒に星座の話や俳句の季語のことを話すんです。
幸せですね。申し訳ないです。有り難いですね。
台風が過ぎ去った、穏やかな夜を楽しみました。

  

Posted by アーバンギア at 19:05Comments(0)あれこれ子育て

2017年09月17日

がっかり

敬老会中止。


やっぱ、この御時勢なんで、しょうがないんでしょうけどね。
何か、有ってからじゃ遅いってのは事実ですし。
台風ってだけじゃなくて、山に限らず街中だって、濡れた
道を歩いて、転んで大怪我や死んじゃったなんて、ことに
なると、そりゃもう悲惨な「お祝い」ってことになりますしね。

まぁでも外で静かに虫の音が聞こえてくると、みんな
「なんだったんだろうなぁ」とかって、今頃、思ってるのかな
なんて想像したりして。
チャンスがあったら、私の発案で「敬老パーティー」でも
企画しようかな、なんて思っています。
お金は掛からないんですよ。誰も「飲み食い」だけを
楽しみにしている訳じゃないんでね。

まぁ天気に文句を言っても仕方が無いので、
今日は家族団らんを楽しむことにしましょう。  

Posted by アーバンギア at 20:19Comments(0)あれこれ

2017年09月16日

風邪かな...

めちゃくちゃ調子悪いです。

でも明日は朝の6時頃から敬老会の支度です(T-T)

寒いので鍋を作りましたが、私は食欲ゼロです。  

Posted by アーバンギア at 20:36Comments(0)あれこれ

2017年09月14日

建築実例

homifyの特集に取り上げて頂きました。


恐らく現時点で、最も多くの建築の実例を見ることが出来る、
Googleが絡んでいる建築のポータルサイトが「homify」だと
思います。琵琶湖の家を特集していただけました。

建築家の私でさえ、たまに見る、このようなサイトの実例写真に
溜息が出ます。相当に予算が潤沢というか、まぁ決して
「ローコスト」では実現できないような贅沢な建築の実施に
「俺もやってみたいなぁ」と多くの実務者、学生なども溜息を
漏らすのでしょうね。

私のように設計だけを生業にしている設計事務所では「実例」、
つまり実際に設計したものだけが「命」を繋いでくれます。
そうです、どんなに設計力が有っても、実際に建っていない場合、
その「信用度」は有って無いようなものです。
クライアントこそが、設計者にとって本当の「宝」だと言えます。

今まで何とか飯を食ってこられたのも全て「出会い」の御蔭でした。
正直「ローコスト」を真正面から受け取って、冴えないローコスト
ばかりを設計していたとき、全く仕事が無くなって、終いには
ローコストHMの下請けまでやっていた程です。

誰でも予算は厳しいのですが、実際に建てるまでは「夢」を
見ていたいってのが本音でしょう。自分には手が届かないような
作例でも、それを「やった」設計者に相談したいと思うのは普通です。
私は、ローコストを自分なりの考えで、全く違う切り口で考えるように
なりました。よくHMが言うような「スケールメリット」など、全く
頼らないで、手間を省いて、自由な空間を作るという手法です。

琵琶湖の家は、それとは真逆のベクトルで設計したものです。
それは本当に久しぶりのテイストでした。大変に手間の掛かる
工事ばかりで、私は、もちろん「現場」も、よく我慢して、
やってくれたと、しみじみと思いました。
写真を見ても素敵だなと思いますが、実際の建物の空気感は、
本当に素晴らしいです。まぁ自画自賛で、恥ずかしいのですが。

クライアントの根性が形になっていると思います。
職人達も情熱に動かされたと思いますね。やはり、ここも出会いが
大切だったと思います。

現在関わっている静岡の現場も佳境に入ってきました。
静岡のクライアントは、琵琶湖の家の写真を見て「隙」が無い素晴らしい
家だと思うが、我が家は、もうちょっとルーズというか、ほっこりした
感じで頼みますと仰られました。まぁ実際そんな感じになってます。
そちらでも完成見学会など催したいと思っていましたが、どうにも
未完成のまま終わりそうです(笑)

写真は、いずれまとめたいと思います。
出来れば見学も出来れば良いのですが。まぁ考えてみます。

今日は、少々気恥ずかしいのですが、アトリエの宣伝をさせて
頂こうと思います。

https://www.homify.jp/ideabooks/3962842/%E3%83%93%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%86%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%88%E3%82%92%E6%84%89%E3%81%97%E3%82%80%E3%81%8A%E6%B0%97%E3%81%AB%E5%85%A5%E3%82%8A%E3%81%AE%E5%AE%B6


  

Posted by アーバンギア at 22:50Comments(0)建築

2017年09月13日

なぜだろう

なんか、みんな「棘棘」しい。
誰かのブログに感じるってのは自分だけ。
つまり勝手に私が、そう感じているに過ぎないと。
仰るとおりだと思う。んですけど...  

Posted by アーバンギア at 22:07Comments(0)あれこれ

2017年09月12日

Break

ちくしょー!!!!最近買ったばっかのCD、誰かが割りやがったー!!


しゃれになんないでしょ?!アルバムのタイトルは「Day breaks」
ジャケットは鏡が割れてるし(T-T)ああ...
今日は現場でも「納まり」が気に入らない箇所が出てしまって。
壊すわけにも行かないし。

休憩(Day breaks)している場合では無いのである。ああ...
ノラ・ジョーンズで小休止しようと思って出してきたのに...
ブレイクだらけの一日だ...



  


Posted by アーバンギア at 20:02Comments(0)あれこれ

2017年09月11日

そろそろ日野テル事件を語ろうか

ちょっと前にジャズトランペッターの日野皓正が中学生に
ステージで暴行を加えたというニュースで騒ぎになりました。


最初に言います。あれは、やっぱり駄目駄目です。
日野テルも駄目です。全然駄目。体罰どうのこうのじゃないです。
エンターテイナーとして失格です。

あれが練習場だったら、まぁまだ良いです。
今話しているのは「体罰」についてでは、ありません。
お客が居るんです。金を払って、時間を使って「楽しむ」ために
お客さんは、やってきたのです。
あれを見て喜ぶ人は「ただの一人」もいやしません。

人を喜ばせるのが使命、至福の喜びであるものだけが、
プロのエンターテイナーになれます。ですから、会場が凍りついた
時点で、関わったものは全員「責任」が有ります。
当然、ドラマーの中学生、日野テル、そしてオーディションして、
中学生をバンドのドラムに採用したもの。全てです。

コンサートは「世田谷区」が主催者です。つまり子供の情操教育と
地域の文化の発展を祈念しての行事だったのです。
何名かの候補は居たはずです。テクニックで選ばれたのかも
しれません。ですが、何度も繰り返す練習の中で、子供が
「ビッグバンド」、「教育目的」、「文化事業」に相応しくない、
そして「協調性」を持っていない子供であると分かったはずです。

その時点でドラマーを変更するべきでした。それを怠ったということで、
会に関わる責任者達には重大な責任が有ります。
もちろん日野テルもです。

世間では「体罰」は、OKだとか、中学生の「自業自得」だとかと
騒いでいますが、もちろん自業自得ですし、人を怒らせれば
殴られる場合も有ります。普通です。だから日野テルが「人」を
殴ったって構いません。ですが決して「体罰」ではありません。
これは「暴行」なのです。殴られた相手が訴えれば捕まります。
でも子供も、その親も自分達が悪かったと反省しています。
怪我をした程でもないので、もちろん逮捕には至りません。
でも繰り返しますが「指導」や「体罰」でもなんでもなく、
これは「暴行」なのです。

ただ気に入らないこともありました。爆笑問題の太田が
「この人、大したミュージシャンじゃないでしょ?!」と揶揄したことです。
まぁお笑い芸人ですから、発言について、いちいち上げ足を取って
いたのでは、仕事になりませんでしょうね。だから私も、そんなに
太田の発言に憤慨している訳では有りません。彼も、直ぐに
発言の内容について謝罪しましたしね。
私が気に入らないのは、「音楽性」と「個人の人格」を、ごっちゃにした
ところです。間違いなく日野皓正は最高のジャズトランペッターです。
マイルス・デイビスと並べます。

話を少しだけ戻します。件の中学生は、恐らく「アスペルガー」、
もしくは「発達障害」だと想像できます。
音の無いビデオをTVで見たときに一瞬で「こいつ相当上手いな」と、
叩く姿で判断できました。上手だから「やりたがる」ってのは、
楽器を演奏「出来ない」人の判断です。我々楽器をたしなむものならば、
演奏とは「アンサンブル」、つまり「調和」だと誰でも知っているものです。

楽器単体でも素晴らしいパフォーマンスを表現できますが、他の
楽器と一緒に演奏されたパフォーマンスの可能性は「無限」なのです。
その「喜び」を知っているからこそ、楽器の練習に力が入り、鍛錬を
続けることが出来るのです。特にジャズでは、それが顕著に現れます。

この事件では「ビッグバンド」というカタチで演奏されました。
私は、ビッグバンドが大して好きでは有りません。なぜなら緊張感が
コンボの場合より薄いと感じるからです。どうにも「お決まり」の
ナンバーを、お決まりのスタイルで演奏しがちです。そこが、イマイチな
感じではあります。嫌いでは有りません。好きなバンドもあります。

日野皓正は自分のクインテットに「無名のミュージシャン」を一人加えて、
それを世に出すことを楽しみにしています。よく「育てる」と表現する人も
いますが、そいつはジャズも日野テルも全く分かってないやつです。
日野テルの、このスタイルは元は「マイルス・デイビス」であり、
旧友の「ジョン・スコフィールド」のやり方の「パクリ」以外の何でもありません。

日野テル程の「吹きたがり」が、人のために演奏なんてするはずが
有りません。出来るミュージシャンほど「刺激」を受けたいものです。
自分が持っていない、自分とは違う「発想」を身近に感じて、自分の
プレーを昇華させたいんです。楽しみたいんです。
恐らく中学生は日野テルの欲望を刺激するに十分な技術とパッションを
持っていたのでしょう。「こいつとやりたい」これだけが理由です。

だから日野テルの責任は重いのです。
このステージは自分のクインテットでは無いのです。
日野テルのやっているジャンルは、いわゆるアヴァンギャルドです。
余程ジャズが好きなものでない限り聞いていて楽しいものではありません。
私のやっていたバンドもアヴァンギャルドでしたから十分に分かります。
ただ単に「自分がやりたい」だけでライブもやっていました。
物凄いテクニックの応酬で、聞いている人は「スゲーな!!」となるのです。
決して「楽しい」とか「うっとり」は、アヴァンギャルドジャズには無いのです。
その先端にいるのが日野皓正であり、死んでも今尚マイルス・デイビス
なのであります。

ビッグバンドで凄いドラマーというと、私は「バディ・リッチ」を思い浮かべます。
Youtubeで見れます。是非御覧になられると良いです。物凄いです。
もう笑えてきますから。
件の中学生は、このバディ・リッチくらいの「尺」で決めておけば良かったのです。
ビッグバンドでのドラムソロは完全な「ショウ」なのです。そうです「見世物」です。
先ほど上げたアヴァンギャルドとは、似ていて全く違います。

デニス・チェンバースというドラマーが居ます。
この人も死ぬほど凄いドラマーです。ジョン・スコフィールドが世に出しました。
「たったの1枚」のアルバムで、一晩で「世界一」のドラマーになりました。
この人の出現で「凄いテクニック」ってのを追求するドラマーが大勢表れました。
楽器の楽しみ方の一つに「技巧」というものもあります。
ですが、技巧にばかり走っては、音楽の本質を完全に見失うことになります。
ちゃんとした出来るミュージシャンは全員知っています。
私は、デニス・チェンバースの演奏を間近で何度も見て聴いたことが有ります。
凄かったです。

ですが、彼自身は、あまり楽しそうに演奏していませんでした。
いつだったか、彼が出したソロアルバムのライナーノーツかなんかで読んだ
はずですが、彼は「ファンク」が大好きで、ずっとずっとファンクを演奏していたいと
言っていました。ジョンのバンド、マイク・スタンのバンド、他にも彼をゲストに
参加させたいミュージシャンは、彼のパフォーマンスだけを欲しがっているという
ことを彼は知っているからです。毎晩「見世物」にされるのにウンザリしていたと
いう事なのでしょう。
彼はP-Funkに長く在籍していました。知らない方は、Youtubeで見てみてください。
およそスーパーテクニックなど必要も無ければ、要求もされないでしょう。

彼は、ノリノリで他のメンバーが奏でるセクションやメロディーに合わせて、
リズムを叩いて楽しんでいたかったのでしょう。

私は練習中に私のバンドのベーシストであり、幼馴染であり「親友」の頭を
靴の裏で殴ったことがあります。目をつぶったまま演奏して、自分とバンドの
演奏に酔っていたからです。目をつぶっていては、私の合図を見ることが
出来ません。インプロビゼイションを展開出来ません。演奏を止めたくなかった
ので、演奏を続けて「目を開けてくれる」のを待ちました。で、切れました(笑)
日野テルと同じです。まぁですが私も30歳の後半くらい。日野テルは
還暦どころか70過ぎですからね。

ここまでの話を聞いて頂けた方なら、なんとなく分かって頂けたかもしれません。
件の中学生は音楽が好きというよりも「ドラム」が好きってことなのです。
変な話ですが、楽器が好き=音楽が好きでは、ないのです。
だって、その逆だったら楽器が演奏できない方なら瞬間で理解できるでしょ?
日野テルは音楽が好きなのは間違いないですが、もう兎に角トランペットが
好きで好きで堪らない!!そして「せめぎ合い」が大好きで仕方が無いって
ことなのです。

だから言うのです。ビッグバンドの責任者など、やるべきじゃないって。
自分のことを十分知っているはずです。私に言わせれば「類は友を呼ぶ」です。
自分が好きだから、好きなものが寄ってくるのです。寄ってくるというか、
自分で「選んで」いるんです。
だから殴ったり、恫喝するなんてのは大間違いだと言っているのです。

コンサートマスターなんかに最初から憧れるミュージシャンなんていませんよ。
美しく楽しく、そして悲しく「心に響く音」に触れて、自分も「やってみたい」と
強く感じて、音楽家の道を歩き出すのです。

恐らく件の中学生は世に出るでしょう。間違い有りません。
運命とは、そういうものです。



  

Posted by アーバンギア at 21:44Comments(4)あれこれ

2017年09月10日

娘と勉強

今日は自宅で模擬試験を受けさせました。


本当は今度の土曜日に模試が有るんですが、娘の中学では・
体育祭が行われます。で、仕方なく自宅でやって、送ると。
既に回答も送ってもらってあったので、ざっと答案と
照らし合わせました。厳しいです(T-T)

まぁ実際の受験までは、まだ大分時間は有りますから、
十分伸びると思います。黙って見ていると、随分と時間を
掛けて丁寧に勉強しています。まぁだから駄目なんだろうなと、
思っていましたが。私は黙って見ている方です。
で、最近やっと「丁寧にやるな」、「もっと考えろ」と言い始め
ましたが、娘は言うことを聞きません。

ノートが綺麗な子供は大概、勉強が出来ません。
テストの点も悪いです。真面目です。娘は典型ですね。
自分で勉強していても、どうしても分からないと答えを見ますね。
まぁ全く駄目だとは言いません。
答えが違っているくらいは最低でも確認しなきゃならないですし。

勉強の初期では、まぁ良いでしょう。答えを見て解き方を
「丸暗記」しても良いです。ただ、どうでしょうね。
答えってのは「考え方」まで馬鹿丁寧に書いては有りません。
「発想」「着目」「想起」ってのが大切なんです。
早く言えば「考える力」です。

実際、受験を実施する側としては、この「思考力」を持っているか、
どうかを試したいのです。正直「出来る」「知っている」とは若干
ニュアンスが違います。特に数学では、それを試されます。
他の教科も似たようなものです。
やはり最初に「思い浮かべる」内容で正答率を上げる事ができます。
しかし難関大学の受験のようになると、「思い込み」で式の
方策を立ててしまうと「時間切れ」になることも多いですね。
やはり、この場合は多くの問題を解いて「経験」も積む必要が
有ります。

そこへいくと高校受験の場合、まぁ満点は必要ないんですから。
希望する受験校の偏差値程度まで仕上げれば良いんです。
益々「知識」よりも物を言うのは「思考力」だと言えます。
幸い娘は馬鹿じゃありません。「怠け者」なのです。
大変実直なのですが、自分で食い下がって、何とかしようという、
情熱が無いのです。
これは学校の責任です。

私は度々「宿題」を出す事は子供を駄目にすることに直結すると
言っています。これです。課題を提出することに「だけ」こだわって、
出しさえすれば良いのだと植えつけています。
問題が解けた解けないかも大切な要素ですが、最も重要なのは
「考えたかどうか」なのです。
辞書も参考書もWikipediaも有るんです。何をどうしたって、中学校で
教わる内容が「独学」で理解し、習得できないなんてことは「絶対」
に有り得ません。マジです。

どんな手を使ってでも「自分で考えた」ってことが大切なのに、
出来なかったこと、出来たことを「評定」というカタチで「お終い」
にしてしまうから、人は育たないんです。
教員なんて馬鹿ばかりです。一番大切な「教えなければならない」
ことを生徒の自主性とやらに丸投げして、責任逃れをしていると
言っても良いくらいです。

テストで点が取れない子供は自分のことを「馬鹿」だと言う子が多いです。
まぁここでは「馬鹿」についての定義は止めて置きますが、
健常者で公立の中学に通っている子供ならば、話しにならない馬鹿
ってのは存在しません。マジです。
ですが、考える力を持っていない子供は、いつまで経っても出来る
ようにはなりません。それどころか学習が辛くて堪らないでしょう。

「学習」と言いましたが、生きるという事は学習の連続です。
つまり生きること、そのものが辛くなってしまうということです。
考えて行動する能力を持っていない子供は、「社会」という「ふるい」に
掛けられて、自分を能力の低い人間だと思いこまされ、自由を自ら
放棄して、選択の余地の無い労働と生活環境を受託します。

確かに能力の差は存在します。しかし、そんなものは極々僅かです。
しかし、それに対して「嗜好」の幅は物凄く有ります。個人差は大きいです。
勉強が出来る、出来ないについては、このパーソナリティーが大きく
影響するのです。様々な個性に合わせて学習のプログラムを組む
ことは、非常に困難です。なぜなら学校教育は「一斉授業」だからです。
従って、能力の低い教員ほど、なんとか子供達に学力を「定着」させようと、
参考書や問題集を与え、それを「強制的」にやらせるのです。
ただ「やらせる」だけです。

考える力は一人で育む事は比較的、困難です。
「会話」が大切なのです。社会や国語が出来ない子供は孤独である
ことが多いはずです。大人との会話が多い子供、リクレーションや
ものづくりに熱心な子供は勉強が出来ます。
なぜなら「育てるベテラン」が、いてくれるからです。
大人は子供の能力が低いことを「熟知」しています。ですから3歳の
子供が描いた絵が、どんなに稚拙でも「じょうずだね~、かわいいね~」と
最大級の笑顔で子供を褒め称えます。

褒められて、嬉しそうにしている様子を見て、もっと沢山、画用紙を買ったり、
新しい色鉛筆を買って上げたりします。歌を歌う子には手拍子をして一緒に
相槌を入れたりします。決して教則本を買って来て、このようにやれ、
来週の金曜日までに練習しておけとは言いません。
もしも面倒を見ている「大人」が優秀で、欲があり、ちょっとだけ「遊び心」が
ある人ならば、「ねえ、それは何の絵?」「猫ちゃんには、お髭は無いの?」と
尋ねることでしょう。
「子供に考えさせる」ことが出来る指導者ならば、間違いなく子供たちは
伸びます。否定してはいけません。考えを否定してはいけないんです。

否定ではなく「質問」をするのです。自分が欲しい答えが出るまで尋ねて、
そして「課題」を出すのです。課題は大きくなくて良いです。
一見つまらないもので十分なのです。問題なのは「考える力」を
養うことなのですから。時間もかかります。何年も掛かるんです。
掛かったって良いです。
最初に言ったように「考えること」は一生なのですから。一生を掛けて
満足な人間になれば良いだけです。
しかし、考えることを放棄してしまっては、もう死んでしまったのと同じなのです。

「自分で考えろ」ではありません。
「自分で考えて、なんとかしろ、出来ないのは自業自得だ」これでは
学校に通った意味が有りません。教育を受けたことにならないのです。
子供達は、ラットレースに参加して、なんだか訳の分からない内に卒業して、
いつの間にか社会に放り出されて、まるでこれが運命だと勝手に思いこみ、
翻弄されたかのような一生を送るのです。

みんなで助け合う。
それは決して弱者を生み出して、都合の良いように使って楽に生きるという、
ことではないのです。

娘との二人三脚は、もう少し続けます。

  

Posted by アーバンギア at 20:03Comments(2)子育て

2017年09月09日

論語

友人が山まで私の様子を気遣って尋ねてきてくれた。


この山に越してきて8年近くが経とうとしている。
下界にいたころは友人を招いてホームパーティーや
街中の飲み屋街を飲み歩いたことも時々あった。
しかし、この7年間で街中で友人達と酒を飲んだのは
「たったの1回」だけだ。
昔のバンド仲間と飲んだ。それなりに楽しかった。

私は「華やか」な人間だったと思う。
しかし、病にも負け、経済的にも困窮し、仕事でも失敗し、
見るも無残な姿になってしまった。珍しがって、面白がって
集まってきた人たちは去っていった。
残ったのは古い友人と、そんな私を気遣って、心配して
新たに友達になってくれた人が極僅かだ。

弱くなったことで、私自身も「弱い人」の気持ちを理解できる
ようになった気がする。出来るだけ弱っている人を支えたり、
笑顔にしてあげたいと思うようになった。
若い頃の、なんでも自分、自分という自己主張は薄れてきた
ように思う。未だに私の事を面白くないと思っている人が
少しは、いるようだ。
できるだけ満遍なく大勢と円満に付き合いたいと願っている
のだが。なかなか難しい。

論語の中に「朋有り遠方より来る また楽しからずや」と
あります。人生の最高の楽しみの一つに仲の良い友達と
酒を酌み交わし、歓談することであると孔子は解いています。
全く、その通りだと思います。

これだけ世の中には人が溢れています。しかし、中々趣味が
合ったり、価値観が違っていても、お互いを尊重しながら
自己主張をしたり、相手を慮るということは出来ないものです。
友達は大切です。

これから一気に山は冬になります。
今日も早々と、ストーブを着けました。
人の温かさと、美味い酒が恋しい季節になりますね。

  

Posted by アーバンギア at 21:27Comments(0)あれこれ

2017年09月08日

設計

ホント、昔は軽く考えてたなぁ~って。


難しい。本当に建築設計は難しい。
知識も沢山必要だが、生み出す力も必要で。
あっちもこっちも「勘案」する根性と。
最近じゃコストコントロールまで建築士の責任だ。

腹減ったな...  

Posted by アーバンギア at 21:52Comments(2)建築

2017年09月07日

自滅

ただ、仕方が無いですよね。

鏡のために生きているわけじゃありませんしね。  

Posted by アーバンギア at 23:35Comments(0)あれこれ