2013年01月31日

グッドモーニング ベトナム

夕べ借りてきた映画を見た。
「グッドモーニング ベトナム」。
ベトナム戦争時代が舞台だ。

ロビン・ウイリアムズ主演だ。
1987年の作品であるから25年前のものになる。
流石にロビン・ウイリアムズが若く見える。
しかしフォレスト・ウティカーは、あまり
変わらないように見える。

この映画を家族で見た。
見せたかったのだ。
この若干古めの映画を見ようというきっかけを
与えてくれたのは、ジャッキー・エヴァンコだ。
正確には彼女の最新アルバム「Songs from silver screen」だが。
このアルバムにサッチモのWhat a wonderful worldが
収められている。さてこの曲はサントラではないので、
いったい何の映画からチョイスされたのか?と
気になってクレジットを読むと、その曲は
前述のグッドモーニング ベトナムからだとあった。

グッドモーニング ベトナムは知っていた映画だ。
新作のときにではない。2年ほど前にTSUTAYAで
名作として紹介されていたのだが、そのときは戦争映画を
見るような気になれなかったので、素通りしてしまった。
それが今になって気になって仕方がなくなって。
私は子供達に定期的に戦争映画を見せる。
争いごとの愚かさを知ってもらいたいからだ。

また支配的な考えは人を抑圧して、自由を奪うという
事を忘れて欲しくないからでもある。
What a wonderful worldは一番醜いシーンでフルコーラス
流される。若干オリジナルよりもスピードが上げられている。
尺にあわせてでも「フルコーラス」入れたかったのであろう。
そのシーンでは、ボテボテと涙が溢れる。ぬぐってもぬぐっても
涙が溢れ出た。気の毒なシーンだからではない、
それまでの流れが作っている感覚だ。

子供は、じっと見ていた。
明るいDJと陽気な兵士。高圧的だが、どこか抜けている上官。
この映画は戦争を一切説明していない。
つまり、これ単体で見てもベトナム戦争はおろか、戦争全ての
悲惨さは伝わってこない。つまり「子供が見る映画」じゃない。
色々な情報や戦争映画を見て知っている「大人」が鑑賞して
初めて面白いと感じる事が出来る映画なのだ。

敏感な人でなければ伝わらない「ニュアンス」を持った
素敵な映画だと思う。うちの子供たちは沢山戦争映画を
見ているので、この映画の価値を理解してくれていると思う。

集団で生きるならば衝突は避けられない。当然な出来事だ。
しかしそれを回避できないのならば、上手に、また
「ユニークに」、そう「人間らしく」解決する努力が
必要なんだと私は感じる。一緒に生きている事が「よかった」と
感じる事が出来なければ共生は成り立たない。

生物は誕生した瞬間に、この共生から避けて生き抜くことは
出来ない。全くもって不可能なのだ。
ひとりじゃない。ひとりにはなれないのだから。

金にもならない映画を夢中になって作っている連中に、
感謝しないではいられない。
良い時間だった。  

Posted by アーバンギア at 18:03Comments(0)子育て

2013年01月30日

和モダン

年をとったと感じるとき。

1920年代の建築が、やたらと素敵に見えるとき。  

Posted by アーバンギア at 18:27Comments(0)建築

2013年01月29日

カタログ

メーカーにとってもカタログってのは
非常に厄介なものだろう。
毎年まで刷新されなくとも、そこそこ短い
間隔で分厚いカタログは更新される。

サッシ屋のカタログなんて物凄い。
他にも商業印刷の最先端のような美しい
カタログは単価も非常に高い。

全国のユーザーに無償で配布するのだから、
たまったものではないだろう。
そこへ行くとWEBカタログってのは良い。
どんだけWEBデザイナーに払っても印刷代や
送料の事を考えると超安上がりだ。

でもまだまだWEBカタログを活用している
ユーザーは少ない。激しく少ない。
全体から見れば少数派だ。
しかし、このWEBカタログを積極的に使おうという
気になれない理由に「使いにくい」という
ものが上げられよう。

本当に使いにくい。
まだまだメーカーも本腰を入れてWEBカタログの
制作に当たっていないと感じざるを得ない。
デッカイ建材のカタログやサンプルを事務所に
置いておくのは大変にストレスになる。
もし本当に本をめくるような間隔で、好きなところを
自在に閲覧できるようなWEBカタログが出来れば
設計者のみならずエンドユーザーまで大変に
ありがたいと思う事は間違いない。

最終的にはサンプルなどでの確認は必須であろうが、
やはり環境に配慮して紙のものは減らすべきだ。

もっとも、そうなればなったでカタログ屋や印刷屋の
仕事が減ってしまうのだが...
これも「しがらみ」があって中々普及に至らない
要因の一つだ。

建築にかかわらず、仕事ってのは諸々のつながりあっての
「ものだね」なんである。

未だに見積のやり取りはFAX中心だ。
電話代が、もったいないのだが...  

Posted by アーバンギア at 15:30Comments(2)建築

2013年01月28日

建築家

私は建築家だと名乗っている。
建築家ってのは、どんな職業の人を言うのだろうか。
どうも我々建築家と一般の方の認識には隔たりが
あるようだ。もっと言えば最近では建築家を名乗るもの
どうしでも建築家について認識にずれがあるようだ。

建築と付いているのだから建築関係の仕事だと
想像が付く。それは全く間違っていない。
大工なら大工道具を使って建物を作る人、つまり
職人だと直ぐに分かる。さて厄介なのは「建築士」だ。
厄介ではないのだが。建築士ってのは建築を専門的に
理解し一定の知識を有するものである。
つまりそれ自体で「何かをする人」ってものではないのである。
で、あるからして仕事をしていなくても建築士だと、
学校を出ていなくても建築士だと名乗る事が出来そうだ。

でもそれは自称建築士に過ぎない。
業といって、人から報酬を得て専門的な仕事をするには
資格が必要になる。これが建築の場合一定規模の大きさや
目的になると設計や監理は有資格者でなければ行えない
決まりになっている。そこで必要になるのが「建築士免許」だ。

で、建築家はどうだ?士と家の違いだ。
辞書には明確な記述が無い。

写真家ってのがある。カメラマンと、どう違うのか?
カメラマンは写真を撮る人のことを言う。そのまんまだ。
しかし写真家は写真を撮るのだが、自身の意思で作品として
写真を「継続して」撮り続ける人を指して言うように思う。

建築士は設計と監理を行う。建築家も設計と監理を行う。
しかし建築家は建築士と同じ事を行うのだが、自分の意思で
作品として建築を「継続して」創作し続けるものを指して
言うように思うのだが。どうだろう。
建築のオーソリティーだというのは、ちょっと違うような気がする。
よっぽどゼネコンのベテラン建築士の方が建築の
オーソリティーだと私は認識しているが。

世の中の人たちは建築家を建築のオーソリティー。
頂点だと勘違いしていると思う。
だから1級建築士が建築家なんだと、とんでもない勘違いが生まれる。
建築家は常に建築を思考している。それが建築家だ。
従って建築家は大いに偏ったものの考え方を持っている場合がある。
そこで必要なのがパートナーだ。
前述の建築のオーソリティー。ゼネコンであったりする。

形を作るまでには大勢の協力が必要になるのが建築だ。
写真とは訳が違う。

造形。 建築は造形であると意識しているものが建築家だと
私は考えている。新しい国立競技場のコンペの勝者の作品は、
夢に溢れたものだった。プリツカーを取ったSANAAも
日建設計と共同で出品していた。
建築家は完全な人間でも建築のオーソリティーでもなんでもない。
どちらかと言えば「駄目人間」なのかもしれない。

人間の駄目っぷりが際立つものこそ「なにかしでかす」建築家
なのかもしれない。
本当の建築家に「住宅」など頼まない方が、良いのかもしれない。

私は住宅を設計するときには「建築家」の帽子を浅く被ることにしている。
私は建築家をよく理解しているつもりだからだ。  

Posted by アーバンギア at 17:32Comments(0)建築

2013年01月27日

何も出来ない日曜

色々しなければならない事が山積。
何処から手をつけていいやら。

今朝は水道が凍って全く水が出ず。
そんなのに半日振り回され。
すると子供がいたずらして車のドアをロック。
キーを入れたまま。いわゆる「インロック」だ。
ディープパープルだよ。どーするよ?!って。

次男が解決してくれた。

で、仕事もしなきゃならないのに。
ネットが遅い。プレゼンボードって本当に面倒。

風邪も酷くなってきた。
副鼻腔炎。喉が痛い。

床屋さんもしてあげなきゃ。
実りが少ない日曜だった。
ちょっとしたら出かけなきゃ。
会合だ。
NPOだ。  

Posted by アーバンギア at 16:50Comments(0)あれこれ

2013年01月26日

生きる

上手く行かないことがある。
と言うか、もう上手く行かない事だらけだ。
それでもこの歳になって過去を振り返ると
一喜一憂しても「懐かしさ」だけがこみ上げて来て、
人生は、なんだかそこそこ楽しまさせてくれる
ものだと、力が抜けた表情をしてしまう。

雪が降れば出かけることも出来ない。
気温が下がれば水も出なくなる。
自然は厳しい。
しかし雪が舞っている様子を見つめていると
深い感動だけが去来して他の事は考えられなくなる。
時折雲間から差し込む日差しで融けた雪が
再び凍って氷柱になる。氷柱のきらめきを見つめていると
その成長だけに気をとられて何も聞こえなくなる。

子供の罵りあいは聞くに堪えない。
何年か前までは家の中で赤ん坊が泣いているのが
普通だったのに、今では懐かしい。
あれだけ聞くに堪えなかった赤ん坊の泣き声も
今では少々愛おしく感じる。

サッチモのWhat a wonderful worldをしつこく聴かされた
1980年頃。シビックのCMのへヴィーローテーション。
バブル期に突入する頃だ。誰もが優しさを失いかけていた
頃だったかもしれない。時代にそぐわない曲のチョイス
だったかもしれない。

今この曲の歌詞を噛み締めながら外の景色を眺める。
結婚してからの15年を思い出してみる。
もっとさかのぼって生まれた頃からの人生を思い出してみる。
自分を見てみる。
やはり歌詞のとおりにこの世は素晴らしいと思う。

争ったり奪い合ったり殺しあってもだ。
ずっと地球が美しいままに存在していて欲しいと
心から思う。

なぜ?どうして?といくら自分に問いかけてみても
一向に、それらしい答えが見つからない。
ただ生き続けると無心になれる気がする。

地球で暮らせる時間は、本当に短い。
楽しまなければ絶対に損な生き方だ。

  

Posted by アーバンギア at 18:56Comments(0)あれこれ

2013年01月25日

女房と二人でラーメンを食う

実に久しぶり。
山に越してくるまでは夜な夜な家内とふたりで
ラーメン屋に行ったものだったが。

今日は用事があったので下界に二人で出ていて。
清水にある「丸金」というラーメン屋でラーメンを食った。

腹が膨れると諸々角が取れるものだ。  

Posted by アーバンギア at 18:25Comments(0)あれこれ

2013年01月24日

面倒な図面たち

詳細図も面倒だけど、私が嫌いなのに
「一覧」「表」がある。

建具表だのキープランだの電気配線図とか。

まぁ仕事だからね、好きも嫌いも言ってられないけど。

でも好き嫌いってあるじゃない。  

Posted by アーバンギア at 18:04Comments(0)建築

2013年01月23日

深々と降る雪

粉雪が降っています。

ガトーショコラに振り掛けるパウダーシュガーのように。

闇夜に「シー」と音が鳴るんです。

鹿がいました。
山です。  

Posted by アーバンギア at 19:22Comments(0)あれこれ

2013年01月22日

慣れている人には敵わない

下働きは詳細図ばっかし書かされるんだよね。

そうやって構造や納まりを覚えるんだよね。

ああ肩がこる...  

Posted by アーバンギア at 18:13Comments(0)建築

2013年01月21日

設計

本当に久しぶりに設計してる。

超ローコストの平屋建て。
基礎も布基礎で。久しぶりの布基礎だったから、
「えっと、どーだっけ」なんて感じ。
最近のは、みんなベタ基礎だからね~。  

Posted by アーバンギア at 17:31Comments(0)

2013年01月20日

赤ワインの美味しい飲み方

とにかく腹をすかせておくことか。

暫く飲まないでいることか。

飲みたい日には我慢することか。  

Posted by アーバンギア at 18:11Comments(0)あれこれ

2013年01月19日

泥棒が多い羽鳥

さっき買物をして米を忘れてきた。
米を買いにわざわざ往復50キロも掛けて行ったのに。
それを忘れてきた。
スーパーマム羽鳥店に電話をかけるも「見当たらない」
の一言で終了~。保証は無い。
レジ脇のカウンターに置いてきたのに。

置き引きってやつですね。
このスーパーの駐車場でデジカメも盗まれたことがある。

よく平気で人の車のドアを開けられるなぁ。
よく人目もはばからないで10キロもある米を
待ち去ることが出来るなぁ。

気が抜けない街。
外国にいるみたいだよ。

4000円がパー。  

Posted by アーバンギア at 16:24Comments(0)あれこれ

2013年01月18日

普通じゃない寒さ

マウスを新しくしました。

レンダリングしなきゃならなかったのでね。
調子良くってバリバリはかどります。
でもPCが計算できなくて落ちちゃう。

なんとか軽いデータに変えて出力後、今度は
Photoshopなんかで画像処理。
バリバリ書きまくります。やっぱマウスが良いと
やる気が違うね!!

おととい馴染みの床屋さんで「はさみ」を貰った。
すきばさみも貰った。すげ~切れる!!

やっぱ道具だね!

PS:恐ろしい寒さで震えています。
暖房が効きません。凄い!!  

Posted by アーバンギア at 17:37Comments(0)あれこれ

2013年01月17日

大魔神、ついに怒る!!

今日は仕事先に「怒り」のメールを送った。
自分的には「ついに言ってやったぜ!!」ぐらいの
感じである。黙っていたんでは、助長するだけだ。

ビジネスと言えども「分をわきまえ」、思いやりを
もって事に当たらなければ「人間失格」なんである!!  

Posted by アーバンギア at 15:47Comments(0)あれこれ

2013年01月16日

人を映し出す鏡

気の毒な人がいる。
どうしてしまったんだろう...

家族は大丈夫なのか?
きっと今は波の底を行っているはずだ。
きっと浮き上がる時がくる。
しかし覚えておいて欲しい。

底にいたときに「あがいている自分の姿」を。

みっともないものだ。
しかし綺麗ごとでは生きて行けない。
だからこそ次の波の底に落ちた時には、
この前よりは上手に這い上がって欲しい。

彼は自分の後姿を自ら見ることは出来ない。
家族は彼を映し出す鏡であろう。  

Posted by アーバンギア at 17:47Comments(0)あれこれ

2013年01月15日

話せば分かる

この歳になって本当に思う事「話せば分かる」。

誹謗や中傷は発信したものの責任だ。
もちろん精査した結果、そう言われても一向に
仕方がない場合がある。
でも敢えて言いたい。それでも言ったものの
「努力」が足りないと。

誹謗や中傷は浅い所から始まっていることが
多いように感じる。
対話を十分に持つことは時間の浪費などではない。
力ずくでも理解しあう覚悟こそ、同じ地球で生きるものの
使命なのである。  

Posted by アーバンギア at 17:26Comments(0)あれこれ

2013年01月14日

難しい意匠設計

あらあら、またもや建築ネタですよ。

今日は、とあるHMと打ち合わせ。
クライアントが無理難題を言ってきたので
助けて欲しいと電話がありました。

HMの代願業務の契約と顧問的なアドバイザーも
請け負っているので。

私は、あまりやりませんが、最近の住宅屋さんは
外壁のサイディングを「唐突」に貼り分けるのが
流行っていませんかね?
なんで、そんなことわざわざするのかなぁ~と、
こっちは首を傾げますが。

まぁ人の仕事なので、そのように立面図を作図しました。
もともとあちらから送られてきた図面は間違っていたので
こちらで直して貼り分け位置が分かるように図示しました。

どうやらクライアントは最初の間違っていた図面と
「まっとうな」図面との差異が気に入らないとのこと。
しかし説明がし難いのですが、クライアントの要求は
建築士なら「なんだそりゃ?!」と全員言うでしょうし、
一般的にも「そんなことするかなぁ」と言われるような
要求なのです。まぁでもHMも仕事ですから、おかしかろうが、
なんだろうが「客」の要望どおりにしてあげるしかないと、
考えているようですし、私もそうする方が良いと思いました。
まぁ私が直接やっている仕事なら、ありえませんが。
間違いは間違いです。

そもそも意匠設計を軽く考えていますね。HMは。
営業が間取りを考えて、建築CADで自動に出力した
図面程度で工事は行われてゆきますから。細部の検討を
する住宅屋さんは少ない方だと思います。
営業といっても建築士の資格を持っている方も多いですよ。
今時は、資格くらい持ってますかね。

これなんで、建築家とか建築士だとか、もう世間的には、
ごっちゃになって、1級だとか2級だとか、判断するにも
間違いだらけの選択肢だらけになってますね。
私も若かりし頃、経験が浅かった時に人任せになっていた
部分も多く、クライアントは問題にしていなくても、
自分では納得できなかった現場ってのが、たくさんありました。
それが経験ですね。
それらが生かされて現在があるので。人との付き合い方も
随分と勉強したと思います。

大事なんですけどね、本当は。
建築を依頼する方も結構「建築」を簡単に考えてますね。
お互い様です。  

Posted by アーバンギア at 18:23Comments(0)建築

2013年01月13日

豪邸

う~んどうしちゃったんでしょうか。
連日の建築ネタ。
これでは、まるっきり「建築家ブログ」です。
まぁそういうブログだったんですけどね、元々。

偶然にも同時進行で「平屋」の住宅プランを
やっているんですよ。
平屋ってのは、いわゆる「贅沢」な住宅の代名詞の
ように言われ方をする場合があります。
確かに「総2階」にしてしまえば、基礎も屋根も
面積が小さくなります。

しかし見附面積といって、建物の外壁面積も相対的に
減るかと言えば、完璧にとまで行きませんし、階段などの
部材も増えます。廊下やホールも増えますしね。
平屋の計画は、贅沢だとか無駄だとかって一概に言えません。

問題なのは敷地の面積。
平屋が建てられるほどの広い敷地なら良いんですけど、
希望する面積の家が建たないのなら、やはり上に伸ばす
しかないですからね。

今日FBに書き込みをしたときに久しぶりに「MVRDV」って
言葉を使った。MVRDVってのは、オランダの建築家集団。
私も30代の頃、非常に刺激を受けた作品を発表していた。
代表作といってもいい「WoZoCo」を思い出したのだ。

これは高齢者向けの集合住宅なのだが、法規の制約で
部屋数が要望どおりに作る事ができなかった。
そこで彼らはキャンティレバーで空中に浮かせて要求された
部屋数を作る事に成功したのだ。
日本の建ぺい率とは、ちょっと違うのだが、まぁものは
考えようの代表作って感じであった。

豪邸。
高級な建材を惜しげもなく使い、手の込んだ納まりや
仕上げで「工芸の頂点」のような佇まい。

ただいつもこれらを思うとき頭に浮かぶ言葉がある。
私の人生の師ミース・ファン・デルローエ。
Less is more

もうひとつ。ルイス・サリヴァンの
Form follows function(形態は機能に従う)だ。

ポストモダンのようなものを否定するつもりはないのだが、
整理された抑制の効いた空間は、インテリジェンスを
感じさせる「人の生き方」を表すようなものだと考えている。

いずれにせよ住宅は「道具」であることが基本である。

  

Posted by アーバンギア at 16:02Comments(0)建築

2013年01月12日

無理

風邪引いたみたいです。
せっかく青木がコメントくれたので、
隈 研吾のことでも書こうかとか
思ったのに...

明日以降にします。
待ってろよ~青木~。  

Posted by アーバンギア at 17:57Comments(0)あれこれ