2015年12月29日

大掃除 comp

やっと大掃除。

子供たちも、ゆっくりとエンジンがかかり。
結構一日働いてくれましたよ。
私は朝の9:30から18:00過ぎまで「台所」の
掃除をしました。ただの1分も休んでいません。

換気扇、コンロの汚れは、半端なかったです。
もう全身が悲鳴を上げています。

後は神棚と仏壇を掃除して注連縄飾りを付ければ
新年を迎えられますね。
  

Posted by アーバンギア at 18:56Comments(3)あれこれ

2015年12月29日

許されない関係

私は、随分と年をとりました。
昨日、風呂上りに覗いた鏡の自分に
落胆しました。
随分と頭皮が、はっきりと見えるようになりました。
直に剥げるでしょう。
予想だにしていませんでした。

「そうか、俺も初老なんだ」そう、思いました。

お若い方は、許されない関係をご家庭以外に
求めたりする場合も多いのでしょうね。
何が不満で不足しているのでしょうか。
残念ですね、傍目に見ると。

私は浮気は1回だけあります。
それは、こっぴどく責められましたよ。
もう二度と御免だと思いましたね。
さて何が不満で不足だったのでしょう。
理解しています。

私は長年、不安定で危ない橋ばかりを渡ってきました。
安定が気に入らなかったってことだったと、今では
理解しています。
後に不安定を嫌と言うほど強いられて、現在に至って
いますので。浮気どころでは無いって訳ですな。

私は家内の「でっかいオシリ」や「鷲掴み出来そうな腹の肉」
「ずいぶんと増えた小じわの横顔」なんかを見ていると
物凄く安心します。ほっとします。
安心以外の何ものでもないですね。
逆に、その風体で口紅をべったり塗ったり、マスカラを
娼婦のように乗っけたり、コンシーラーを漆喰のように
塗りたくって出掛けてゆくと、いったい何処へ何しに
行くのだろうと、不安になりますね。

この年齢になって、不倫などと言う行為を働けば、
誰も得は、しないでしょう。ん?違うな。
美味しい思いをするのは「マオトコ」だけですね。
一番大切な事は「自分を思いやる」ことです。
自分が哀れな存在になることを「由」とするならば、
もう何も言う事は無いのですけれど、もし、自分の存在価値を
試したいのであれば、家庭をぞんざいにしないことです。

あります。
あなたの価値は、その生活の中にこそ。  

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2015年12月27日

一歩も出なかった

ついに一日ただの一歩も杉尾から出なかった。
いったい、どれくらいぶりの出来事だろう。

今日は家族全員が丸々一日、揃って家にいた日だった。

嬉しくて昼間からワインを1本空けてしまった。
なんて充足感。

最高のプレゼントだった。
家族にも友人にも神にも心から感謝を言う。

ありがとう。  

Posted by アーバンギア at 19:34Comments(0)あれこれ子育て

2015年12月26日

パクリ

伊東豊雄が、会見を行って。
私は嬉しかった。

批判を覚悟で言いますが。
若かった頃の安藤忠雄は、モデルのように
かっこよかったんですけど。
伊東豊雄は、なんていうか、髪型が...

現存する建築作品も、そんなに好きじゃ
ないんですが。
人相は貧相というか、悲壮感があります。

70過ぎてるって知らなかったなぁ~。
話題の隈 研吾は、やっと60を過ぎたとこ。
顔つきは「ギラギラ」しています。
建築家というよりは、猛禽類専門の
ペットショップ店主という感じです。

さて伊東先生です。
良かったですね「恨み節」。
ああいうこと言うんですね。言って欲しいですね。
だって多分「事実」ですもん。

伊東先生は丹下並にプリツカーの受賞が
遅い方ですよね。
さぞ御苦労が多かったんではないかと。
で、未だに苦労していると。
私と同じじゃないですか?!

自分のとこのアトリエにいた妹島和世の方が
伸び伸びやってる感じがしますよね。
で。
ザハという化け物も、いつまでも調子に
乗ってしゃべっている感じが、インテリっぽく
なくて、面白いですよね。
伊東先生は東大出ですし、インテリ以外の
何者でもない訳なんですが。

ふてくされている感が凡人ぽくて良いですよね。
頭が良いのに「かませ犬」にしかならないだろう、
指名コンペなんかに、挑戦しちゃうんですね。
私と同じです。
でも私なら言いませんね。
終わった後の会見の席では。
近所の居酒屋で、人の話なんて半分も聴いていない、
適当な感じの大将に向かって「ほぼ独り言」の
ようになら言うかもしれませんね。

どっちのデザインも面白くも何ともないですよ。
どうでも良いです。

タイトルのパクリなんですが。
数日前に聞いていたカーペンターズのベスト版に
Touch me when we're dancingってのが入っていてですね。
その曲のサビの部分が、もうまるっきり「ハマショー」の
Lonelyという「名曲」のサビと同じだったんですよ。
似ているでは済まされないレベルですね。

でも聞き比べると、まぁ違う曲だなってなるんです。
染み付いちゃってるんですね。
浜田省吾は、カーペンターズもビーチボーイズも
大好きだし、山下達郎も好き、アメリカンTOP40も
大好きなんですよ。

隈 研吾が、ザハが好きだった訳は無いんですけど、
勝とうと思ったら、「駄目案」を徹底的に研究して、
駄目な部分を排除する必要が、あるんですよね。
で、駄目を精査しているうちに「良い」部分が刷り込んじゃう。
伊東豊雄は、坊ちゃんだったんですよ。
提案された作品も、しっかりクリシェだったしね。

ゼネコンと抱き合わせのコンペなんて、勝つこと
前提ですからね。金にしなきゃならない。
ゼネコンなんて「作品」なんて感覚は、ゼロですから。
社員を食わせるのみ。
隈 研吾は、建築業界を分かっているんですね。

で、伊東豊雄も建築業界を分かっている。
どっちも分かっている。
だったら勝つ方が良いって思わなかったんでしょうかね。

私は一応、とーしろの枠からは外れてしまうのですが。
お分かりのように、このように数千億円にも及ぶ
巨大建築物、建築行為には純粋な設計デザインなんて、
滅多に存在出来ないんですよ。
伊東豊雄の作品なんて、みんな解体されちゃってるしね。

私が、もし国立競技場の設計を提案するとしたら、
基本設計を作るだけでも半年近く掛かると思います。
あーでもない、こーでもないと寝る暇も無く考えても。
建築費に対する責任感と、環境破壊への代価について、
何度も何度も繰り返し自問自答するでしょうね。

もし、今回のように「ひとつきちょい」で、あの規模を
提案するとなると、余程「テキトー」なものか、
「パクリ」しか手は無いと思いますよ。
設計をしている人間なら、そう言い切る筈です。
いくら、大規模建築物を設計してきた大物建築家でもです。
東大を出ていてもです。
能力の問題じゃないです。

どれだけ作ったか知りませんが、国立競技場の実施設計を
10も20もやった建築家なんて存在しません。
私は10も20も設計しましたが、未だに100㎡の延べ床の
住宅でさえ提案するまでに1ヶ月以上時間が掛かります。

ひらめきは大切です。
しかし、それ以上に大切なのが「吟味」です。
吟味の「吟」という字の成り立ちのひとつに「うなる」
というものがあります。味を見て唸っている様子。
十分に確かめ、それが、どういうものなのか考えること。

伊東案の敗因の一つに、実現性についてがあります。
伊東サイドは完成できると言って提案を出していますが、
ザハも当時、予算で出来るアイデアだと言って問題になった
のです。伊東は、それを軽視したということでしょうね。
審査員は、間抜けな凡人ばかりです。
対面ばかりを気にする、ただの役人です。
そんな連中が国の財産だとか、芸術的建築遺産だのと
考える訳がありません。

コンペでは、ありましたが、これは「On demand」です。
要求に忠実、その要求を想像できたものが勝者となったのです。

そこへ行くと「カリスマシンガーソングライター」さんは、
楽で良いよなと思ったんです。

私は隈 研吾にも伊東豊雄にも憧れませんね。
羨ましいとも思いませんね。

いずれも気の毒な著名な作家です。  

Posted by アーバンギア at 20:16Comments(0)あれこれ

2015年12月25日

クリスマス 

昨日、クリスマスイブの晩に私は次女の頬を叩きました。

私は毎年「クリスマス」が嬉しくありません。
様々な思いが交錯するからなのですが。
一番辛い理由は「理想との乖離」です。

昨日、三女に「クリスマスが何の日か知っているか」と
尋ねると「知らない」と娘は答えました。
本気で驚きました。
もちろんちゃんと教えています。

夕べ娘たちに渡そうと思っていたクリスマスプレゼントを
2階の部屋でラッピングしていたときです。
三女の、けたたましい泣き声が家中に響きました。
何事かと下に下りると先ほどまで機嫌良く私と一緒に
ケーキを作っていた次女と三女が「蹴り合い」の
喧嘩をしたというのです。
原因は、つまらない「風船」1個の取り合いです。

脱力です。

イラク戦争でもクリスマスとクリスマスイブには休戦
したのにです。先ほど「喧嘩はよくない」と台所で
話したばかりの子供が、気に入らないからといって
足で人を蹴ったのですから。

三女に至っては、どこで「喪失」したのか、クリスマスの
主人公は「サンタクロース」で、ただのプレゼントを
貰える賑やかな日だと思い込んでいるのです。

絶句です。

夕べの説教は例年に無く「念入りに」「力強く」行いました。
子供たちは皆、神妙な面持ちで私の話を聴いていました。
私の家族は、クリスチャンではありません。
ですが、一年に一度「神の教え」「イエスの教え」について
考える良い機会だと思って、クリスマスを祝い、
楽しんでいます。

この世は、神が望むような世界ではありません。
そのことが私を苛ませるのです。

今朝、ツリーの下に7人分のプレゼントが置いてありました。
三女のプレゼントに添えられたカードには、こう書かれていました。

Mirror of your mind,there is in front of your eyes.

遅く起きてきた私は、その和訳を娘に教えました。
そして、その短いメッセージの意味するところを娘に話しました。

奇蹟は現実の世界にあると信じています。

※数々のミュージックビデオがある中で、腹の底から感動して
泣きながら聴いたものは「唯一この曲」だけです。

  

Posted by アーバンギア at 13:50Comments(0)子育て

2015年12月23日

I need to belive in love

一人で暖房が効いている仕事部屋で絵を描いています。

建築パースです。これから水彩で仕上げます。
実施になるかどうか分からない提案なんです。

私は、実施前の方が「自分本位」でいられるので、
物凄く、自分なりの「しっかりと」で気持ちを
提案しようと心がけています。
実際に設計契約を結んだり、基本設計に入ると、
要望を精査したり、法的な根拠や構造を検討しなければ
ならないので、そういった作業を重視します。
従って、パースは作りませんし、模型も作りません。

この描いている建物が、そこにあったら、
どんなに素晴らしいことかをクライアントに伝えたいんです。

クリスマスが、やってきますね。

子供たちは静かに楽しみにしています。
長男は、彼女もいなくなってしまいましたし、
センター試験が目の前に迫ってきているので、浮かれる
気分ではない様子です。
次男は高校生になって、友達も大勢出来て、そして
ついにステディも出来て、クリスマスの計画に余念がありません。
三男は、これも受験を控えているのですが、やっと出来た
彼女に振られそうなんだとか。最悪のクリスマスになる
予感ビンビンでございます。

我が子達は、人の良い子供好きの老人、サンタクロースの
存在を固く信じていますので、クリスマスが楽しみなのです。

最近、子供たちが変わりました。
あんなに「扱いやすく」て「可愛かった」子は、もう
いなくなってしまいました。
本質は変わっていませんし、素晴らしい子供たちだと、
親ばか承知で公言していますが。
それでも時々心の底から「なぜだ」と叫びそうになります。
家内が一番辟易しています。

愛情が強く、大きければ大きいほどに、子供の成長、変化に
戸惑い、受け入れがたく感じるものですよね。
分かっていても我々は神でもイエスでもありません。
それでも、こうしてクリスマスが近づいてくると、考えます。
イエスの教えを断片的に頭に浮かべてみます。

この世は不完全です。
でも、その不完全さは「都合」が悪い部分に対してです。
我々は身勝手です。
身勝手な自分の方が変わらなければ、決して完全な世の中など
手に入れる事は出来ないでしょう。
分かっているはずです。
分かっているんですけどね。

神にとってみれば、我々が感じる不完全な世界は「完全」な
ものなのでしょうね。不完全だからこそ「考え」「試される」
ことが出来る訳ですから。
我々に用意された、この世界は決して不完全などという事は
有り得ないのです。

上手く行かない。

なんて重く、耳障りな言葉でしょう。

実は今日は聖書に助けられたのではなく、カーペンターズの
曲に教えてもらったんです。
完璧を追求する事は素晴らしい鍛錬だと私は思っています。
ただ、完璧は「求める」ものではないと私は思うのです。
自分を理想に近づけて行くことに力を注ぐ。
立派な生き方です。
他に完璧を求める事は、闇雲に、この世の不条理を助長させる
だけだと感じます。

誰にでも幸せになって欲しい。
笑って生きて欲しい。そう思います。
子供たちには幸せに笑っていて欲しい。そう願って止みません。
親であれば子供に、そう願わない親は誰一人いないでしょう。
それが親ですから。
私たちの天の父も、同様に願っているはずなのです。
親ですから。




私は「I know I ask perfection of a quite imperfect world」って
歌詞が一番好きです。

  

Posted by アーバンギア at 14:30Comments(1)あれこれ子育て建築

2015年12月20日

5日遅れのデート

今日は娘と「おでかけ」。
誕生日のプレゼントを買いに出かけたのだ。
もう何年も前から買ってあげたかった
「ショルダーバッグ」。
一目惚れのものに出会ったのが誕生日当日。

でも、ゆっくり品定めしてから買うか?
と尋ねると「うん」と言うので、元々買うつもりで
入った店ではなかったので、買わずに帰った。
その日は頼まれていた「時計バンド」を交換しただけ。
どうも元気が無かったのだが。
どうも風邪を引いていたようだ。

その後3日間は珍しく寝込んだ。
学校が好きな子なので、本調子では無かったが、
一昨日から学校に通いだした。
で、今日。

私は頑張って昨日までに一仕事終えたのだが。
どうも娘の風邪が移ったようで、出来れば家に居たかった。
が。
今日を逃すと、もう出掛けられそうも無かったので、
娘に「行くか?」と持ちかけた。「うん」と返事が
帰ってきた。

出掛けたのが昼近くだったので、兎に角、何か食わせようと。
「どうする?レストラン?、それとも寿司か?」と
尋ねると、迷いに迷って、結局「回転寿司」へ。
娘は「イクラ」が大好物で、寿司屋に行っても、ほぼ
イクラの軍艦巻きしか食べない。
寿司飯と食うのが旨いんだそうな。仰るとおりですね。
私もイクラ丼なるものより、寿司で食う方が好きです。

その後デパート巡りをしたのですが、娘も私も、
うるさくて賑やかな所が大嫌いなので、
ウインドーショッピングを楽しんでいる感が、直ぐに
消え失せましたね。
で、結局「一目惚れ」のバッグを買いに行くことに。
私が「売れちゃってるかもよ」と言うと、

娘は店に入ると駆け出しましたよ(笑)
良いものが見れました。可愛い。まだ13歳。子供です。
最近は偉そうな態度をとって、気分を悪くさせることも
時々あるのですが。
手を繋いで歩いたら恥ずかしがって嫌がりましたね。
寂しいです。

昨日は仕事の合間に髪を切ってあげたのですが。
人生初の1年半ほどのロングヘアを一編にショートボブに
されて、心の中では相当に立腹していたようです。
まぁでも今日になって、相当に新しい髪形を気に入って
いるようでしたがね。女心は分かりません。

後はクリスマスを乗り切れば、今年一年の親父の務めは
終わるのですが。そのクリスマスがね...
金が無くても幸せに生きる事は出来ないんでしょうかね。
難しいですね。
私は諦めませんがね。
頑張るっていうより抗ってみるって感じですかね。

疲れました。








  

Posted by アーバンギア at 22:27Comments(2)子育て

2015年12月19日

レンダリング中に

今日も仕事だ。

終わった。
だから始まる。

レンダリング処理は、プレビューは早いが
ビットマップ処理には物凄い時間が掛かる。

だから「散髪」だ。

長女は髪を切ったのは2年ぶりくらいだ。
生まれてこの方、ずっと、ショートだった。
小顔に大変、似合っていた。
6年生頃から髪を伸ばしたような髪形に
変えてみた。

娘は生まれて一度も「床屋」「美容院」に
行ったことがない。
すっと私が切っている。
他の娘たちは「たったの一度だけ」美容院に
行ったことがあるが、その出来栄えが
気に入らなかったらしく、二度と外へ髪を
切りに行かないと言っている。

息子たちも私が忙しいときには出来ないので、
しぶしぶ1000円カットに行くのだが、概ね
1週間もしないうちに「やり直してくれ」と
私のところに言ってくる。
次男坊だけは「例外」だ。
美容院へ通うのが楽しみで仕方ないようで。

学校の頭髪検査の前か、相当に床屋銭が
もったいないと思うときは私に切ってくれと
言ってくる。
まぁ息子の場合は半分以上は「カットモデル」で
「ただ」でやって貰って来る様なのだが。
私には分からない髪形ばかりだ。

私も正直「不精」極まりない人間なので、床屋に
行くのも面倒だからして、家族に「器用」な
ものがいれば、家で切ってもらいたいのだが。
そろそろ限界なほどに髪も伸びたので、そろそろ
年末恒例の「床屋」へ散髪に行こうかと考えている。
パースも作り終えたことだしね。


  

Posted by アーバンギア at 18:49Comments(0)あれこれ

2015年12月18日

怖くなった

ここ数日、久しぶりにCGを作っている。
あれだけれ慣れていたモデリングやレンダリングが
「忘れかけて」いた。
「あれ?!」「どうやるんだっけ?!」
「どこにあるんだっけ?!」と一瞬慌てた。

程なく、スムーズに作業は進められたのだが。
怖い。
そうだ。レンダリングは、この前のコンペ以来だ。
5月くらいの提出だったから、たったの7ヶ月で
忘れかけるという...

モデリングに関しては、ずっと続けているので
問題なかったのだが。
実は設計も法規の関係が怪しくなるときがある。
構造力学の公式も忘れがちになった。

年だな。
病気のこともある。

ハムスターが遊ぶ、くるくると回る、おもちゃみたいに、
休み無く実務をやらなければ、どんどん鈍ってしまう
気がしてならない。コンペも出さなくなった。
気力が薄れていっている。

今関わっている仕事は大変に、やりがいのある仕事だ。
自分の体を痛めつけてでも、若かった頃のパッションを
取り戻したいと必死になっている。
今は造りたいという気持ちよりも、忘れたくない
という「すがる」様な気持ちに近い。

自分を説明するときに「いの一番」に使う言葉。
私は建築家です。  

Posted by アーバンギア at 21:56Comments(0)あれこれ建築

2015年12月17日

モデリング

ここ数日、久しぶりに「モデリング」している。
モデリングってのは平面的な図面を3D化して、
立体的、つまりパースを作る作業の「元」の作業だ。
大変に手間のかかる作業なのである。

コンピューターが簡単に作ってくれると思っている、
「なんにも知らない人」ってのが、まだまだ相当にいる。

私は正直「手馴れている」部類の人間だ。
もう20年近くVectorWorksでモデリングして、パースを
作っている。プロだな。
CGによる建築パースは安くなった。
昔は10万の単位で商売になったが、今は住宅レベルでは、
良いとこ5万ってところだろう。
とても、それだけでは飯が食えない。

マンションクラスになれば結構な金になる。
さて私が作っているモデリングは決してCGパースの
ためではないのだ。
これから手書きのパースを作るのに「見えない部分」を
確認、再現するためにモデル化している。
なんとか、あと一息でPC上での作業は終わりそうだ。

なぁ~んて思っていたら、クライアントから、広告に
使うパースの作成依頼が飛び込んできた。
新年号に載せるためには年内中に、っていうか数日のうちに
納品しなければ、掲載に間に合わない。
物凄いストレスが襲ってきて頭や手が痺れたままだ。
明日一日でモデリングを終わらせ、出来ればライティングまで
当たりを付けてしまいたい。

商業レベルのCGとなると出力させるのだけでも10時間
くらいは掛かってしまうのだ。
光源の設定など、いつまでも変更していられない。
まぁ内観じゃないのが救いだが。
レンダリングが出力できたら、今度はPhotoshopでレタッチや
合成を行う。これも死ぬほど大変な作業なのである。
ああ...
静かな年末は今年もやってこないな。

年内中に新築住宅のプランも製図は出来なくとも提案できる
レベルくらいまでには、まとめてしまいたい。
クリスマスどこずらないのである。

とりあえず頭痛が酷いので、今日は、もう止めて置く。
みんなの喜ぶ顔が早く見たいものだ。



これ、わざとぼかしてるんですけどね。
誰に見られたって構わないんですけど、クライアントには
見せられないんですよ。意地悪して見せないんです(笑)  

Posted by アーバンギア at 21:29Comments(0)建築

2015年12月16日

和小屋・洋小屋

和小屋・洋小屋。

これ、和風の掘っ立て小屋とか洋風の山小屋とかっていう
ことじゃないんですよ。
建築では屋根のことっていうか、屋根裏?軒桁から上を
小屋って言うんですよ。天井裏は「小屋裏」って言うんです。
屋根を支える構造部分を「小屋組み」って言うんです。

で。
その構造部分は大きく分けて「二通り」の組み方があります。
それが、和小屋と洋小屋なんです。
もちろん和小屋があったから洋小屋という呼び名が付いた
訳ですし、和小屋と違う組み方が発見されたから、
わざわざ和小屋と言う様になったんでしょうね。

日本古来の作り方を和小屋と言います。
古来って言っても、まぁどのくらい「古来」かは、面倒
なので、今日は省きます。
「在来工法」と呼ばれる木造住宅などでは、一般的に
和小屋の小屋組みが採用されています。
私は時々、違った組み方を設計します。

勾配天井の屋根をデザインするときなどですね。
天井裏、つまり小屋裏を収納にしたりする場合などでも
和小屋という考え方を捨てて設計したりします。
う~ん建築家っぽい。

さてなぜ洋小屋は一般的に普及しないのでしょうか?
それは、そこまで「大空間」を求められる木造建築が滅多に
存在し得ないことと、やはり設計が「難しい」という事だと
私は考えているのです。
実は洋小屋は非常に大きな空間を作ることが出来る手法です。

鉄骨造の小屋組みは三角屋根であれば洋小屋の方法が
圧倒的に多いと思います。
「トラス」なんて言います。
斜めの材料が加わったものが洋小屋なんです。
和小屋の場合上からの力は全部「梁」が「モロ」に負担します。
なのであまりに梁の距離が長いと屋根葺き材を含めた
小屋組みの材料を支えきれません。
梁せいを高くしても、今度は自分が垂れてしまいます。

ところが洋小屋のような「トラス構造」であれば、専門的には
「軸力」と言って、梁の部材方向にしか力が掛からないのです。
凄い!!
中学生の頃にやったベクトルや三角関数が分かれば設計できます。
ここまで理解しているのに1級建築士の試験にパスできない私。
健康は大切だと、しみじみ思う瞬間ですね(泣)

さて、それでもトラスを木造で組もうと思ったら結構難しいです。
真剣にやると答えが出ませんね。
先ほど軸力しか掛からないと言いましたが、実際には母屋が
乗ったりする部分には、せん断力も掛かりますし、方杖の
接合部分など、実際には梁を欠き採ったりする部分には、
せん断力が働いて構造を壊してしまいます。

なので、加工精度と接合方法を十分に検討しておかなければ
ならないという条件が付きますね。
そんな訳で洋小屋は設計者から敬遠される傾向があると思うのです。
また木造で設計を覚えたものは、やはり在来、そして「和小屋」で
設計、製図を教わっているので、中々洋小屋を設計してみよう
とは、行かないのだとも思います。
大卒のインテリ建築家の方ならば、ガンガン洋小屋で設計するんじゃ
ないでしょうか。まぁコストも相当なものなので、
「上客」相手でないと中々提案できませんがね。

なんでこんなことを書いているのかというとですね。
まぁ野尻湖の別荘の「大々的なリフォーム」と琵琶湖に
程近い山村の住宅新築工事が「被って」ましてね。
いずれの建物にも「天井裏露出」を採用するつもりなんです。
そこで、わざわざすっきりさせるんじゃなくて、「見せる」
天井を考案中なんですよ。
まぁ野尻湖の方は、ヴォーリズなんで和小屋で組んでいると思って
いたのですが、どうも写真を見たり、内部を見てきた印象で
「洋小屋」で組んでいるようなんです。

でも洋小屋は、トラスを組んでおいてから施工するものだと、
私は思っているのですが...
クレーンは無くても、何とかしたのかもしれませんが、
現場は道に接していない「高台」だし、そんな重労働を当時の
大工が、やったのだろうかと...
まぁでもわっかんねーなぁと。

建築は本気でやってると疲れますね。
ホント金になんねーな!!としみじみ思うのでした。



昨日は長女が13歳の誕生日を迎えました。
12月貧乏で、何も祝って上げられないかと思っていましたが、
なんとか娘の大好物の「ファミチキ」「ドミノピザ」
「キルフェボンのチーズタルト」を食わせて上げられました。
馬鹿兄貴を迎えにいった私を、眠くて堪らなかったのに、
ケーキカットをしないで待っていてくれました(泣)
まぁ私は食べないんですけどね(笑)

どうも数日前から調子が悪かったみたいで、今日は学校も
休んで寝込んでしまいました。
早く元気になって欲しいです。誕生日おめでとう和声。  

Posted by アーバンギア at 16:27Comments(3)建築

2015年12月13日

酒の飲み方

酒は、一人で飲むのが一番好き。
まぁたまには友人とってのも良いものだが。

いずれにしても「自分のペース」で飲みたい。
酌をしてもらうのは大嫌いなのだ。  

Posted by アーバンギア at 19:10Comments(2)あれこれ

2015年12月12日

マウス

PCのマウスを交換した。
いつも使っているSANWAサプライの「バッテリーフリー」。
電池式のものでは、私のようにハードユースのユーザーでは、
しょっちゅう電池交換をしていなければならない。
面倒で不経済だ。

このマウスはマウスパッドから充電できるので、電池は
必要ない。非常に軽い。だが、マウスパッド、つまり充電
部分が必ず劣化して使い物にならなくなるのだ。
新しいものは若干パッドが小さくなって使いにくい。
だが、新しいマウスは非常に早く、正確にトラッキングする
ので、パッド面が狭くなっても使い易いようだ。
以前は小さくなっただけでマウスの性能が向上して
いなかったので、大変に使い辛いときがあった。

すぐさま古いバージョンを探して買い換えたのだった。

さて今日、娘が可愛がっていたハムスターが死んだ。
4日前にも別のハムスターが死んだ。
4日前は外に出して遊んでいたときに目を放した隙に
猫にやられたのだった。本能だ。
不注意が一番いけなかった。娘も誰も責められないことを
承知しているが、やりきれない気持ちで2日間泣いていた。

そのときに難を逃れた、もう一匹だったのだが。
今朝までは生きていた。怪我は無かったのだが...
目やにで目が開かない状態だった。娘はお湯をつけた
ティッシュで優しく目をぬぐってあげていたのだが。
しばらくすると硬くなっていたと。
老衰だろう。

いずれのハムスターも一昨年の娘の誕生日に買ったものだ。
購入時には半年くらいで死んでしまう場合も有ります。
寿命は1年未満ですと言われていた。
実際には、もう少し長いようだが在庫期間が長かったって
事なのだろう。
そこからすると一年半以上生きたのだから、まぁご長寿だ。

ここにきてマウスを「みっつ」失った。
私のマウスは生き物ではないが、やはり捨てられない。
ペイントのはげた、テカテカになったマウスを事務の
書棚にしまった。

先ほど帰宅すると家の前にハムスターを埋めたと思しき
場所に墓標と餌があった。小雨を避けるためにサランラップが
掛けてあった。切なかった。

生き物。
生きているもの。
命を持っているもの。

いずれ別れはやってくる。
命は永遠でないことを知った。

ありがとう「ダイフク」「キナコ」。


  

Posted by アーバンギア at 17:17Comments(4)あれこれ子育て

2015年12月11日

暴露?スタイル

建築では平面計画のスケッチを「エスキス」と
呼んでいる。フランス語だな。
まんま、スケッチすることを意味する。
日本語では「間取り」と呼んでいる行為だ。

間取りを検討するときに「だいたい、この辺」
と、いう感じで「各部屋のつながり」に
「あたり」を付けて行く行為だ。
概ね四角い「部屋」らしいものを書いたりしないで、
鉛筆で、グルグルと円を書いてイメージしてゆく。
円は楕円が多いだろう。
居室のサイズに合わせて円を書ける様になれば、
少しは設計に慣れてきた証拠だ。

エスキスをするのに大切なことがある。
要件だ。
どんな「ボリューム」の部屋が欲しいのかは
最低限必要な情報だ。
そして現実に建物を建てるには「敷地」が必要だ。
この敷地の情報が詳細に記されていなければ、
設計は不可能だ。

なので、エスキスをするにあたって、敷地の
図だけは正確に用紙に書き込んでおく必要がある。
まぁ極々初期には敷地を頭に叩き込んで、イメージの
中だけで検討をするのだが。
やはり実際に建物らしくして行くためには、
敷地を書き込んで最終的な方へ持って行くのだ。

さて例えばだ。
住宅のプランニングをする時に、プロの設計屋は、
どのようなプロセスで進めて行くのだろう。
様々であろう。
学校では、通り一遍の方法を教えるだろう。
私は、アカデミックな教育を受けていないので、
全て自己流だ。
今のスタイルにも疑問を感じているが、20年ほど
やってきて、形を変えながら今のスタイルになっている。
やはり「敷地」だ。

時々素人というか、これから家を建てたいと
考えている方向けに設計の「いろは」らしいものを
書いている、このブログだが。
大抵は「玄関」をどこにするのか決めましょう!と
書いているはずだ。
実際そこからなのだが。
実は私は少々違う。

車が入れる「位置」を確認したら、そこから
それ程、離れていない位置に玄関があれば十分だ程度に
イメージし出来たら、まずは「寝る部屋」を、どこに
もって行くのか検討してみる。
生まれて初めて設計をする訳ではないので、ある程度は
「ルール」を知っていたり持っていたりするのが、プロだ。

専用住宅の場合、もう要求は「一様」だと言い切っても良い。
皆で使う部屋は日当たりの良い場所に。
お年寄りの部屋は日当たりの良い場所に。
寝室は寝るだけだから「日当たり」は関係ない。
トイレも鬼門を避けて「日当たり」がある所に持ってくると
もったいない。
浴室も納戸も「日当たり」は必要ない。

このように「何でもかんでも日当たり」中心で
注文を言われる。そこが素人だ。
もちろん全く、その通りなのであるが。
日当たりと同等に大切なのが「通風」だ。
日が当たるという事は、「窓」が付いているのが前提だ。
浴室や洗面脱衣室、それにトイレなどは一日中空調している
などと言うケースは滅多にないだろう。
そうなると機械換気と自然換気に頼らざるを得ない。

現在の法律では換気の計算の根拠を提出することになっている。
でもこれは「湿気」に対しての検討ではないのだ。
あくまで空気汚染の濃度について。
新鮮空気の量を安定的に基準以上にしているかどうか?の
検討書の提出を求められる。
だから、湿った空気が通っていっても問題ないことになる。

24時間換気を行う経路の最後。つまり排出先は浴室や
トイレが多い。もっとも臭気や湿気を生む場所とされて
いるからだ。台所などは局所的に換気しているので、
基本的には全体の換気からは除いて計算する。

高価な換気システムを導入していれば、もしくは何箇所も
局所換気を設置すれば、換気効率は上がり、また各部屋の
汚染濃度や湿度を気にする事は無くなる。
やはり、ここでも金だ。

そこで、大切なのは「基本性能」だ。
性能は「間取り」で左右される。
各居室が建具で仕切られていなければ、家の通風は相当に
上がるだろう。ただ、一年を通じて、家を開けっ放しに
しておける期間というか、時間は限られる。
家の周りの環境にもよる。
車の往来が多い道路の前に建っている。
飲食店の換気扇の近くに建っている。
河川の近くに建っている。

それぞれの環境に合わせた「空気」が存在しているのだ。
大変に悩ましい。
やはり一気に解決は「締め切る」、「機械換気」「空調」だ。
全て機械。金、CO2。
悪循環ってやつである。

そこで計画を複雑にしないためにも私は寝る部屋から考える。
リビングに日が当たって爽やかな風が吹き抜けたら...
それは最高の空間だ。
だが、今言ったように住人たちの生活は忙しく、例え休日で
あっても、家にいる時間は短く、家族が「日当たり」を
のんびりと享受する時間は理想でしかない。
住人が最も長く家にいる時間。
最も長くいる時間にする行為。
それは「睡眠」だ。

寝ているときにエアコンを、つけっぱなしでは体に毒だ。
しっかりと熟睡できる「ちょうど良い静けさ」「湿度」。
大切じゃないだろうか。
それが一般的に家を建てようと計画したときに一番最初に
話し合われるのが「でっかいテレビ」が置けるのか?
「でっかいソファ」が置けるのか?
「台所でTV」を見れるのか?
のLDKについてだ。

確かに家族の団欒を目的に作られる「住宅」だ。
ここが、ちゃんとしてなければ作る意味が無い。
しかし、寝ているんだから何も分からないってのは無神経すぎる。
真っ暗にして寝るのが好きという方も非常に多い。
しかし、けたたましい目覚ましの音で毎朝起こされるより、
朝日が差し込んできて部屋が少しずつ明るくなって、
自然に目が覚める寝室。

台所の朝飯の支度の音が心地よく聞こえる生活感。
鳥の音や町が目覚める音も幸せに感じる様子。

大型テレビも良い。
だが大音量で聞いていて家族の会話もないだろうに。
近所迷惑だからUBうんぬんというよりも防音サッシを導入。
通風は?
心地よい「お日様」は?

私は設計をする時に「可能な限り」そんなことを考えながら
「エスキス」をしている。
予算のせいで諦めなければならない高級建材や設備などで
ため息をつく事は滅多にない。
敷地が満遍なく好条件に満たされていることも滅多に無い。
その中で諦めなければならない「素敵」は、私の場合、
クライアントと「ずれ」ていることが多い。

ただ彼らは何年?嫌何十年か「そこ」で暮らして意味を知るだろう。
その家が私が住むつもりで設計したものであることを。  

Posted by アーバンギア at 18:37Comments(2)建築

2015年12月10日

友人

久しぶりに友人が訪ねてきた。
車で1時間ほど離れた町に住んでいる。
かれこれ30年以上になる付き合いだ。
不思議と馬が合うやつだ。
一切無理しなくて良い。

頭が良くて思慮深いので、一緒にいて
自分の欠点や汚点で相手に「へつらう」
必要が無いのだ。

まぁあいつにも沢山欠点はある。
お互い自分の「どこが」悪いのか自覚があり、
そこについて他の誰よりも寛容になれない
という共通点も持っている。

あっという間に時間が過ぎる。
楽しいというより、ほっとする時間だ。
また会いたい。  

Posted by アーバンギア at 20:54Comments(0)あれこれ

2015年12月09日

ついに暇になった

全ての仕事に「きり」が付いた。
やっとだ。

ただ、これで飯が食えなくなることも
意味している。どうする。

とりあえず来週から久しぶりの新築住宅の
設計に取り掛かる。
とても難しい案件だ。

丁寧に作業を進める。
どうなるんだろう。
現時点では期待よりも不安が勝っている。  

Posted by アーバンギア at 20:52Comments(2)あれこれ

2015年12月08日

大人の空間の大人とは

とあるプランニングをやった。
「ちょちょっとやってくれ」みたいな依頼だ。
やる。
だが、文句を言いながらやる。
私は、ぶつぶつ独り言を言いながら仕事をする。
真剣だからだ。

仕事の邪魔をされると烈火のごとく怒る。
たとえそれが仕事の連絡事項でも思考を遮られると
激怒する。気持ちを落ち着けるのに時間が掛かって、
非常に無駄に感じて、一日気分が悪い。
それくらい建築の初期は大切なものなのだ。

例えそれが間違っていたとしても、コンセプト、
自分の方向性を一度完結しなければならない。
そこから、それが、しっかり反映されたものかどうか、
改めて考え直す必要がある。

今日は人がやったものを法律に適合しているかどうかを
チェックしながら「清書」した訳である。
最近自分のミスでクライアントに時間のロスという
損害を出させてしまったし、なにより自分の首が
相当に絞まったので、法適合は厳重にチェックした。

清書は大切だ。
素人でなくても我々設計を生業にしているものでも、
極々初期の打ち合わせ用の「平面図」は「単線」で
掛かれたものを使ったりする。
でも我々「キャリアのある」建築士と、住宅の営業マンや
不動産業者の書く単線図面では「開き」がある。
それは「納まり」を知っていて書いているのかどうかだ。

真っ黒の壁の厚さは、どれくらいで設定しているのだろう。
壁の中心は柱の中心だ。
しかし、内と外では壁の厚さが違う。
壁の取り合い部分に双方から建具を付けてしまっては、
「枠」が干渉して思ったような形やサイズの建具が
取り付けられない。
熟練していれば、つまり自分で詳細図を書いているものか、
現場で沢山の失敗を重ねてきた管理者だけが、「分かって」
単線図面を書いているのである。

それにしても。
私は狭小住宅を沢山作ってきた。
それぞれ「もっと広ければ」「もっと予算があれば」と
思わなかったことは無い。
それでも「空間」を大切にしてきた。
空間。

現在同時に進行している案件が3件ある。
いずれも「空間」に強いこだわりがある。
だが、全く違う方向を向いているものばかりだ。
特に私自身が考えたものでないものには「?」ばかりが
浮かんできて、仕事が遅れがちになる。
間取りを考える人の気持ちが分かるようになってきた。
なんとなく自分でも設計が出来るようになった気がする。

これ以上器用になると、ろくなものが作れなくなるような
気がしている。そう感じる。
あれこれと、やらなければ飯が食えない。
でも、それを「そつなく」こなせるようになると、本物の
三流に成り下がるだろう。

自分にしか出来ないもの。
そんなもの私にあるのだろうか...  

Posted by アーバンギア at 21:27Comments(0)建築

2015年12月07日

本多 拍 16歳

次男が昨日「16歳」になりました。

数日前から「よいこ」になっています。
なぜでしょうか...
無理をしています。
ですが、無理をして自分を変えようとでも
しているようにも見えます。
私の体調が優れないので、気を使っている
ようにも見受けられます。

そのせいかどうか。
私の体調は回復してきました。
仕事も何とか、こなす事が出来るようになって、
一山超えたような感じです。
まぁ靭帯が切れたのを除けばですけどね。

昨日、息子は出かけていましたが、
早くに帰ってきました。
家族と一緒の方が良いのでしょう、きっと。
うれしかったです。

誕生日プレゼントは、ダッフルコート。
大切にロッカーに掛けてあります。
今日も出掛けて行きましたがMA1を着て行きました。
着れば良いのに。

誕生日おめでとう 拍。


  

Posted by アーバンギア at 17:32Comments(5)子育て

2015年12月06日

言葉にならない

疲れに痛みが加わった。

もう半笑いだ。  

Posted by アーバンギア at 23:37Comments(0)あれこれ

2015年12月05日

うう..靭帯切りました

左腕、ひじから先の靭帯が切れたようです。
太いゴムが、ちぎれるような「ブチン」と
いう大きな音がしました。
凄い痛みです。

左手でガラス戸を開けようとしたんです。
普段から毎日、何度も行うことです。
どうも、ここのところPCの作業が、ハードで。
左手は、ショートカットキーを入力するのに
へんてこなカッコで抑えるので疲れるんです。

十分に柔軟体操をしていなかったので、
負担も限界だったのでしょう。
痛みも引いたので作業を続けていたのですが、
先ほど、うっかり左手で同じ事をしてしまって。
凄い痛みでした。
大の大人が悲鳴を上げてしまうほどです。
うう...

この糞忙しいときに。
なんでだ!!!なんでだー!!!

PS:靭帯は、ほって置くしかないんです。  

Posted by アーバンギア at 18:25Comments(3)あれこれ