2019年08月27日

受験校選び

夏休みが終わるということは受験のスタートですね。


大学入試、AOならば、そろそろ試験がありますよね。
推薦も早いうちに決まります。内部進学も同じですよね。
大学院の試験もそうでしょう。秋の早いうちに進路先が
決まってしまうようなスケジュールの方は春には「当たり」を
付けなければなりませんよね。早い。

高校三年生は、やっと部活を引退して夏休みは結構本腰を
入れて受験勉強を始めた方も多いでしょう。既に何回か受けた
模試の結果を元に希望する大学を決める時期ですよね。
ただ現時点では全然「合格不合格」の判断材料には
ならないでしょうね。国公立を受ける方なら、まだまだこれから
伸びますし、現時点で良い結果が出ている方も簡単に
後ろからやってきたライバルに抜かれてしまうなんてことも
往々にしてあります。恐ろしいですね。落ち着きませんよね。

私のブログが春と秋に俄かにアクセスが増える日が有るんです。
毎年。「理工学部」のハッシュタグで辿り着く方が多いんです。
理工学部と一口に言っても様々な学科が有ります。
私の記事は息子の「建築学科」受験について書いたものです。
赤裸々に書いた記事なので嘘はありません。ですが主観です。

ただ絶対に言える事は「偏差値」で受験校を「選別」するのは
間違っているということです。まじめに勉強をしたい方にとって、
教室の雰囲気は相当に気になるところです。また学校なんて、
卒業してしまえば「合格」したときの努力と実力を測る、ひとつの
判断材料でしかありません。「誰に」教わったかということの方が
断然重要になります。勿論「何を」教わったのかもです。
そして「何が」出来るようになったのかが問われて、就職先が
決まって行くのです。

大学の名前だけで一歩前に出られるのは「東京大学」と
「京都大学」だけです。あとは同じです。その両校でさえ何が
出来るのかが他所の大学よりも「きつめ」に問われるだけです。
大したスキルが無いんでは、逆に名前が足を引っ張るでしょう。

偏差値の低い学校は「勉強の出来ない」生徒が集まってきます。
しかし人には「得手不得手」というものがあります。
英語が出来なくても数学が得意な生徒なんて「ざら」にいます。
またその反対もいます。興味が有ること、好きなことを勉強したくて
やってくるのが「特定の学科」なのです。自分の実力に見合った
大学で好きな勉強をすれば良いです。勉強の出来ない生徒は
正直「勉強をしない」生徒だと言っても良いでしょう。大概は。

勉強が嫌いな生徒が「発達障害」でもない限り、教室の雰囲気を
滅茶苦茶にしてしまうことは有りません。学校の勉強が嫌いでも
大学の専門的な勉強ならば楽しそうだと考えても不自然では
ありませんし、そもそも美大や芸大ならば学問なんて、ほぼほぼ
関係ありません。偏差値や就職先の評判なんかで学校を決める
必要は全然有りません。自分で見に行って気に入ったら入れば
良いだけです。どこも大差有りません。

自分が「どんな人間になりたいのか」「どんな大人になりたいのか」を
ハッキリと決めることです。ここだけは曖昧では受験する意味が
ありません。そうすれば浪人することさえ意味が生まれてきます。
大学は「箱」です。どんな「先生」がいるのか、どんな「先輩」がいる
のかが物凄く大切なのです。勉強をやりすぎる学校も豊かな
人間形成を育むのに、もしかしたら邪魔になるかもしれません。
自分のスタンスに合った学校を選ぶんです。

だから偏差値で「選別」してはいけないんです。選別です。
「行ける学校」を選ぶなということです。どうしても官僚になりたい
のなら死ぬ気で東大を目指してください。研究室も大切です。
興味のある研究をしている研究室のある学校を受けてください。
それから先生は「永遠」に学校にいるとは限りません。これまでの
実績や校風に合った先生が続けてやってくる確率が高いです。
従って大学の歴史を知って、未来を予測して受験してください。

「行きたい学校」が「難しい学校」っていう理由だけでは実に勿体無い
人生を送る可能性も出てきます。落ちてしまって、もうワンランク下げて
受けておけば受かっただろうにと悲嘆にくれるでしょう。
でも、それも間違った考えです。ランクはありますが、大学によって
教える内容が大きく変わることは有りません。全て「自分次第」です。
自分から学ぶ姿勢が有れば、どこの大学に行っても力を発揮できます。
大学は人生で、せいぜいが6年くらいの期間のことです。
その後に社会に出る、その社会に出る「瞬間」に「人間力」が試される
のです。

17歳といえば、まだ子供です。17や18程度の子供に度胸を持てと
言うのは酷でしょう。しかし、もしも「偏差値が高い」つまり勉強が
出来る人と、そうでない人を種別するようなことで優越感に浸れると
考えているのなら、もうすでに負けています。人間力です。
とは言え、受験校を選ぶのは悩ましく大変な作業です。
もしも行き詰って誰にも相談出来ないようならば、コメントを送ってください。
実体験でしかありませんが意見だけはお伝えできますから。

※受験関係の記事です。
https://urbangeardesign.eshizuoka.jp/e1981100.html

https://urbangeardesign.eshizuoka.jp/e1981462.html

https://urbangeardesign.eshizuoka.jp/e1981951.html

https://urbangeardesign.eshizuoka.jp/e1989364.html


  

Posted by アーバンギア at 17:13Comments(1)子育て

2019年08月26日

CGパース

久々やってます。


委託されてないんですけどね。
設計意図が伝わらないんですよ。
論より証拠っていうんですかね。
先に「効率よく」進めるためには
視覚的に確認できるようにするのが
有効なんです。
そーなんですが...

分かっちゃいますが。
ワンシーン作れば他の角度もって欲が出るし、
夜の照明の演出効果も説明したくなるしね。
仕事は溜まる一方だしね。
お金にはならないしね。本日、うつMAXです(T_T)


  

Posted by アーバンギア at 21:29Comments(0)建築

2019年08月25日

短かった夏休み

今朝、長男が帰って行きました。


寂しいですね。
2週間いたんですけど、うち2日は自分のアパートに帰っていたので、
12日滞在したっていう。一緒に美術館に行ったり、飯を食いに行ったり、
洋服や靴なんかを買いに行ったり、書籍を探しに行ったりして、随分と
一緒に居る時間も有ったんですが。行楽に行けなかったのが、ちょっと
残念でした。家族全員で温泉に行きたかったですね。

子供たちが勝手に遊びに行ったりバイトに行ったりと。まぁ遊びに行きますね。
凄いバイタリティーというか根性。脱帽します。
末娘は、とうとう最後の最後まで遊び。宿題も終わっていないのに夕べから
お友達の家に泊まりに行って、今日は映画ですと。
長女もお友達と映画ですと。三男は、バイトに行きました。次男は永遠に
帰ってきません。長男は本当なら昨日のうちに帰りたかったのかも
しれませんが、昨日は「22歳の誕生」でしたので家でお祝いをしたいから
帰るなと引き止めたんです。

午後の遅い時間に朝飯兼昼飯を食べたので、とても夕飯は食えないだろうと
思っていたのですが、ドミノピザのLサイズ2枚とホールのチョコレートケーキを
5人の子供で綺麗に食べてしまいました。末娘は朝一番でハンズで買ってきた
ノートとシャープペンの芯と消しゴムをプレゼントしていました。可愛いですね。
息子も相当に嬉しかったんじゃないかと思います。他の兄妹は無しですね。
でもそれを見ていた三男がバイトの帰りにドンキホーテに寄ってくれと言って、
「おかし」を買い込んで渡していました。長女も三男に促されて一緒に買って
渡していました。ですが、縁側に置いたままだったので今朝になって朝日で
チョコレート菓子は、ドロドロになっていましたが(笑)馬鹿ですね。
でもちゃんと持って帰りました。冷凍して無理やりにでも食べるでしょう。

帰ってきたときには末期がん患者のように、やつれ痩せこけていましたが、
帰る時には随分と頬の膨らみも戻って、なんとなく元気になって帰って行きました。
やはり寂しいでしょう。あと1ヶ月近く休みは有るのですが、一人暮らしの
アパートの方が落着いて集中して夏休みの宿題に取り掛かれるんでしょうね。
それにバイト先の塾では発達障害の生徒を担当しているらしく、その子の事が
気がかりになっているようです。早く戻って、子供の面倒を見て上げたいと
考えているようでした。今日の午後には授業です。

子供たちも急に静かになってしまいました。長男が居ると他の子供たちも
急に「良い子」になります。全然、家の中の空気が違うんですよね...
次男もいると本当に以前のままに戻れて、これがずっと続けば良いのにと、
口数が少なくなってしまいます。今年中には三男も出て行きます。再来年には
長女もいなくなります。まるで釣瓶落としの秋の夕暮れのようです。
遠くに有る入道雲を見つめていると涙が溢れてきます。
あまり考える時間があると、なにもかも空しく感じてしまいます。

気が付けば、ヒグラシの声は聞こえなくなり、ミンミンゼミの蝉時雨が煩い位に
谷にこだましています。もう夏も終わりですね。また家族全員が揃う日を楽しみに、
仕事を頑張ります。


  


Posted by アーバンギア at 13:31Comments(0)子育て

2019年08月20日

生まれて初めてディズニーランド

ついに約束どおり行って来ました。


末娘、人生初のディズニーランドへ兄二人と出掛けて行きました。
朝はのんびりと。お昼過ぎに到着して閉園まで頑張ったようです。
暑かっただろうに。
私は未だに行ったことが有りません。一生行かないと思います。
並ぶのも嫌いだし、人ごみも暑さも無理ですね。
うちの子たちは全員そんな感じなんですが、まぁ友達が行ってきた
といえば行ってみたくもなりますよね。
ゾッとするほど散財ですが...

まぁ楽しそうな娘の様子を聞くと、全て吹っ飛びますね。
いや、結構吹っ飛びますかね(笑)

明日は久しぶりの全員集合です。夏休みの思い出。
きっと一生の思い出。


  

Posted by アーバンギア at 22:56Comments(0)子育て

2019年08月18日

夏の宴

夏休み最後の晩餐


結局、全員揃ったのは「たったの一日」だけ。
今日は娘達は大浜のプールへ。長男が一緒に行ってくれた。
大層楽しかったそうだ。私は家でギターを削ったりしただけ。
三男は一日中寝ていた。次男は帰ってこない。
夕方からバーベキューの支度をした。子供が楽しけりゃ
それで良い。それが最高だ。みんな当たり前のようにグランピングを
楽しんでいるが、もう10年か20年もすれば、私の孫に向かって
「昔ね~おじいちゃんがね...」と普通じゃ考えられない
今までの暮らしを懐かしく話すことだろう。私は生きているのか。
いずれにせよ、これは普通じゃ手に入らない至福の時だってのは、
過ぎてしまわないことには感じることさえ出来ないのであろうな。
楽しかった!!


  

Posted by アーバンギア at 21:05Comments(0)あれこれ

2019年08月17日

ロゴマークの大切さ ギター編

死にそうな暑さですね。マジで。


本当は「お盆休み」を取るつもりは無かったんです。
仕事が切れないんです。ドンドン「変更」が舞い込んできてしまって、
全部に付き合っていたら終わらないっていう。なんか色々忙しくて、
嫌になっちゃったんですよね。なんで俺だけ働きっぱなし?!
みたいな?!子供たちも勝手気ままですしね。まぁ宿題みたいなのを
一生懸命にやってますけど。あれも終わりが見えてこないと、やる気が
失せていきますよね。休んだっていうか、仕事をしなかっただけで、
子供の送迎とか買い物で忙しかったですけどね。

なんか台風とかも来ちゃって、何も出来ないしってことで、まだ先の
作業になるとは思いますが、先日、塗装を剥がしたギターの
ヘッドに貼り付けるロゴマークを「2日掛かり」で製作いたしました。
結構、気に入っています。大分前から構想は有ったのですが。
仕事でやるグラフィックデザインよりも一生懸命にやりましたかね(笑)
だってね。ロゴが相当にカッコよくなきゃ、言っちゃあなんですが、
そもそもブランドネームが、イマイチなんですから。ってかダサい。

「春日ギター」って言うんです。しんどいですね。
で、私の所有するギターのロゴも、すこぶるカッコ悪いんですが、
いざ検索をしてみると「こんなにあるの?!」ってくらい、色々な種類の
ロゴマークを確認することが出来ました。これは、オリジナルを製作した
後だったので、どれも参考にはしていませんが、全く被らなかったって
のも、凄い話だと思いました。だって出てきたロゴが全部クソダサイ!!

春日ギターは元々クラシックギターとかマンドリンを作っていた
会社なんですよ。昭和9年から製造を始めました。国内では老舗です。
1960年ごろから、いわゆるフォークギターの製造をし始めたような記憶が
あります。ここは、ちょっと自信がありません。ですが、ヤマハやヤイリ
など現在ではメジャーな楽器製造会社にも大きな影響を与えた、
凄い会社だったんです。創設者もユニークで代議士も務めていました。

ですが、業績が悪化して昭和57年に会社は解散してしまいました。
売れなかったんですね。良い楽器を作っていたのに。これはやはり
「売るのが下手」だったっていうことなんだと思います。
「春日さん」って人が始めた会社だから「春日楽器」は良いと思います。
でもギターは「外国」それもアメリカやヨーロッパの文化のものです。
戦前でもありますし、戦時中のことも有るので、ロゴに英語や
アルファベットを表記出来なかったといういこともあるでしょう。
ですが、一気にフォークソングブームがやって来て、その後の若者文化に
無くてはならない存在になった「ギター」を「真面目に」作るだけで
「良いものを安価に提供すれば客に喜ばれる」ってことにだけしか
気を配らないで運営してきた結果が倒産のような解散だったはずです。

日本人らしい、職人気質ですよね。「カッコいい」は「カッコつける」って
ことに直結します。どうにも古い日本人は「カッコつける」ことを「カッコ悪い」と
思っていたんだと思います。ここで意地を張りすぎましたね。
また、このあと御紹介しますが、結局「まね」「パクリ」しか出来なかった
古い日本人の悪い癖が出てしまったんですね。今でも工業製品に多く
見られる「本物」に似せたデザイン。自動車などは、まだまだ欧州車の
影響を強く感じますしね。

高級品に似せて安く商品を提供する。もう現代では通用しません。
中国や韓国でさえ、もう、そこから離れてきています。
アコースティックギターの老舗高級ブランドと言えば、それはもう
「Martin」です。他にも高級ブランドや高級ラインは存在しますが、ギターを
弾くものにとっては、マーチンの知名度は他のどのブランドでも敵いません。
良い音が鳴る楽器でありますが、「スタンダード」な存在としてマーチンの
D-28は「お手本」、「パクリ元」になってしまったのです。

マーチンと全く同じ材料を使って製作工程も同じにすれば同じ音が出る訳です。
当時の日本の人件費は、アメリカよりも安かったので、それでも商売に
なったと思いますが、日本の多くのギターメーカーは、まだまだ手探りの
状態でも在りました。出来上がってくる楽器は決して悪いものでは無かった
のですが、似せてしまったばかりに「本物」とは違う、本物には敵わないという
「風評」「酷評」を定着させてしまったように思います。

「ロゴマーク」は会社の顔のはずです。しかし、その顔を丸で整形手術でも
施すかのように、憧れの存在に似せてしまった変遷こそ、末路を物語る
ものだと私は思うのです。
今回、春日ギターのロゴをデザインしてみて、益々ロゴマークの大切さ、
グラフィックデザインの重要性を感じた次第です。私のデザインが秀逸で、
これだったらギターが売れただろうという程、自惚れてはいません。流石に(笑)
しかし製造者の方、つまり「売っている側」の人間が思っているよりも
顧客、購買層の人間は、トータルしたデザインを注意深く見て、気にしています。
折角出来たロゴなので、春日楽器に売り込みに行きたいところですが、
もう売り込みに行く先は在りません。
作り終えたロゴを眺めながら、言い知れぬ侘しさを感じたのでした。



シンプルというよりも「そっけない」ですよね。結構好きですけど。



これも酷いですよね。別の価値が有るように感じますが。



高級ラインに付けられた「The Kasuga」という名前。傾けすぎですね。
取り付け位置のバランスも最悪です。



糸巻きに掛かっちゃってますよね。



カナリ迷走してますよね。



ここまでくると理解に苦しみますね。戦時中だったんでしょうか。



「春日」って言葉を嫌ってますよね。完全に。



それが証拠に会社のゴタゴタに乗じて「K.Country」なるブランドに変更。



本家マーチンのパクリなんでしょうけど100年近く前のロゴの方が断然良いですね。



K.Yairi辺りのパクリでしょうか。



と思ったらモーリスもやってます。



で、やっぱりありました。元が。やはりマーチン。



こいつも味があって良いのですが。



日本は、ロゴマークに対する関心が低かったですよね。



デカールの製作もレポートします。

PS:店舗のデザインからロゴやメニューにwebまで全てのデザインを
トータルに承っております。是非お問い合わせを!

054-206-4343 本多  

Posted by アーバンギア at 16:31Comments(1)あれこれ

2019年08月16日

心霊現象 その二

送り火を焚きました。


山は一日中雨でした。送り火を焚くのが、
すっかり遅くなってしまいました。
こんな天気なんだから、もう一晩、泊まって行けば良いのに。
そう思いますが。霊界の口が閉じてしまっては帰れなく
なってしまうような気がしますしね。毎度の涙の別れです。

最後に「存在」を知らしめてくれる「心霊現象」を起こして
くれましたよ。突然、誰も触っていないスマホが発信したんです。
ちゃんといるよって。面白い。

頑張るよ、母さん。もう少しで、どうせ死ぬんだし。頑張る。
もうちょっと根気良く我慢してみるよ。ありがとう。
また来年、会えるのを楽しみにしているよ!!またね!!

※先日、長男が代々木方面にサーベイに行ったときの
末娘との会話です。しんみりしないようにバランス投稿です。


  

Posted by アーバンギア at 22:36Comments(0)あれこれ

2019年08月15日

お盆 全員集合

昨晩です。


やっと全員揃いました。ですが、今日はバラバラです。
台風がやってきているというのに、バイトだのカラオケだの、
次男は、デッカイ荷物を持って泊まりに出掛けて行きました。
殆ど家にいません。それでも全員揃いました。
ずっとずっと願っていたこと。やっぱ嬉しいです。感無量です。
もう少しだけ一緒にいたいです。
明日には御先祖様は帰っていってしまうのに。また次男は
家にいないんです。あんなに、おばあちゃんに可愛がって
貰ったのに。馬鹿野郎。
今日は、心霊現象が有りましたよ。頼んでおいたんです。
13日に迎え火を焚いて仏前に家族で御挨拶をしたときです。
お化けになって出てきてください。なにか心霊現象を起こして
くださいって。頼んだんです。
今朝、子供を送った帰り道。信号待ちをして停車しているとき。
何気にメーターを見ると、スピードメーターが上下にビンビン
動いています。40キロくらいまで針は跳ね上がります。
動き出すと今度は全く針は振れません。バイパスを結構な
スピードで走っているのに針はゼロを刺したままです。
羽鳥で下りてガソリンを給油すると、メーターは何事も無かった
様に普通に動きました。茶目っ気があります。
先程、子供を迎えに行くために山道を下っているときに、左側に
オレンジ色の光が光っているように見えました。
正確には見えるというか視界の一番端っこに光を感じるって
感じです。振り返っても何も光っていませんが、話しかけると
オレンジ色の強い光が横に輝くのが分かります。
嬉しかったです。暫く脳裏に浮かんだことを言葉にしていると、
光は感じなくなりました。
今現在、物凄い雨が降っています。
明日は晴れてしまうんでしょうね。また一年。長いです。
息子たちも、もうじき帰って行ってしまいます。寂しいです。
寂しいです。本当に。



  

Posted by アーバンギア at 23:11Comments(2)子育て

2019年08月13日

アコギ 塗装剥がし

嫌々渋々やってみました。


とうとう塗装を剥がしました。「塗装はがし液」を塗るのが
簡単で良いとネットで書いて有りましたので。
1500円にて購入。でも私は、この「はがし液」で剥がれたこと
なんて一度も無いんです。まぁでも画像では剥がれていたので
購入したんです。で塗ってみました。

放置すること30分。剥がれているという実感には恐ろしく
乏しい感じで、ヌラ~と行きますが、まぁ全然剥がれませんでした。
塗装もプラスチックみたいに硬いんです。40年以上前の
ギターなんですが、塗装はウレタンだと思うんですけど...

硬いです。でもそんなに厚塗りではないんですが。硬いです。
ラッカーかもしれません。ラッカーは上手く剥がれないですね。
で頭にきて電動のサンダーを掛けました。物凄く長時間掛けても
全く下地の「木」が出てきません。へとへとです。
バックだけとりあえずと思ったのですが、多分2時間近く掛けて
やっと木が出てきました。合板なので削りすぎて下の板が
出てしまったところが3箇所出来てしまいました。

まぁでも汚い白だった塗装が全部取れて木目が見えただけで
十分満足でした。ネックは、もう最初から「はがし液」は当てに
しないで、いきなりサンダーを掛けました。ボディよりも塗装が
薄かったので割りあい、ほんと少しだけ楽に剥がせました。
でもネックのジョイント部分には掛けられないので、仕方無しに、
はがし液を掛けてみましたが、やはりどうにもなりませんでした。
明日以降、手作業で根気良く剥がして行きたいと思います。

迎え火も焚けました。

PS:手が振動で痺れてハンパ無いです(T-T)



トップは全く白濁していません。多分「ウッドシーラー」が入って
いないから白くならないんだと思うんです。



酷いですよね。



買ったばかりの時よりも断然汚くなってます。



このバックの線は驚いたことに「書いてある」だけ。一応塗ってます。
不安で一杯でしたが内心、頼むからべろっと剥がれてくれと
祈るような気持ちでした。



昨日の記事の画像と比べてみてください。感動ものですよ。



突き板ではありません。着色してあるんです。全体的に安普請ですね。
ヘッドのロゴもダサかったので私がデザインして見ます。

  

Posted by アーバンギア at 21:31Comments(0)あれこれ

2019年08月12日

アコースティックギター リフィニッシュ

いよいよ塗装に手をつけます。


倅のアコースティックギターのトップが膨らんでしまって、
それをお湯で洗って乱暴に直したっていう記事を書きましたね。
あれから2ヶ月近く経ちまして、現状ちゃんと乾燥はしているように
思います。弦を張らずに日当たりの良い部屋に吊るしてあったので
ネックは逆反りしてしまいました。ですが、まぁ弦を張って十分
トラスロッドで調整が効く範囲です。っていうか、これくらいの
逆反りは良い感じだと思いますね。

今朝は二日酔い気味だったので一日ボーっと過ごしてしまいました。
明日の朝、天気が悪くなければ塗装を剥がします。
トップとサイドは触りません。今回、塗装をやり直す理由は「白濁」を
取るためです。トップとサイドは白濁していませんので。
購入したときからバックの色の「汚さ」には驚くほどのレベルでして。
最初わざわざ、小汚く塗ったんだと思ったくらいでした。
そもそもこんなに白濁するなんて知識もありませんでしたし。

一念発起、塗装を剥ぎ取って、新たにペイントし直すって計画です。
ヘッドの表面まで白濁していますので、ここも剥いてしまいます。
ロゴマークが消えてしまうので、新たにデザインしたロゴも張ります。
これらの工程を動画にしたいところですが、まぁ面倒なので(笑)
一応、画像には残しておいて今後、ギターのリフィニッシュで検索を
されて、このブログに辿り着いた方に参考にしていただけるよう
記事にアップしていきたいと思います。


  


Posted by アーバンギア at 17:32Comments(0)あれこれ

2019年08月10日

芸術 ゴヤから考える

愛知トリエンナーレの事件が話題になっていますね。


あえて「事件」と書きますが。もう現代の流れでは大分前のこと
なので収束するのかと思っていたのですが、その後、知事や
市長や、その他「うるせー」のが、がやがや言い初めて、俄かに
巷では「芸術論」、「表現の自由」について騒がしくなっています。

ですが、ネットでもSNSを中心とした投稿や記事などでは
河村市長を擁護、支持する意見、つまり「中止」に賛成する声が
圧倒的なのに、Yahooに流れてくる、つまり「誰でも」簡単に
目にすることが出来る投稿記事は大村知事を擁護する記事が
非常に多いです。憲法の21条の部分の「表現の自由」の重大な
侵害だなどと捲くし立てている記事が目立ちます。
私は論点のすり替えだと思っています。

トリエンナーレとは「3年に一度」という意味です。愛知県が
主催する芸術展なのですが、果たして今回問題になっている
「慰安婦像」や「天皇を侮辱する映像」や「戦死者を罵倒する」
インスタレーションとも呼べないような小学生の工作以下の
展示物、など多くの「非難」「反感」を呼びそうな出展物が本当に
「芸術」と呼べるのか、どうかが問題だと思うのです。

私には、爪の先程も芸術だとは思えません。そして「何を」表現して
「何を伝えたい」のかも分かりませんし、また主旨が有ったとして、
それを主張する「意味」が有るのかさえも分かりません。
実に下衆で低俗な「ゴミ」だと思いました。

憲法の21条が、どうのという問題ではありません。表現の自由は
人間にとって、とても大切な「自由」のうちの一つです。
ですが、普通に生活をしていて「表現の自由」を振りかざして、
とても生きてなどいられないことは「常識」が有る人間には分かって
いることです。少し前に話題になった、アルバイトが無茶苦茶な
ことをしてSNSに動画を投稿した事件がありました。
もしもあれに何かタイトルをつけて発表をしたのなら芸術になるので
しょうか。芸術でなくとも投稿する行為そのものは表現の自由です。

ですが、それを投稿することによって損害を被る「相手」がいると
いうことは、仮に自由を認められていても控えるべきです。
それが常識ですし、人に対する「配慮」というものです。
愛知トリエンナーレに出品された問題の作品には「配慮」なんて
ものは一切感じられません。だから私は「低俗」で「下衆」だと思った
のです。インテリジェンスが感じられません。もうそれだけで芸術とは
乖離していると言い切って良いと思うくらいです。

「芸術」を辞書で調べると様々な記述に出会う。「簡潔」にまとめて
記述しているものは、ほぼ無い。つまりそれくらい「芸術とは?」に
答えようとすると、取り留めの無い解釈になってしまうということ
なのだろう。辞書からの引用は止めておく。

最近のブログ記事に算数の問題を取り上げた。その記事の中に
「ルールが変われば答えも変わる」と書いたのだが、それは人の
社会全てについて考えて欲しくて書き込んだ言葉だった。

ゴヤという画家を御存知だろうか。作家の名前を知らなくても作品を
目にしたことは有るかもしれません。それくらい有名な画家です。
素晴らしい作品なのですが、有名になった理由もあります。



この愛らしい表情の女性の絵は布の表現と言い、構成、構図と言い、
誰の目にも一流の芸術作品として目に映ると思います。ですが、
この絵の女性は元々「丸裸」でした。



この絵も凄まじい画力で見るものを惹き付けますね。しかし、この絵は
長い間、人の目に触れることはありませんでした。なぜなら裸だからです。
アンダーヘアーも描かれています。しかも素晴らしいタッチで。
布などで隠すことで余計に淫靡な感情を呼び覚ますことなく、
この女性の持っている「純粋な美しさ」を表現したかったのであろう
ことは、深く考えないでも直ぐに理解出来ます。それでもこの作品が
発表された1800年頃、今から200年前のスペインでは陰毛が描かれ
ているという理由だけで、これを芸術と呼ぶ前に「ポルノ」だと扱った
訳ですね。情熱の国スペインとは思えないような話です。
それも「宗教色」が強く世相に影響を与えていた時代だからこそという
ことなのです。現代では、余程の偏屈でもない限り、この裸のマハを
芸術離れしているとは言わないでしょう。

では、もうひとつ紹介します。

アンリ・ジェルベクスの「ローラ」という作品です。



どうです?!凄いですよね。目が釘付けになる訴求力があります。
美しく透き通るような肌の表現。裸婦の表情と姿勢で、全てを物語ろうと
していますよね。窓際に立つ男性は「いなせ」な印象です。
一体どんなストーリーなんだろうと、見るものの想像力を掻き立てます。
この作品は先程のゴヤの裸のマハよりも7,80年後に発表されました。
この作品は、あのパリの「サロン・ド・パリ」に出展しようと製作された
ものでしたが、そのテーマが不道徳だという理由で出展拒否されたという
ものです。これが「駄目」?!って感じです。まぁ昔のサロンは非常に
権威主義で、もしかすると「空恐ろしい才能」の登場に怯え、芽を摘んで
しまおうと考えたのかもしれません。

「ローラ」というのは女性の名前ではなく窓辺に立つ「男性」の名前です。
ここも粋ですよね。男性は金持ちなのですが、放蕩を尽くして破産して
しまうのです。そして自暴自棄になり娼婦と一夜限りの情事を過ごした後、
窓から飛び降りて自殺をしてしまうのですが、正に今、飛び降りようとする
瞬間を絵にしたものなのです。物凄いストーリー。その「主旨」を知って
再び作品を隅々まで眺めると、実に計算され、人の憂いや人生、当時の
退廃したパリの様子を「絵画」によって表現しようと必至になって考え、
また相当な時間と命を製作に捧げて完成させたのだろうと容易に想像が
出来るというものです。

この作品はサロンに展示されることは有りませんでしたが、画商が、
安く引き取って店に置くと、この絵を一目見ようという客が3ヶ月も列を
成して出来たという逸話が残っています。あながち嘘では無い様に思います。

これらの絵を見て不快に感じる方もいるでしょう。裸の女性です。
なんでわざわざ裸なんだということなんだと思います。ですから、これを
展示するには「配慮」が必要です。ただ、恐らく、これらの絵が嫌いだ、
芸術とは呼べないという方は、そもそも美術館に足を運ぶような方では
無いと思いますし、美術書も買わない、当然「画廊」で絵を買うなんてことは
考えられないと思うのです。

もうひとつ、こんな事件を紹介します。
「メイプルソープ事件」です。私は元々、写真家志望でしたから
ロバート・メイプルソープは、よく知っていました。大好きな写真家です。
とてもエキセントリックな顔立ちでマルチな才能もありました。ゲイだったという
風にも言われています。若くしてエイズでなくなってしまいましたが、彼の
カリスマ性は現代でも写真を愛する人の間では確固たる地位を築いています。

メイプルソープの死後、平成4年のことですが彼の写真集がアメリカで
発売されました。その2年後、日本語版も発売されました。その出版社の
社長が日本版の写真集を持って日本からアメリカに渡米し、日本に帰国した
空港で「わいせつ図画」なので日本への持込は出来ないとされたのです。

これを読んで「?」となられた方も多いでしょう。書き間違い?読み間違い?
いえ、そうなんです。日本で性器を露出したままの写真が載っている写真集が
売られているのに、それを持って帰ってきただけなのに、持ってきちゃ
駄目だと言われたのです。裁判になりました。一審では出版社の主張が
認められましたが、二審の高裁では判決が翻りました。考えられない。
そして最高裁では再び原告である出版社の主張が認められ勝訴となったのです。
国は負けたのです。でも可笑しな話ですよね。
もっと、この話が、可笑しいのは最高裁で裁判長を含む4人の判事が原告の
主張を合憲だと判断したのに「1人」だけ反対を唱えた判事がいるのです。

「本写真集はわいせつ物に該当する」との前提で
多数意見は写真集の芸術性を重くみすぎており、判断の仕方に問題がある


こいつ、これでも裁判官かと思います。
芸術性を重く見るも何も、お前に芸術の何が分かるんだ?!と言いたいです。
芸術性を客観的に判断することは正直、出来ないです。主観と「多数決」だと
言いきれます。ですから今回の愛知トリエンナーレの問題の作品の芸術性に
ついては言及出来ないとも言えるでしょう。ですから、もうそこについては
議論を放棄します。つまり、詰まるところ「表現の自由」については駄目なのか、
良いのかって話になると思うのです。

先程紹介した3点の絵画も個人蔵だった訳です。日の目を見ることが出来たのは
「ニーズ」が有ったからです。時代に合ったとは言えません。芸術を鑑賞したい
という人々が多くいたからです。そして多くの感動を呼び、「必然と」名画として
大切に扱われるようになったということです。
表現したけりゃ勝手にやれよ。地味な発表でも、人が感動すれば自然と知名度も
広がるってことだ。そう言い切りたいです。

チョット前に自分の性器をコピーしたり模った物を売ったり配布して、捕まった
イカレタ女性がいます。芸術な訳はありませんが、表現は自由です。
でも21条もありますが、刑法第175条だってあります。
日本では性器の露出は「人前」では出来ません。性器を模ったものも駄目です。
性行為を人に見せるのも駄目です。当たり前です。見たい人も居るでしょう。
それは表現の自由ではなく、単に「感情」の赴くままです。

つまり芸術と「そうでないもの」との違いは「感情」しか生まれてこないものは
芸術とは呼べないのです。そして、そのようなものや行為は許されるとしても
相当な「配慮」が必要になるのです。性行為を見て感情以外の何かが生まれる
のであれば、その人は尋常では無いと思います。いても構いません。
色々な人がいます。そういった特殊な芸術嗜好が有る人だけが集まったり、
見ることが出来る空間で発表をすれば良いだけのことです。また個人で創作活動を
行なえば誰にも迷惑をかけません。自由です。つまり憲法の21条で守っている
のは、ここなんです。誰にも迷惑を掛けないのだから、どんな思想も持って良いし、
どんな創作を行なっても良いと定めているのです。

芸術は元々はシンプルなものでした。技術を昇華させたものでもあります。
ですが宗教によって弾圧というか、表現が限定的になっていた時代もありました。
芸術が「個性」とイコールで語られる機会が多いことから、個性を追求する、
奇をてらった作品が生まれる。定義が固定的でなくなるという自然な流れが
出来て、もう何が芸術で何が芸術ではないのかという世の中になってしまいました。
私も芸術家の端くれです。大した芸術を生み出している訳ではありませんが、
それでも信念は持っています。

小学校の4年生のときに買ってもらったルノワールとドガの画集を中学1年の時に
学校に持って行きました。多くのクラスメートは感動して見ていましたが、
一部の男子生徒が裸婦画を囃し立てました。担任だった先生が私の画集を
取り上げて、「そういうつもりで持ってきたのか」と私に恫喝したのです。
固まりました。考えられなかったです。信頼していた女性教師。私の母と同じくらいの
年の先生です。言葉に出来ないぐらい失望しました。
その二年後、驚いたことに、その先生のお嬢さんが学校に「教育実習生」でやってきた
のです。美大生でした。美術の先生です。
もう全然信用できませんでした。

私は美しいものが好きです。ですから正直ピカソなどのキュービズムは好きでは
ありません。世の中には死ぬほど「裸」の絵があります。何億円もする裸の絵も
あります。おかしな話です。高い絵は、それだけ人気が有るということです。
みんなが眺めていたいと心を奪われる「魂」が入っています。
目を背けたくなるものは芸術ではないのです。見てもらわなければ生み出した
意味がありません。生み出して、感じて欲しい、考えて欲しいと思うのです。
どうだ面白いだろうという驕りもあるかもしれません。

愛知トリエンナーレで非難された作家達は反省して欲しいと思います。
感じて欲しい、考えて欲しいの「欲しい」は有ったのか?
ただ単に「どうだ面白いだろう」という驕り、愉快犯だけだったのではないだろうかと。
「欲しい」の部分が無ければ芸術では無い。欲しがるのならば配慮を怠るなと、
強く感じたという事件でした。

PS:芸術のことになると長くなりますね(笑)


  


Posted by アーバンギア at 23:15Comments(0)あれこれ

2019年08月09日

冷蔵庫が壊れました。

ついに愛器「GE」との別れがやってきたようです。


少し前から耐え難い「異臭」が冷蔵庫の裏からしていたんです。
何かが死んで腐ったような。ねずみかなんかが死んでいると
踏んでいましたが、これを「なんとか」するには地獄の決意を
しなければならないことを知っていたので、中々手をつけられ
ずにいたんです。

もう匂いは限界でした。しかも全く冷えなくなって、冷蔵室の
ものが一晩で腐ってしまうという。冷凍庫のものも完璧に解凍
されてしまって。昨日、仕事のキリもついたので午前中に
図面を渡して小用を済ませて帰路に着きました。
で、少しだけ仕事を始めたのですが、今日やるしか無いと
思い立ち、冷蔵庫を分解して清掃しました。

放熱板の回りには物凄い埃が丸で「断熱材」のようにビッシリと
張り付いていました。異臭の正体は、ねずみの糞尿でした。
少し前からあったのでしょうが、急に暑くなって腐敗が進んだの
でしょう。言葉で言い表せない臭いでした。
一応臭いの元は清掃して臭わなくなったのですが、冷えません。
駄目ですね。20年くらい使ったので機械としては立派なものです。

本当はビンテージの冷蔵庫が欲しいのですが、諦めます。
まともな日本製を買います。多分明日。

ああ疲れた。死ぬほど疲れた。まぁ綺麗にしなきゃ運ぶことも
出来なかったし、仕方が無いんだけどね。なんか寂しい。
大好きで憧れて買った冷蔵庫だったので。世の中に冷蔵庫に
恋焦がれて購入する人もいるんです。
それも性能じゃなくて「デザイン」にね。



  

Posted by アーバンギア at 22:19Comments(2)あれこれ

2019年08月08日

簡単に考えている建築設計

疲れた。ただただ疲れた。


もちろん素人とプロでは差が有る。決まっている。
でも「間取り」は素人でも作れる。っていうか、素人が使ったり、
住んだりするためにプロが「手助け」をしているに過ぎない
「行為」なので、主権は「施主」、つまり「素人」側にあると言って
良いと思う。これが話を難しくしてしまう原因なのだ。

平面を考えるのは簡単だ。無駄だとか使い易さとか使い難さ
とか、カッコが良いとか悪いとかは別として、一応、誰だって
直線で区切っていけば「空間」は作れる。でも、これを構造的に
成り立たせることは素人には無理だ。木造であれば一層複雑
だし、RCや鉄骨造であれば経済的な架構を視野に入れて
設計しないと、馬鹿みたいな建築費になってしまう。

難しいのは「リフォーム」。それも増築が絡む場合だ。
構造強度を出しながら、経済的で美しくまとめるのは、やはり
プロでなければ絶対に無理だ。この増築の場合や間取りの
変更の場合、素人は簡単に考えて「ザクザク」とプランを立てて
しまう。平面状で成り立っていても増やした部分に「どうやって」
屋根を掛けるのか等、まったく考えていない。想像も出来ない
はずだ。

時々ブログにも書くが平面を設計するときには「立面」も同時に
検討しながら作らなければならない。木の柱は1本では立って
いられない。どこかに繋がっていなければ倒れてしまう。
何処に繋げれば良いのか?それを検討しながら平面を考える。
「矩計図」というものだ。

私は設計事務所なので「見積り」を作成することは極々稀だ。
だが積算の大変さは良く知っている。素人は簡単に見積り
見積りと言うが、根拠の無い見積りなど恐ろしくて出せないと
請負先は言うだろう。ハウスメーカーの様に仕様が決められて
いて、単価表のようなものと連動して出すような見積りならば
簡単なのだが。工事が複雑になればなる程、積算は下請けや
外注に意見を聞かなければ、とても作成することは出来ない。

この労力を実に簡単に考えている人が多いと感じる。
建築のポータルサイトの質問やプロジェクトの投稿を見るにつけ、
一体何を考えているんだろうと眉をひそめてしまうこと度々。
今日は、なんとか古民家改修プロジェクトの提案を書き終えた。
大変な工事になってしまった。要望を聞けば必ず予算オーバー
になる。こちらが勝手に作ったものでは気に入ってもらえない。
それは予算を鑑みて作成しているからだ。

書いていて空しくなる。実施できる見込みを想像してしまうと、
手が止まってしまう。それでもプロだ。詳細に正確に仕上げる。
それが使命だと言い聞かせながら。



  

Posted by アーバンギア at 19:19Comments(4)建築

2019年08月07日

兄妹

私には弟が一人います。


仲は良くないです。全部、私のせいです。
私は弟を可愛いと思って接してきましたが、どこかで嫌われて
しまったんだと思います。小学校に上がる頃には一緒に遊ぶ
ことも無かったと思います。弟の態度を見てというか、
まぁ弟の態度で私の態度も変わるという。どっちが先だったのか
記憶にありませんし、きっと私が「兄貴風」を吹かせてしまったって
ことなんだと思います。人の気持ちは一旦出来上がってしまうと、
もう元に戻したり別の感情を持つことは難しいですよね。

私には7人の子供がいる訳ですが、兄妹が仲良く育って欲しいと
相当に強く願い、また親として出来るだけの工夫をして育てて
きたつもりです。親子の関係が全て上手くいったかというと、
そこは及第点すら貰えない様な結果かもしれません。
家内は子供たちと上手くやっています。いつ私が冥土に旅立っても
子供たちがいれば寂しく生きることは無いでしょう。
そこは安心しています。

さて、次男が帰省して結構な日にちが立ちますが、家にいたのは、
ほんの数日。あっちこっちに泊まり歩いています。
今日、1週間ぶりくらいに帰ってきました。やはり妹達は明るくなる
ような気がします。食卓も賑やかです。嬉しい。
末娘にディズニーランドに行かせて上げると約束しています。
次男と長男と三人で行っておいでと言ってあったのですが、次男が
家に寄り付かないので次女と二人で行ってくるか?と提案しました。
ですが返事すらしませんでした。そうです次男と行きたいんです。
次男と行くシミュレーションを完成させてしまっているんでしょうね。

ずっとベタベタしています。大好きな次男と長男とディズニーランドで
デートをするんですね。仲が良いってことは本当に良いです。
見ていて癒されます。本当は車で千葉まで三人を迎えに行こうと
考えていたのですが、お盆休みの高速道路を何時間も掛けて移動
するのは私には出来ない苦行です。

家族が揃ったら、温泉にでも行って冷たい蕎麦を食いたいと、
一人密かに目論んでいるのです。



  

Posted by アーバンギア at 20:36Comments(0)子育て

2019年08月06日

憩いの算数

夏休み真っ最中ですね。


我が家では「親」が家に居ますから子供の「ご飯」だの
送迎だのってのが大して心配になりませんが、共働きの
ご家庭では子供の長期休暇は大変な負担になりますよね。
そもそも心配です。事件も事故も。自分達で料理などして、
指を切っただの、火事にしてしまうなどの心配もあります。
勝手に遊びに行って水難事故に遭ったりとか。
誘拐されたりとか、自分から不良行為に手を染めるとか。

これらを真剣に考えていたら、とてもとても仕事など手に
付かなくなってしまいますよね。子供は子供で宿題や部活
などが、ビッシリとあったりして、休みというのは名ばかりで
体力的にも精神的にも辛い思いをしているという子も大変に
多いと思います。あれだけの長雨の後、大変な猛暑が続いて
いますから、体も心も無事で新学期を元気に迎えられるよう、
頑張って欲しいと思いますね。

追い詰められて自分から命を絶つようなことは絶対にしては
いけません。晴れた日が永遠には続かないように雨の日も
やがては終わり、日が差して、青空が広がるんです。
じっと待ちましょう。きっと晴れやかな気持ちになれる日が
やってきます。約束します。

さて、夏休みといえば「宿題」という言葉が一番最初に頭に
浮かんできやしませんか?私は、そうですね。
小学校のときは「夏休みの友」という名のワークブックを必ず
渡されて、毎日「スケジュール」管理を強制させられて、
「うっかり」というものが全く許容されない地獄のような40日
だったと記憶しています。

私のような「足りない」子供は、それらを早々と放り出し、
遊興に明け暮れるのでした。遅くまでTVを見ていて母に、
どやしつけられても、お構いなし。朝寝坊も当たり前のような
体たらくな毎日。そして待っている地獄の「夏休み最終日」。
毎年毎年、同じ事を繰り返し、母の「怒号」と泣きながらやった
夏休みの宿題を忘れられないですね。ああ...

先日ネットで面白い記事を見つけました。ふいに車中で思い出し、
一緒に乗っていた家族に質問してみました。面白かったです。

6÷2(2+1)=?

簡単な計算です。どうですか?皆さんの答えは?






















この計算の答えは、きっと「ふたつ」に分かれると思います。
私は最初「1」だと答えを出しましたが、嫌々待てよ「9」だな。
これは慌てて引っ掛かるところだったと思いました。
ですが一瞬だけ間を置いて、嫌、待てよ、これはやはり正解は
「1」だなと思ったのです。そして、これ「1」が正解なんだろけど、
「私的な算数」では答えは「9」だとなってしまったんです。
なんのこっちゃ?ですね(笑)

答えが「1」だという方は次のように計算をしたんですね。

(1+2)を最初にやります。つまり()が計算の順番で一番最初に
やるところだと「教えて」もらったんですね。そして()の前は
「×かける」の記号は省略されているので3に2を掛けて6となり、
最後に6を6で割った訳ですね。

答えが「9」になった方は、()が最優先だとしても出てきた数字を
6÷2×3と考え「左から」順番に計算すると「教えて」もらったので、
その通りに左から計算してくると答えは「9」になりますね。

車中で家族に聞いたときは三女(中2)だけが、「1」と答えた後で
あっ!待てよ、答えは「9」だと言い直しました。私の流れと同じです。

これは最初に「1」と答えた方は中学生以上の方だと思います。
うちの小6の娘は答えられませんでした。そうです。()の外し方を、
まだ学校で習っていません。夏休み明けから習うようです。
これは2(2+1)を「多項式」と扱うかどうかが、ポイントになるという
ことなんです。中学生になれば「文字」を使って数学を解く機会が
圧倒的に多くなります。従ってこの2(2+1)が、一つの塊で、
ひとつの「数」を表していると考えれば当然、答えは「1」となります。

しかし小学生の多くは「掛け算・割り算」だけの式は左から順番に
計算すると教わっています。()の前には「×」が隠れている、ここは
掛け算だとしか教わりませんから真面目に計算をすると答えは「9」に
なるのです。その後、数学を扱うようになっても分配法則は頻繁に
使いますから、どうしても()を外すという行為が優先されて計算が
染み付いていってしまうんでしょうね。

この計算の答えは「無い」とか「どっちも」とか「問題の出し方が馬鹿」
などというのが正解なんだと思います。つまり計算を行なうには
「ルール」の提示が必要になるのです。条件ですね。文字が入って
いない以上、どういうルールで解きましょうと前振りが無ければ
計算は出来ません。ちなみに私が使っている関数電卓は計算式通りに
入力が出来るので、このように入力しますと答えを「1」と出しましたが、
これは普段「数学」として計算を扱うようにというメソッドに設定して
いるからです。算数として扱うように設定すれば答えを「9」と出します。

小学校の6年生のときだったと思いますが、私は母の郷里の群馬に
夏休みの間中いたことがありました。風邪こじらせてしまって、新学期が
始まっても静岡に帰れなかったのです。すっかり算数の授業が遅れて
しまって、クラスメートと大きく差が開いてしまいました。いくら計算を
やっても合っているものや間違っているものが混ざった状態で、
いったい何が悪いんだと、本気で泣きべそをかいたのをハッキリと
記憶しています。辛い思い出です。

ある日、幼馴染の「よしお君」に、これ計算の順番って、どうやるの?と
聞きました。ハッキリと覚えています。よしおは笑いながら「足し算」を
先にやるんだよと親切に笑いながら教えてくれました。
当然のように私は計算が滅茶苦茶になり、すっかり算数が苦手で嫌いな
科目になってしまいました。よしおは普段から多少勉強の出来る私の
ことを妬んでいたんでしょうね。軽い嘘で、からかったつもりだったので
しょうが、それが人の人生を狂わせてしまうほどの「悪い冗談」だとは、
小学生には想像も出来なかったと思います。

中学生になってから長々と書いてきた計算のメソッドについて自分で
整理が付いたので何とか今の商売を続けることが出来ています。
それでも計算をするときには「未だに」、「左から順番に」と心の中で
呟きます。習慣です。間違うのが怖いんです。私の計算用紙は汚いです。
間違わないように線だの矢印が多いので。

小6の娘は横着者です。算数が嫌いですね。面倒ですから。ものを考える
のが好きな子供は勿論、算数や数学に限らず「勉強」が好きですよね。
でもそれは「答え」が存在しているからではないかと最近は考えるように
なりました。いつまで考えても「正解」が分からない。自分が「合っている」
とも「間違っている」とも判断が付かない。一体どっちなんだよ!!って
ことですよね。一体いつまでやれば答えに辿り着けるんだよ!!って
感情なんだと思います。まるっきり人生ですよね。

勉強が「出来る」「出来ない」については方法論だと思います。
しかし学問の本質的な部分で「思考力」というか「思考」することが出来る、
思考することを継続できる人は「持って生まれた能力」だと思います。
「性分」ってやつですね。このクイズのような計算の答えを自分で出して、
それも一瞬で出して「信じて疑わない」方は思考力は弱い方だと思います。
常に様々な角度から物事を見る習慣が有る方は思考力の塊ですね。
回りくどく時間の掛かる生き方かもしれませんが、きっとその性格が
人々の役に立って、貴重な存在の人間になることでしょう。

勉強が面白いか、そうでないかは人それぞれでしょう。しかし、こんな
単純な算数の問題でも、ほんの一時「家族の会話」をはずまさせて
くれるのです。ものを考えるのは苦痛ばかりではありません。
子供たちには楽しい夏休みの思い出を持ってもらいものですね。



  

Posted by アーバンギア at 19:32Comments(1)子育て

2019年08月05日

炎の正体

昨日、三女に聞かれたんです。


「火って何?」です。シンプルですね。光だってのは分かるけど、
何で光ってるの?何が光ってるの?なんで燃えると光るの?と、
まぁいつものように湧き出る疑問で頭の中は、パニック状態です(笑)
確かに私も上手に説明が出来ませんな。

「燃焼」ということばを聴いて、皆さんは「どういう状態」を思い浮かべ
るでしょうか。いくら学校の理科で燃焼を教わっても、一般的には
紙や木なんかが赤々と炎を上げて燃えている様子を思い浮かべる
のではないでしょうか。炎は光です。物質が燃焼するには条件が
必要です。誰でも知っているように「酸素」が必要ですね。
核反応のようなものも有りますが、燃焼とは分けて考えます。

酸素を持っている化合物ならば空気が無くても燃焼します。
ややこしくなるので避けます(笑)
娘に教えたのは炎の正体です。炎は光だけではありません。
まぁ光も物質ですから、目に見えているものには「実体」があるんだと
理解することが最大の目的ですね。

燃えることの出来る物質が燃えるには「酸素」と
「燃えることが出来る温度」が必要になります。燃焼とは、
この「燃えるもの」「酸素」「温度」の三つの要素で成り立っています。
そして燃焼とは「酸化」であることを知って欲しいと思いました。
燃えているとは物質が変化している状態だと理解して欲しいんです。
鉄が錆びることが酸化だと理解するのは簡単です。でもそれは
本当に理解しているとは言えないと思うのです。なぜなら燃焼が
酸化だと言うと大概の人は「?」となるからです。

先だって娘に「なぜ人間には酸素が必要なのか」を教えたと記事に
しましたが、食べ物を食べて消化する一連の活動は酸化であり
燃焼なのです。火は出ません。だから炎が出ている状態が燃焼だと
理解してしまうと他の「静かな燃焼」を受け入れられなくなってしまう
のです。炎を出す酸化は烈しい酸化です。物質が化学変化を
起こして光と熱を出していますが、この状態は「連続した」複数の
化学反応の連鎖によって起こっています。

炎は「外炎」と「内炎」に分けられます。炎の中心は青いです。
色温度は高いのですが温度は低いです(笑)ややこしい。
炎は外に行くほど温度が高くなります。酸素に沢山触れることが
出来るからですね。何が触れているかというと「変化した可燃物質」
なんです。つまり物質が燃えながら上昇していっているということです。
ほら分かりにくい(笑)
私もカッチリとは説明できていませんね。

炎は確かに光という「物質」なのですが、目に見えないほど小さな
物質が燃えているのです。
光は目に見えるのに実体が無い様に私たちの目には映ります。
でも「確実に」存在しています。

もうじき「お盆」です。あちこちで迎え火を焚く様子を見ることが出来ます。
我が家も必ず迎え火を焚きます。大切な人と今生の別れをする時ほど、
生まれてきた苦しみを味わうこともないでしょう。荼毘に付されて再び
我々の前に姿を現すときには故人は「灰」になってしまっています。
だから私たちは人が死ぬと「消えてなくなる」と思い込んでいます。
果たしてそうでしょうか。私は全く違った考えを持っています。

亡骸は炎を上げて燃えています。化学変化を起こした肉体は炎を上げ
ながら空へと舞い上がっていきます。舞い上がった物質は消えてなくなる
ことは未来永劫有りません。質量保存の法則です。
誰も消えてなくなったりしません。大切な人は姿を消してしまいますが、
ちゃんと存在しています。一体どこにいるのでしょう。
それだけは未知です。でも、どこにいたってかまいません。
居てくれることが、はっきりと分かるだけで。
学問は人を助けるだけではありません。「癒す」ことも可能にしてくれます。
娘には、これを一番知って欲しいと親馬鹿な期待をしてしまうのです。



  

Posted by アーバンギア at 17:17Comments(0)子育て

2019年08月04日

キモイギター

ギターを買ったんですよ。


いわゆる「ビザールギター」というものです。
ビザールというのはbizarreと綴る英語です。

奇怪な、異様な、信じられない

などの意味を持っています。他には「妙」「怪奇な」「奇形な」という
意味も有ります。日本人が使うと「キモッ!!」みたいな感覚に
近いでしょうね。風変わりだとか変わってるなんてのとは明らかに
違う「へん」ってやつに使うのが、ビザールですね。

ビザールなんて、なんだかフランス語やイタリア語みたいですが、
まぁ英語です。語源は、イタリア語あたりでしょう。まぁいいです。

で、購入したギターは良く分からないブランドのものです。
調べても全く深いところは分かりません。情報キボンヌって感じです。
「Itaria Guitars」というブランドです。イタリアと堂々と付けているのに
韓国製のギターです。会社も韓国の会社みたいです。日本では
「ESP」という大変に、しっかりとしたギターを作っている会社が
ディストリビューターになっています。なんかGrass Rootsと同じ
匂いを感じますね。

少し前にも記事にしましたが私は、このビザールギターなるものが
好きです。相当に魅力を感じます。なんでビザールかというと、
それは、もうGibsonとFenderに似ても似つかないって事なんだと
思います。それもレスポールやESシリーズ、ストラトやテレキャスターから
懸け離れているほど好き者には堪らない存在なのです。

実は、ギブソンにもフェンダーにも「変な」ギターモデルは存在します。
それらも、やはりビザールギターの仲間なのです。私はフェンダーの
ストラトもテレキャスターも「紙一重」だと思っています。まぁスタンダードな
ポジションを勝ち取っていますから、奇妙なギターには見えませんけど。
フェンダーもビザール感を出すために、ストラトやテレキャスは参考にして
違いを出していると思いますね。ジャズマスターなんてヘンテコですよね。

で、私が今回購入したイタリアギターですが。非常に紛らわしいですね(笑)
イタリアンギターじゃないですから。で、ブランドの名前に「イタリア」てあんた。
ふざけすぎですよね。でもピエールだとか、ダリなんて言葉は
妙に「ヘンテコ感」が出ませんかね?私は間抜けで風変わりな感じを
思い浮かべるんです。その流れで「イタリア」も「イタリヤ」って書くと物凄く
アホっぽく感じるんですよ。ヘッドのロゴマークも派手で下品なところが、
もう絶対にItariaって狙って付けたんだろうなって。嬉しいですね(笑)

ギターも変わっていますが、ブランドネームも馬鹿丸出しなところが私は
大変に気に入っています。でも、こいつを購入するのには多少の躊躇が
ありましたね。だってやはり楽器ですから、いくら安くたって鳴らなかったら、
ただのゴミです。まぁ飾りにはなるかな。本当は自分で弾いて久々に
ステージに立とうかとも考えたのですが。レトロを意識したビザールギターは
軽くて小さいという特徴も有りますから、娘に上げても良いなと思いましてね。

ヤフオクで見つけたのですが、ネットで検索してみると「ろくな」情報が
得られませんでした。まぁ悪口ですね。あとYoutubeに沢山試奏をしている
動画が出ていたのですが、どれも酷かったです。音も悪いし、
そもそも演奏している連中が下手くそなんです。もう余計に幻滅するという。
ここまで音が悪いのかと、カナリヘコミましたが、それらを凌駕するほどの
ルックスの良さで最終的に「俺が鳴らしてやる」的な勢いで購入したのです。
落札価格4万円。元は10万円近くするみたいですが、こんなもの定価でなんて
売っている訳はありませんから。ギターとしては安価ですが、安い買い物
だったかどうかは、まぁ微妙なところです。

で、本日手元に届きました。びっくりするほど綺麗で丁寧なつくりでした。
うっとりするルックス。弦も新しいダダリオが張ってありましたが、
久しぶりに、たまげるほどテンションが高く非常に弾きにくいギターでした。
ショートスケールなのに、このテンション。まぁリードギター向きではありません
でしたね。で、肝心な音色ですが。これが良かったです。
ネットで見つける固体は全てミニハムバッカーが搭載されていましたが、
12弦ギターでP-90を搭載している画像は見つけましたが、これと同じモデルは
ありませんでした。激レア。相当に不人気。ビザールの中のビザール(笑)
P-90が載っていたので購入に踏み切ったのです。
まぁP-90の音色も好きなんですが、カラーのバランスが、ソープバーで
完璧になるんですよ!!

相当に色焼けしていてビンテージ感も出ていてナイスです。私は自作で、
このボディーカラーのセルロイドのようなピックガードを作ろうとしていたくらい
でして。日本に材料が無かったので中国から輸入しようとしたくらいです。
だからこのギターを見つけたときには、ハンパ無い感動を味わいましたね。

で、サウンドですが、P-90と言っても、勿論ギブソン製でもなければダンカンや
ディマジオやシェクターなんかじゃありません。偽物です。
でもP-90らしい音がします。でもボディーが現代的なギターの「半分」くらいの
厚みしかありません。ギターというより「板ー」です。そのせいでP-90の
特徴である太い低音が出ません。甘い音がしません。でもP-90の音です(笑)
レトロな音色です。チューニングが全く合いませんでした。

前のオーナーは、あまり上級者ではなかったようですね。まぁこういった「色物」
ギターを購入するような方は大抵「見た目」で勝負の方でしょうからね。
オクターブの調整から始めました。ネックの反りは、ほぼありませんでした。
でもネックがジョイントから起き上がってしまっていました。残念です。
まぁ実用の範囲で留まってくれていますので、良しとしましょう。
ブリッジも、ねじを一番下まで下げて弦高を低くしたかったのでしょうが、
いくらなんでも下げすぎでテンションが掛かりすぎて弦も響いていませんでした。
益々ペケペケになるという。

ちゃんと弦が振動するギリギリまで上げてあげると多少音色が良くなりました。
ただオクターブが合いません。どう見てもサドルが不自然なんです。いずれにしても
最大にサドルを移動させてもピッチが合わないので、3弦と6弦のサドルを
逆さまに付け替えました。何度も何度も繰り返し(T-T)
しかし、バッチリとチューニングが合うようになると非常に芯のある、力強いP-90の
サウンドを響かせてくれましたよ。現在張ってあるゲージは0.10から始まる
普通のゲージです。どうもこれが相性が良くないようですね。0.09からのセットに
変えてあげれば、ペケペケ感は増すでしょうが、一層レトロな音色になって、
弾きやすくなるでしょう。どうも女性をターゲットにしたギターのように感じますね。
やっぱ娘のものになってしまうんでしょうね(笑)

このギターのことを悪口雑言で書き込んだ人が居ますが、韓国製というだけで
「色眼鏡」で見ていると思います。確かに弾きにくいとか音に艶がないということは
否めません。それはレスポールやストラトと比べたらってことで。ムスタングや
ジャズマスターは、ストラトのような音がしません。でも良い音です。
レスポールでもジュニアのP-90搭載はPAFの載ったレスポールのような音が
しません。ですが、良い音です。フライングVヤエクスプローラーは弾きにくい
ギターですが、ファンが多いです。このイタリアのRIMINI6は、十分ロックテイストが
有る使えるギターだと断言します。このルックスに惚れた人ならば買って後悔は
しないでしょう。大丈夫です!!

先日も書きましたが韓国では日本製品の不買運動までやっているそうです。
くだらないです。
私も、このギターが韓国製だと知って一瞬躊躇しました。でも「俺は間違ってる」と
直ぐに気づかされた記事に出会いました。この記事を読んで一瞬で購入を決意しました。

https://www.esp-gca.com/job/graduates.php

一番上に載っている若い美しい女性は韓国人です。韓国からギター作りを学ぶ
ために何年も掛けて留学費用を貯めて日本にやってきて、そして母国で
ギター職人になれたのです。彼女は現在Itaria Guitarsの開発者として働いています。
私の手元に有るギターは確かに「ヘンテコ」で「奇妙」です。しかし音色も個性的で
奇をてらった、そのルックスは非常に丁寧な作りで「真剣さ」が手に取ると、
はっきりと分かる楽器です。もちろん何十万円、100万円を超えるような楽器とは
比べることが出来ない所もあります。まだまだこれからの部分が多いです。

でも日本で勉強して、その知識をもってギターを作っている、そして製作工場も多くの
日本人の指導者達によって現在のクオリティにまで到達することが出来た、その
「証」を所有することが出来た喜びを私は感じています。
私が生まれて初めてアンプに繋いで音を出したギターは「グヤトーン」の名前すら
しらないヘンテコなギターでした。友達の親戚のお兄さんに貸してもらったんです。
一瞬だけ。
酷い音だと思いました。全然リッチー・ブラックモアじゃないじゃんて(笑)

今日手にしたイタリアギターは薄くて軽かったけれど、そのグヤトーンは、もっともっと
薄くて軽かった。でもあの感動は忘れない。今日41年ぶりに、あの感動を思い出させて
くれた。もうそれだけで「ありがとう」なんである。



  

Posted by アーバンギア at 18:26Comments(1)あれこれ

2019年08月03日

ノンポリ日本人の底力

長女が学校の見学で東京に行っています。


行かなくても良いような学校です。友達に誘われたから
渋々付いて行ったんです。断れないんです。うちの子。
専門学校の体験入学というか説明会だそうです。
無料のバスで東京まで連れて行ってくれて、寮に泊めて
もらえるので完全に「ただ」で行ってこれるんだそうです。
食事まで出るそうです。恐ろしいですね。

だって、その莫大な経費は学生の授業料から出るんですから。
最近では奨学金の滞納の問題も有って、偏差値など
存在しない専門学校でさえ「Fラン専門学校」と揶揄される
ような「行って、どーする?!」な学校に入ってしまうと
借金が返せなくなるよっていう情報記事を目にする機会が
非常に増えました。

少子化も手伝って、専門学校は生き残りに必死ですね。
娘達のお世話になっている専門学校は高田馬場にあります。
都会の真ん中ですね。新宿です。先程、娘から連絡が来て、
寮に行く前に「新大久保」に来ていると言っていました。
私は、そんな「オッサンの飲み屋街」しかないようなところで
何をしているの?と返したのですが。

ちょっとして理解できました。新大久保は東京に住んでいる
方ならご存知のように韓国に関するお店が滅茶苦茶多い
んですよね。韓国料理やグッズなど。簡単に韓国の雰囲気が
味わえる街でもあります。娘を誘った友達は「韓流ファン」
なんですよ(笑)物凄い。早い話が「ただ」で新大久保に遊びに
行ける手を見つけたって話ですね。女は、がっちりしてますね。

私は娘に折角、東京に行ったのだから第一志望と第二志望の
大学のキャンパスに行ってくれば良いと言ったのですが、
まぁ時間が有っても明日も「新大久保」詣でになるんでしょうな。
娘は、自我があまり強くないので、まぁ適当に楽しんで帰って
くるでしょう。近々次男の引越しもあるので、そんな時にでも
連れて行ってあげようと思います。

昨日のブログにも書きましたが、今、日本は韓国と上手く行って
いません。表向きは。っていうか裏側では、もっと長い間、
両国は、いがみ合ってきている状態が続いています。
子供たちは最近まで日本のミュージシャンのCDが韓国では
手に入らなかったことすら知りません。アイドルを見ては、
カッコ良い!!可愛い!!素敵!!と声を上げています。
我が家でも末娘が大の韓国アイドルファン...
三女も韓国の女性アイドルの容姿に強い憧れを持っています。
ああ...

韓国のアイドルの多くは正に「作り物」です。確かに大変な思いを
して芸能人になるのでしょうけれど、そのタレントを取り巻く
状況は劣悪に近いです。過去の韓国と日本との出来事や現在の
諸問題について、いくら話そうとも娘は「一度で良いから韓国人と
付き合いたい」などと言う始末。まぁ有る意味それは平和の、
きっかけにも成り得るでしょうし、そもそも国と国との問題であって、
平民にとっては大した問題を抱えている訳でもないのかもしれません。

しかし、平民の集団が「国」なのですから、正しいことと間違っている
ことは、しっかりと見極め、双方の国民が未来に渡って信頼し、
楽しく付き合っていける事が大切になるでしょう。
まぁそれにしてもね。夏休みに入って勉強をしている様子は、
殆ど見かけないし。受験勉強は良いのかな。せめて宿題くらいは
終わらせて新学期を迎えてくださいね。  

Posted by アーバンギア at 17:11Comments(0)あれこれ

2019年08月02日

書いてどーする?!韓国のこと。

とうとう書きますかね。


韓国のニュースが、もうあっちこっちから毎日流れてきます。
それは、まぁもう誰でも知っている内容なんですが、
私は、ずっとずっと不思議でならないんですよ。
マスコミって怖くないですか?第二次世界大戦も、こうやって
誰かのプロパガンダで突入して行った気がしますね。
マスコミ極悪ですよ。

なぜって、そりゃ「韓国の何が間違っているのか?」ってのを
全く、そう全く報道しないじゃないですか。ただ単に韓国が
ギャーギャー喚いていて、因縁をつけているってのを、くどい位に
繰り返し垂れ流していますよね。これ、正直「印象操作」ですよ。
「日韓請求権協定」のことを、ちゃんと説明している報道を
私は見たことが有りません。ここをちゃんと説明しないと、今回の
韓国が日本に対して「徴用工の未払い給与」他、慰謝料を
支払えと言っていることが、どれだけ理不尽なことかを
日本は元より、「韓国」そして世界中の人たちに理解してもらう
ことは出来ないと思いますよ。

日本は遡ること54年前に徴用工に対する補償を韓国と文書で
取り決め、その内容を遵守し韓国に当時の金で5億ドルも
支払いました。まだ為替も自由化になっていなかった時代にです。
この頃の円のレートは1ドル360円。私は子供心ながらに
記憶があります。5億ドル。韓国の国家予算の2年分近くの金を
支払い、それ以外にも死ぬほどODAで援助もしてきました。
彼らは知れた金額の金を自国民に支払わずに、金を使い切って
しまったのです。なんという傍若無人ぶり。

現在の政府だけでなく今までの政府だって、徴用工と呼ばれる
人たちに顔向けなんてできっこないんです。50年以上も前の
話で日本人の多くも、この事実を知りません。私は知っていたので、
文大統領は何を狂ったことを言っているんだと当初あっけにとられ
ました。もう本当に韓国は無茶苦茶です。

現在話題になっている貿易の問題も同様です。なぜ、いわゆる
「ホワイト国」なるものから外されるのかが全く日本国民にも
世界の国々にも発信されていません。なんでですか?
韓国は半導体の材料を日本から輸入しておいて、その使途に
ついての明確な回答をしていないのです。
半導体は使いようによっては軍事物資となります。韓国が電化製品に
全て使ったのならば輸入量と消費量と、ストックが明確に表される
はずです。しかし、相当な数が「足りない」「つじつまが合わない」
という事実があり、明確ではないものの大変な懸念も危惧されて
いるのです。それは「北朝鮮」への「横流し」です。

これについては、現時点では明白な証拠が日本政府からも提出され
ていないので、深く触れることは控えますが、やはり重大な懸念が
有る以上、どうやっても「ホワイト国」という扱いは出来ないと思います。
日本が対象としている国は世界で27ヶ国です。韓国は2008年に
リストに入りましたが、単純に前の状態に戻るだけで、輸出を禁止
する訳ではありません。

韓国は、ここぞとばかりに日本は理不尽な国で横暴な許しがたい
鬼畜国家だと多くの人々に刷り込ませることに躍起になっています。
また日本のマスコミも国民の「感情」だけを煽って、韓国を「嫌う」
ように仕向けています。大問題です。
確かに韓国はデタラメです。しかし、何を持ってデタラメなのかを
説明しなければ「盧溝橋事件」と同じことが起こるでしょう。
感情的に成っては駄目です。

韓国の国民に一番分かって欲しいことです。折角の民主国家。
もっともっと成熟して世界の中で力を発揮していって欲しいです。
才能の有る人材も大変に豊富です。努力家ですし、きっと世界中で
頼りにされる存在になる国になるでしょう。しかし、こういった稚拙で
ロジックの伴わない馬鹿げた政策は世界中から嘲笑されて、今まで
積み上げてきたものを自分の足で蹴散らかしているのと同じです。

マスコミに悪意を感じます。今こそ平和の為にペンを取って欲しいと
説に願うのです。

  

Posted by アーバンギア at 21:53Comments(0)あれこれ

2019年08月01日

どうでもよくなる

久しぶりの投稿ですね。


別に書くこともないし、忙しかったし、気力が出なかったっていう。
ブログを書いている意味など全く見出せなくなってしまって。
最初のうちは書かなければという「強迫観念」のようなものが
襲ってくるんですが、暫くすると気にもならなくなるんですよね。

この「eしず」のブログを書く気に成れない理由は、はっきりと
「ふたつ」あって、1つは「写真が、ただで載せられない」それと
「訪問者の激減」です。アメブロなんかだったら写真のアップも
簡単で早いんですが。このeしずは、のろいし容量も少ないですよね。
金払ってまで下らない写真を載せる気にもならないですし。

最近、訪問者の数が激減したんですよ。コンスタントに150人くらい
減ってますね。なんでだろ?飽きられた?
だったら、もう尚更、書く気になんてなれないですね。もう全然
コメントも入らないですし。以前にコメントを寄せていただいた方々、
どうしているかな?なんて私は頻繁に考えます。便りが無いのは
元気な証拠でしょうかね。

でも最近、新しい「建築」の問い合わせを頂いたんですが、恐ろしく
デッカイプロジェクトなんですよ。なんで俺に?!って感じでしたが、
この拙い手記に「何か」を感じて頂いて、メッセージを送って頂いた
ようです。確かに、このブログで縁が出来た方も非常に多いんですよね。

このブログの記事の多くを占めている「子育て」に関する記事。
最近ゆかいな子供との関係や出来事が「無い」ので書くことも無くなり
ましたね。これは私のブログを楽しみにしていてくださる方には非常に
寂しいことでしょうね。まぁ無理して書けば書けない事も無いんですけど。
8月に入って子供たちが家に居る時間が多少増えました。嘘です。
変わらないですね。末娘と次女は部活をやっていないので、
家に居ますが、長女と三女は毎日、かなり長時間「部活」に縛られて
いますね。三男は未だに学校がありますし。

次男が帰省しているんですが、ほぼ家に居ませんね。どこで寝てるのか
知りませんが帰ってきません。長男が帰ってくるのが楽しみですね。
次男は帰ったらカレーを作ってくれなんてLINEを送ってきたので、
昨日、作ってあげたのですが結局、友達のところに行ったっきり帰って
きませんでした。今日になって「一晩寝かせた」極上の味を楽しんでいます。
馬鹿め。

末娘を一人で新幹線に乗せて長男の待つ東京駅にやろうと思っています。
ディズニーランドに連れて行ってもらおうと思ってます。長男では不安なので
次男に付いていってもらおうと思っていたのですが、また明日から帰って
こないそうです。馬鹿め。

頼まれていた建築確認が出せました。今日から古民家のコンバージョンの
プランニングを再開しました。細かい仕事にキリをつけて子供と色々やりたい
ことも有ります。ボチボチブログを再開しますね。

  

Posted by アーバンギア at 21:09Comments(3)あれこれ