2011年12月05日
旅館を考える
プランニングしています。
旅館です。中規模の。
自分でも旅館には結構泊まりました。
自分が選ぶ旅館の条件は。
造りが古くて、洗練されているものが好きです。
料理が美味そうで、景色が良い部屋が好きです。
料金にも上限があると思いますし。
お風呂も重要ですよね。
でも上記の条件にうるさくなるのは「二人きり」の
宿泊というか旅行の時だけでしょうかね。
友達や家族との大勢での宿泊なら、そこらへんは
あまりこだわりませんね。
料理の質と料金のバランスかな。大切なのは。
最近の宿泊施設では宴会や結婚式の披露宴なんかや
パーティーの収益の方が宿泊でのそれよりも
上回ることも多いと思います。
オーナーとしては、そこらへんの収益に関しても
敏感になっているので、計画を甘く見ることは出来ません。
よく見かける「お土産コーナー」もシックで本物志向の
お宿には似つかわしくないと思いますが、地方の
温泉旅館などでは大切な収益でもあり、地元の製造業者との
付き合いや地域の活性化にも繋がる大切な施設でもあります。
本当はブランディング効果で大々的に「コーナー」を
設けなくても上手に施設にマッチさせることが出来るのですが。
ラウンジというかホワイエというか、まぁそのあたりで
お客様がお土産を探していらっしゃる景色が「好き」な
オーナーの方には「何を言っても通用しない」んでございます。
旅館の客室の配置は住宅とは全く考え方が違います。
全くでもないかな。
例えばチェックインは早くても15:00以降が普通でしょうか。
そしてチェックアウトは遅くても10:00くらいが普通かと。
まぁ長期滞在なら一日中部屋の中にいる可能性も出てきますが。
基本的には日照を意識するのは「朝と夕方」だけ。
日当たりが良い必要は殆どありません。
避難のことを抜いて考えれば「眺め優先」で開口位置を決める
事になります。北側が良い眺めなら、やはりそこをメインに。
私の場合、住宅でもその手法をとりますが。
つまりは上質な空間に越したことは無いのだけれど
メインターゲットの年齢層、スタイルに合わせた「箱」でないと
提案は失敗するということになりますかね。
「あれもあるこれもある」「あのひとにもこのひとにも」
合わせる事が出来る宿泊施設は「本当に夢の施設」なのです。
つまり、この辺を理解していないオーナーの方にプレゼンを
行っても、こちらの意図するテーマは理解されないのですね。
お金をもらうんだから「向こうの言いなりに」作ってあげれば良い。
結構言われる言葉です。
住宅ならば1億円を超えることは稀なのですが、旅館となると
逆に1億円どころか数億円も掛けて「儲からない」ものを
作るわけには行かないと思うのです。
まぁこれも理解されなければ採用されないだけで無駄になりますが。
観光名所の場合、宿泊施設そのものが魅力的でなくとも
商売になっていたことも多々あったと思います。
しかし、そんな時代でないことは経営者の方だけでなく
利用者だって十分分かっています。
ネットの普及でビジュアル訴求力の無い旅館の経営は窮地に陥っています。
我々建築家に求められる要求は以前にも増して「切実」なのです。
お力になれるよう渾身の力を振り絞って望む所存です。

私的なライバルは、やはり俵屋ですかね。
旅館です。中規模の。
自分でも旅館には結構泊まりました。
自分が選ぶ旅館の条件は。
造りが古くて、洗練されているものが好きです。
料理が美味そうで、景色が良い部屋が好きです。
料金にも上限があると思いますし。
お風呂も重要ですよね。
でも上記の条件にうるさくなるのは「二人きり」の
宿泊というか旅行の時だけでしょうかね。
友達や家族との大勢での宿泊なら、そこらへんは
あまりこだわりませんね。
料理の質と料金のバランスかな。大切なのは。
最近の宿泊施設では宴会や結婚式の披露宴なんかや
パーティーの収益の方が宿泊でのそれよりも
上回ることも多いと思います。
オーナーとしては、そこらへんの収益に関しても
敏感になっているので、計画を甘く見ることは出来ません。
よく見かける「お土産コーナー」もシックで本物志向の
お宿には似つかわしくないと思いますが、地方の
温泉旅館などでは大切な収益でもあり、地元の製造業者との
付き合いや地域の活性化にも繋がる大切な施設でもあります。
本当はブランディング効果で大々的に「コーナー」を
設けなくても上手に施設にマッチさせることが出来るのですが。
ラウンジというかホワイエというか、まぁそのあたりで
お客様がお土産を探していらっしゃる景色が「好き」な
オーナーの方には「何を言っても通用しない」んでございます。
旅館の客室の配置は住宅とは全く考え方が違います。
全くでもないかな。
例えばチェックインは早くても15:00以降が普通でしょうか。
そしてチェックアウトは遅くても10:00くらいが普通かと。
まぁ長期滞在なら一日中部屋の中にいる可能性も出てきますが。
基本的には日照を意識するのは「朝と夕方」だけ。
日当たりが良い必要は殆どありません。
避難のことを抜いて考えれば「眺め優先」で開口位置を決める
事になります。北側が良い眺めなら、やはりそこをメインに。
私の場合、住宅でもその手法をとりますが。
つまりは上質な空間に越したことは無いのだけれど
メインターゲットの年齢層、スタイルに合わせた「箱」でないと
提案は失敗するということになりますかね。
「あれもあるこれもある」「あのひとにもこのひとにも」
合わせる事が出来る宿泊施設は「本当に夢の施設」なのです。
つまり、この辺を理解していないオーナーの方にプレゼンを
行っても、こちらの意図するテーマは理解されないのですね。
お金をもらうんだから「向こうの言いなりに」作ってあげれば良い。
結構言われる言葉です。
住宅ならば1億円を超えることは稀なのですが、旅館となると
逆に1億円どころか数億円も掛けて「儲からない」ものを
作るわけには行かないと思うのです。
まぁこれも理解されなければ採用されないだけで無駄になりますが。
観光名所の場合、宿泊施設そのものが魅力的でなくとも
商売になっていたことも多々あったと思います。
しかし、そんな時代でないことは経営者の方だけでなく
利用者だって十分分かっています。
ネットの普及でビジュアル訴求力の無い旅館の経営は窮地に陥っています。
我々建築家に求められる要求は以前にも増して「切実」なのです。
お力になれるよう渾身の力を振り絞って望む所存です。

私的なライバルは、やはり俵屋ですかね。
Posted by アーバンギア at 16:52│Comments(0)
│建築