2019年10月01日
スタバに見る内装のトレンド
ここんとこインテリアデザインの仕事が続いています。
って言っても2件ですけどね。フィリピンのは建物からやってますが。
もう1件は、テナントです。だけど新築の「木造」なので、スケルトン
から多少は融通が利きます。でもせいぜい窓の位置くらいかな。
排煙窓が悲しいです。なんとか防煙垂壁で区画を区切って、
違和感の無いように仕上げたいと思っています。
これ、飲み屋なんです。流行の「ワインバル」ってやつですね。
私は偏屈なので、この「バル」なるものにウルサイです。
そもそもバルってのはBARと書いてバルと読むんですが。
スペイン語ですよ。だからワインってのは違うよなっていうね。
ワインは、スペインもイタリアもVinoですからね。
っていうか、Barですから酒を飲むところです。わざわざ「ワイン」って
謳ってる割には、ビールも飲めるしね大概は。
日本だよなぁ~って思う瞬間で御座います。
で、今関わっているのが「イタリアン・ワインバル」ってんですから、
もう完全に和製外国語です。細かいことを言うようですが、イタリア語
で発音すると、バルではなく「バール」に近いと思いますね。
まぁ良いです。イタリアンとワインと「今っぽい言い回し」のバルを
くっつけた方が「分かりやすい」ですもんね。
で、仕事なんですけどね。恐らくオーナーが自分の好みで最終的には
仕上げてしまうと思います。下請けの仕事に近いので。一応、私の
デザインというか、仕様を書いて出します。建築家のプランを叩き台に
するという大変リッチな流れな訳です(笑)
フィリピンのカフェはRC造です。経費削減もかねてコンクリートの打放し
で仕上げます。っていうか仕上げません(笑)所々木を使ったり軽量鋼で
間仕切りを作る事になると思いますが、その壁の仕上げを「左官」で
仕上げるつもりです。「モールテックス」っていう製品が有ります。
モルタルで塗ったみたいに仕上がります。コンクリートみたいな表現も
出来ますよ。3ミリ程度の厚さで仕上げられます。塗料ですね。
良い表情になります。少々お高いです。で、名前は初めて聞くような
方でも、このモールテックスとか類似の製品で仕上げられた壁や、
その他「什器」や「床」など多く目にされていると思います。
この左官によるモルタル仕上げのようなデザインが広まるきっかけを
作ったのは、スターバックスコヒーじゃないかなぁなんて私は思っています。
スタバの内装はモダンでシックな印象ですよね。プリミティブな素材の
組み合わせで「おしゃれ」に演出しています。木の使い方が上手くて、
ナチュラルな印象も持たせていますよね。私は、そんなトレンドを20年
以上前からやってますが。ちょっと前までは、モルタルを金コテで
仕上げただけの壁なんて安っぽくて堪らん、勘弁してくれと施主に
叱られまくりましたね。実施は少ないです。
モールテックスのような伸縮性が有る材料も無かったので、ひび割れ
だらけでしたしね。私は、それが良いと思って採用していますが。
今関わっている住宅と店舗の内装2件と古民家の増築にもモールテックスを
使う予定です。なんか、やっと私のセンスに世の中が追いついてきたような
感じですよね(笑)でも、あっちこっちで見かけるようになると、今度は
使いたくなくなるという天邪鬼精神が出てきちゃうんですよね。
もしかしたら、これを最後に暫くアイアンとモルタル塗りは封印するかも
しれません。マジで。
だとしたら何やろうかな。人と違うって結構、大変なんだよな。
何が大変って「人と同じが良い」っていう人と一緒にものづくりするって
ことかな。まぁそういうことなんですよね。

この中に足の踏み場もないほど植物を置きます。天井からも下げます。
って言っても2件ですけどね。フィリピンのは建物からやってますが。
もう1件は、テナントです。だけど新築の「木造」なので、スケルトン
から多少は融通が利きます。でもせいぜい窓の位置くらいかな。
排煙窓が悲しいです。なんとか防煙垂壁で区画を区切って、
違和感の無いように仕上げたいと思っています。
これ、飲み屋なんです。流行の「ワインバル」ってやつですね。
私は偏屈なので、この「バル」なるものにウルサイです。
そもそもバルってのはBARと書いてバルと読むんですが。
スペイン語ですよ。だからワインってのは違うよなっていうね。
ワインは、スペインもイタリアもVinoですからね。
っていうか、Barですから酒を飲むところです。わざわざ「ワイン」って
謳ってる割には、ビールも飲めるしね大概は。
日本だよなぁ~って思う瞬間で御座います。
で、今関わっているのが「イタリアン・ワインバル」ってんですから、
もう完全に和製外国語です。細かいことを言うようですが、イタリア語
で発音すると、バルではなく「バール」に近いと思いますね。
まぁ良いです。イタリアンとワインと「今っぽい言い回し」のバルを
くっつけた方が「分かりやすい」ですもんね。
で、仕事なんですけどね。恐らくオーナーが自分の好みで最終的には
仕上げてしまうと思います。下請けの仕事に近いので。一応、私の
デザインというか、仕様を書いて出します。建築家のプランを叩き台に
するという大変リッチな流れな訳です(笑)
フィリピンのカフェはRC造です。経費削減もかねてコンクリートの打放し
で仕上げます。っていうか仕上げません(笑)所々木を使ったり軽量鋼で
間仕切りを作る事になると思いますが、その壁の仕上げを「左官」で
仕上げるつもりです。「モールテックス」っていう製品が有ります。
モルタルで塗ったみたいに仕上がります。コンクリートみたいな表現も
出来ますよ。3ミリ程度の厚さで仕上げられます。塗料ですね。
良い表情になります。少々お高いです。で、名前は初めて聞くような
方でも、このモールテックスとか類似の製品で仕上げられた壁や、
その他「什器」や「床」など多く目にされていると思います。
この左官によるモルタル仕上げのようなデザインが広まるきっかけを
作ったのは、スターバックスコヒーじゃないかなぁなんて私は思っています。
スタバの内装はモダンでシックな印象ですよね。プリミティブな素材の
組み合わせで「おしゃれ」に演出しています。木の使い方が上手くて、
ナチュラルな印象も持たせていますよね。私は、そんなトレンドを20年
以上前からやってますが。ちょっと前までは、モルタルを金コテで
仕上げただけの壁なんて安っぽくて堪らん、勘弁してくれと施主に
叱られまくりましたね。実施は少ないです。
モールテックスのような伸縮性が有る材料も無かったので、ひび割れ
だらけでしたしね。私は、それが良いと思って採用していますが。
今関わっている住宅と店舗の内装2件と古民家の増築にもモールテックスを
使う予定です。なんか、やっと私のセンスに世の中が追いついてきたような
感じですよね(笑)でも、あっちこっちで見かけるようになると、今度は
使いたくなくなるという天邪鬼精神が出てきちゃうんですよね。
もしかしたら、これを最後に暫くアイアンとモルタル塗りは封印するかも
しれません。マジで。
だとしたら何やろうかな。人と違うって結構、大変なんだよな。
何が大変って「人と同じが良い」っていう人と一緒にものづくりするって
ことかな。まぁそういうことなんですよね。

この中に足の踏み場もないほど植物を置きます。天井からも下げます。
Posted by アーバンギア at 17:26│Comments(0)
│建築