2017年07月25日

運転免許更新

今日は運転免許の更新手続きに行って来ました。


ゴールド免許だったんですけどね。駐車違反を
1回切られて、青に逆戻り。違反者講習が面倒だなって
思ってったんですけど。良かったです。

凄く良い話が聞けて、もしも違反してなきゃ聞けなかった
のかって思ったら、深々と深呼吸してしまいました。
講師の方にも感心してしまいました。そこが大きいです。
あそこで働いている方は元々は警察官の方が多いですよね。
正直「講習」を「ありがたい」ものだと感じて受けている
人など「ただの一人」だっていやしないでしょう。
そんなことは講師の方も重々承知している訳ですよね。
っていうか、もしも自分が受ける羽目になったら。
真っ平御免だとなるでしょうしね。

もう全身全霊だったです。なんとか受講者の「貴重な1時間」を
「こんなとこにくるんじゃなかった、ああめんどくせー」という
完璧なマイナスイメージだけで帰らせては、逆に安全運転への
配慮が失われるんじゃないかと考えているかのようでした。
少なくとも私は、そう感じました。
話し方にも工夫を凝らしていて、しっかりとパワーポイントも
使いこなし、短時間に最低でも伝えておきたい「想い」を
しっかりと「ぴったり1時間」でまとめたのですから。
思わず拍手を贈ってしまいました。会場からも自然と拍手が
沸き起こりました。

講師の方が一番最後に話された高説が堪らなかったです。
「みなさんに魔法の言葉をお教えします」と仰られました。
話の内容は割愛しますが、その魔法の言葉とは
「ありがとう」「感謝します」の二言でした。

どんなに嫌な事に出会ったって、目の前の人でなくても構わない、
とにかく呪文のように「ありがとう」と唱えてみてくださいと
仰られました。同じく、どのような境遇でも、また不可能と思える
ような夢にでさえ、既に叶ったと思って「感謝します」と唱えてくれと
「力説」されていました。

確かにその通りだと想いました。相手を恨む心で力任せに罵った
ところで、何処にも誰にも幸せな気持ちの芽は出てきません。
それどころか、どう考えても理不尽な仕打ちを受けた相手にさえ、
ありがとうと言ったら、相手ではなく「自分」が「有り難い」存在に
なれるのですから。

講習を終えて車を駐車場から出そうとしたときです。
先ほどの講習会場に同席していた若者が、原付のスクーターで
私の進路を遮って、物凄い勢いで飛び出して行きました。
私の感情は一瞬だけ脈を打ちましたが、直ぐに「ありがとう」と
言ってみました。どうか、あの若者が無事に帰宅できるよう祈りました。
一瞬ヒヤッとしましたが、彼を、はねてしまわないで本当に良かったと
心から感謝できました。

感謝は誰かにするものでは無いと思ったのです。もちろん対象が
あっても良いと思います。ただ、感謝は対象が無くても、いつでも
どこでも出来るものなんだと初めて知った次第でした。


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Posted by アーバンギア at 20:56│Comments(0)あれこれ
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