2016年11月30日

僕の設計プロセス~そして完成まで

少しは仕事のことを書かないと折角「訪問」していただいた方に
申し訳ないなとかって、思う今日この頃。


昨今では「ネット上」で出会って、そこから依頼ってパターンが
定着してきましたね。本当は「紹介」が一番嬉しいんですけどね。
出ないですね、建築家の仕事場では。
大きなビルや商業施設、とにかく「特殊」な建築物の場合は
逆に紹介ビジネスが多くなりますね。特殊建築物のオーナーは、
やっぱり「特別な存在」ですしね。滅多に出会いませんか。

私のような小さな事務所の建築家の仕事は、もっぱら「住宅」が
多いのが普通ですね。あとは小さな店舗か。
今日は住宅の一例を極々簡単に紹介したいと思いましたっ!!(笑)
凄い!!俺が商売の宣伝をするぞっ!!(笑)
では。

出会う。

まず出会いは「メール」からですね。ネット上では、ポータルサイトにしろ
Googleさまにしろ、「一方的」にどちらかが発見して興味を持つことから
始まりますから、まぁここは出会いってとこまで行っていないと思うんです。
で、どちらかが、メールを送るところから始まって、それを「受信」した
ところが出会いだと思うんです。

基本的には、クライアントが「要望・要件」を話します。みなさん「ざっくり」
としか、希望が言えない場合が殆どです。そりゃそうです。ですから、
私の方から質問します。質問攻めです(笑)
設計士の力量として大変重要なのが、この「聞き取り」なのです。
ちゃんと気持ちを汲むというより、施主を育てながら、良い住まいを理解させ、
そこに住んでもらおうという考えを持てるか、どうかなんです。
私も、まだまだですが、ここの部分には強い拘りがあります。
しかし、クライアントは、この時点で「複数の問い合わせ先」を持っています。
ハウスメーカーや設計事務所ですね。すると同じような事を何度も聞かれたり、
言わされたりしますから、とうぜん「面倒」になってくる訳ですよ。(笑)

だから「良い仕事をする建築家」が必ずしも「人気の建築家」、つまり
沢山の設計事例を持っているって訳ではないんです。つまり「スマート」、そうです
笑っちゃう話なんですが、容姿が端麗だったり、喋り方が綺麗だったり、
「適当」だったりする建築家の方が断然
「受任」件数は多いですね。(T_T)

まぁそんな訳で「うとまし」がられながらも、なんとか聞き取りみたいなことを
終えて、私の場合は「無料」で設計案を出しています。
これは昔ながらの設計事務所では考えられないサービスです。
ですが、私は独立当時からやっています。今では結構「当たり前」な感じになってきました。
当然クライアント候補も、そういったサービスを「当たり前」と受け取って利用する
感じになってきています。正直ちょっと寂しいです。

建築家によって様々な提案方法があります。図面だったり模型だったり。
CGだったり手書きだったり。
私の場合は手書きの図面か、PCで書いた図面を提出します。滅多に模型は
作りません。受任後に作る事はあります。

「琵琶湖の家」の例では最初にメールを頂いて私の方から「電話」をくれと言いました。
電話で、すっかり意気投合しましたが、その時点では設計の契約について、
なにも交わしてはいません。その後、いつものように「手書き」の平面図とパースを
郵便でお送りしました。

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この時点で実は「建築地」が決まっていませんでした。欲しい土地があるので
大津市まで見に来て欲しいと依頼がありました。まだ仕事を受任していません。
「ただ」で滋賀県まで行くんです。

行きました。とても良い土地だったので、直ぐに購入意思を不動産屋に伝えなさいと
私は言いました。するとクライアントは直ぐに買い付け証明書を出しました。同時に
銀行にも融資の相談をするように勧めました。この時点でクライアントは、すっかり
私を信頼していただいて正式に設計を依頼されました。書類を作ってお送りしました。
銀行用に見積書を作り、図面をPCで製図して提出しました。当然この時点では
「実施」になる設計図ではありません。

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それでも施主は、土地も決まって、実施設計にも入れることになって舞い上がるような
気持ちでいたと思います。私も大変に「やりがい」のある設計依頼だったので、
夢中になって資料を集めました。ですが、不動産屋の裏切りが入ったのです...

銀行の「特約」を付けて土地購入の契約をするように勧めたのですが、どうもその
不動産屋さんは、そういったことを信用していないようで、ローンが下りるまでの
期間を待って、他の客からの問合せを袖にして、なおかつ、ローンが下りなかったらと
心配したのでしょう。およそ1ヶ月待てなかったんですね。ずっと売れなかった場所なのですが、
クライアントの軽い気持ちとは裏腹に、私は「売れるかも」そう思っていた通りに
なってしまったのです。電話がありました。今にも泣いてしまいそうな気持ちが伝わりました。
そして「別の」良い土地があったので、買おうと思っていると言うのです。
私は「早まるな!!」と伝えました。こういった気分の時には、ついつい「つまらない」ものを
掴んでしまうものです。私は、このまま仕事にならなくなるかもしれないなとも
考えていましたが「私が現場を見てみるから」と言って、直ぐに琵琶湖まで伺いました。
このあたりは「契約内容」には含まれない業務です。でも、それが私なんです。
威張ってませんよ(笑)

駄目でした。こんな土地じゃ、ろくな計画にならないと伝えました。
二人で雨のそぼ降る中、肩を落としながら「団地内」を歩きました。
すると私の目の前に「良いジャン!!」な土地が現れたのです。
クライアントも「あれっ?!こんなの売りに出てなかったぞ!!」と驚愕の表情。
実は売りにかかっていたのです、随分前から。ですが経費も掛かるので看板を
出していなかったんですね。クライアントは、その場で不動産屋に電話をかけ、
「今から行くから」と伝えました。私も同行して「その場」で「買い付け証明」を出しました。
クライアントは若くて、知識もありません。私は「売値」の「半額」
購入希望額にするようにクライアントに指示しました。
クライアントは驚いてタジタジでした(笑)

売れてしまった土地は160坪で970万円くらいだったと思います。
それが見つけた新しい土地は100坪強で750万円でしたから、その時点で200万円も
予算にゆとりが出来ていました。ですからクライアントは無理しなくてもと考えるのは
自然な事ですね。結局私が目指したとおり「ほぼ半額」になりました。
半端無い「やってやった感」でしたね(笑)
実は、この現場に行くまでに1ヶ月くらい時間が空いたのですが、その間、私は忙しい
クライアントに代わって死ぬほど「物件」探しをしました。ノイローゼでしたよ(笑)
この日の出張で現場に行く道中で素晴らしい虹を二人で車窓から見たんです。
「なにか良いことがありそうですね」と言ったクライアントの言葉の響が、しっかりと
耳に残っています。

さてこれで、本当に行ける事になったので、ここからが「建築家」らしい仕事の
始まりな訳ですね。

まずは「間取り」です。

敷地の形状や環境を十分に考慮して、「いつまでも」考えるのが私流です。
今回は「平屋」でしたので構造については簡単にまとめられます。
ですが平面を計画するときでも、同時にエレベーション、つまり「空間」も
設計しています。それが普通の建築家です。空気感も想像しながら設計します。
仕上げに使う材料もイメージします。ですから、簡単に「提案をくれ」と言われると、
憤るというより「寂しい」んです。簡単に出来る設計なんて無いんですよ。

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これは平面詳細図といって、基本的には実施前提で書きます。ここまで
書きあがっていなければ「正確な見積り」は出ません。単純な単線で書かれた
間取りだけの図面では、仕様が決まっているハウスメーカーのようなところ
でしか見積りは作れないのです。他にも仕様書や配置図から構造図、や計算書を
作成します。このあたりの作業は建築家というより「建築士」の仕事ですね。

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こんな感じの図面を、まだまだ山のように書くのです。

これでやっと工務店は見積書を作成できる訳です。ここから多くの変更が出る訳ですが、
算出根拠があるので、クライアント側も施工側も安心して契約が出来るんですね。
で、いつもなら、ここで私の仕事は一旦終了なのですが...
仕様の変更程度なら、この後、建築確認申請を出すだけです。ところが「模型」を
作って見せてくれと要望が...受任内容には含まれていませんでしたが、確かに
スキップフロアもありますので、じゃあ作るかと。断面図じゃ駄目なの?!と半泣きだった
んですけどね、本当は。他の仕事も立て込んでいたので、もう目を吊り上げて朝から
晩まで作ってましたね。製作費用は、ちょっと公表出来ません(笑)

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このように内部の家具なども全て作って配置しています。
クライアントも、この模型のイメージに合わせて、アンティークのドアなどを探し始める
のですが、これがまた2本程度を決定して、あとはギブアップ。
当然のように私が「建具本体」、それから「金物類」をネットで探しまくるんです。
もう気が遠くなるほどの時間を費やしましたね。本音で言えば「二度とゴメン」って
とこですね(笑)それでもネットでは決め切れなくて、実際にアンティークドアの
専門輸入業者の倉庫まで何度も足を運びましたね。ああ...

そして「鉄窓」の設計や木製建具の設計、それに内部建具の「枠」の設計などを
続けて行いました。
実際には、この作業中にも建築地が市街化調整区域だったために都市計画法の
手続きを受任したので、書類を作り大津市役所まで2度ほど足を運んだのです。
まぁこれも大変でしたね(T_T)

やっと着工となった訳ですが、工務店さんの意向で私は「監理」から外れました。
ですが、私の設計です。しっかりと工事が行われているか「この眼」で確かめない訳には
参りません。もうこの辺からは商売なんて眼中に無いです。というか、今回に限って
(実は毎度)とっくの前から、とても設計料に見合った仕事量では無かったのですが、
私も建築家の端くれ、自分で「やる」と言った以上「任せろ」と言い切った以上、
何が何でも竣工させるつもりで仕事をしています。
実は、工事中に請負い先の社長さんと怒鳴りあいの喧嘩を2度ほどしていまいました(笑)
現在は和解して、とてもフレンドリーな関係です!
私は本気です。ですから請負先が「勝手な判断」で工事を進めることを許しません。
当たり前の話です。

クライアントは100万円以上のお金を払い、何百時間も掛けて打ち合わせを行い、
半年もの設計期間を経て、やっと工事をやっているのです。当然その苦労に「従って」
工事が進むと思っていますから。
工務店の社長さんも私が「一筋縄では行かない」建築家だと分かって、以降しっかりと
図面のチェックと確認の連絡をくれるようになりました。良かったです。
どうしても「監理」を抜けたり、施主が見つけてきた工務店ですと、こういった
トラブルやスムーズに運ばない管理(監理でなくて)が出たりします。実際の契約前に、
しっかりと立場と関係を理解していただくことが大切です。

そして今回に限らず、最近では「施主支給」ということを当たり前のように行うのですが、
こいつが「食わせ物」なんです。クライアントは「自分で頑張る」と最初は言うのですが、
諸々探したり、研究したりするのに「早々と」疲れてしまう場合が殆どです。
まぁ当たり前ですよね。我々は、それを商売の「ネタ」にしている訳ですから。
なので、私の場合、あまりにも多い点数の買い付けや、複雑な要求や交渉が必要な
ものは、しっかりと手数料を頂いて施主支給のお手伝いをさせて頂いております。
簡単なものなら手数料など頂かないで情報を提供したり、仕入れをして安価に渡しています。
ブログなので少々憚られますが、直接施工先に頼むより多ければ20パーセントくらい
安く済むことも多くあります。

で、今回探し回った建材たち。

僕の設計プロセス~そして完成まで

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この他、ドアのノブなどヤフオクで「せり」になって、クライアントと二人でハラハラドキドキで
落札したものもあったりします。安くて「二つ無いもの」を探すのは本当にしんどいですね。
また外部建具、今回は木製建具と鉄窓ですが、いくつもの製作先を私が選定して、図面を
送り、見積りを徴収して吟味します。ちなみに手数料は「1円も」頂きません。
今回は滋賀県大津市にある「西谷建具」さんと、そのご紹介で知り合うことの出来た作家さんで
京都の「工房 一創」さんに製作をお願いしました。もうびっくりするほど「安かった」です。
そしてなにより完成度の高い、素晴らしい「工芸品」のような作品を納めて頂きました。
現場で拝見して私は涙腺が緩みましたね。本当に。

西谷建具さんは当初、製作を受けてくださらなかったのです。それを何度も電話して
口説き落として、やっと見積もりだけは作っていただきました。しかし仕事が立て込んでいるからと、
中々製作に掛かっていただけなくて。そこでクライアント自ら出向いて「口説いてきてください」と
私から指令を出したのでした。今回のクライアントは、本当に素晴らしい青年で、真っ直ぐな
心と正直な気持ちがあれば、絶対に良い建具を作ってもらえるだろうと、私は踏んでいたのです。
つまりクライアントご家族だからこそ、きっと「良い家」が出来上がるだろうと最初から自信があった
のでした。私は「勘」だけは自信があるんです。自分は駄目なんですけどね(笑)
西谷建具さんは根拠も無く、絶対に良い仕事をしている人だと感じました。
よくあるHPの作例なんて、そんなものなんにも頼りになりません。本当です。

私も昔は作例写真をバンバン載せた重たいサイトを作っていましたが、止めました。

僕の設計プロセス~そして完成まで

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こんな作業をやりながら現場には月に1回くらいの頻度で管理に伺いました。
一番最初に現場の大工との密な打合せ、鉄窓の製作先の一創さんとの採寸や打ち合わせの
御蔭で不安な気持ちが一編に軽くなったのを昨日のことのように思い出します。
それまで工務店の社長さんは、なぜか「建築家」を敵対視しているような感じでしたね。
ですが、職人さんたちが私に打ち解けて信頼して会話をしている様子を見て、これは従わないと、
自分の方が職人たちに嫌われるとでも感じたかのようでした。
私は元々、高圧的な態度も採りませんし、大勢の建築に関わる、まして自分の設計した
「子供のような」現場に関わっていただける皆さんは、十年来の友人のように接しています。
正直、建築家の設計の現場は「面倒」、思っていた以上に「手間」が掛かるなど、
もう必須って感じです。中には仕事を下りてしまうような方もいらっしゃいます。

現場も内部に工事が進んでくると、キッチンや洗面台の設計図も書かなければなりません。
実際に取り付ける換気扇なども施工図を取り寄せ、ちゃんと天井に収まるかなど、再度チェックを
行って、現場に取り付け位置の指示を「直接」出します。もう工務店の管理者は必要ないです。
私の場合。
設計図をちゃんと見て、それを読み取ってくれるか等、いちいち気にしていたら時間が
もったいないです。越権行為にならないように配慮しながら、どんどん正確に伝えていきます。

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実際に工事が始まってからも変更に対応したり、未定だった仕上げ材料や収まりについて、
図面化したり、細かく現場に指示を出して行きます。面白いもので現場の大工も
二人いれば「出来る」と言ったり「出来ない」と言ったりします。これは、仕事が面倒、
つまり下請けを取った「親方」にとって見れば、そんな面倒な事をやったら人件費が掛かって、
請負い金額が合わないよって事なんです。これは施主には責任の無いことです。
だから建築家の設計は工務店には嫌われるんです。工務店さんは革新的な工法や、
高級建材を売りにして仕事をされている会社が多いです。実にクラフツマンシップに富んだ
芸の細かい「納まり」を売りにしているところも有りますが、これは本当に少なくなりました。
やはり「伝わらない」からだと思います。

一生懸命に作っても施主に評価されないのでは、これは実に馬鹿馬鹿しいことですからね。
喜んでもらえることを、きちんと行う。それが施工者の第一命題でありますから。
今の時代、それが当たり前になってしまったのかもしれません。少し残念です。

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更地

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上棟

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鎧張り 出隅の納まりや釘打ちの指示

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天井は構造表し

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木製建具 突出し窓 金物の選定では苦労しました。

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鉄窓 黒皮と呼ばれる鋼鉄製です。既に錆が出ていますが、コールテン鋼といって
一旦安定してしまえば中まで錆びないんです。華奢なラインが、堪りませんな。

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段板は高級建材の「オーク(楢)」です。家中オークです。金掛かった(笑)

僕の設計プロセス~そして完成まで

静岡で購入して大津に送りました。これ100年以上前のドアですが、まったく「垂直」に
なっていなくて、木工所で加工してもらいました。錠前もハンドルもドア厚に合うものが
無くて、もうろうとしながら探したのを、きっと一生忘れませんね(笑)

僕の設計プロセス~そして完成まで

鎧張りとの取り合いも現場で考えないことには上手くいきません。
一創さんの御蔭で正確に、しかも防水も考慮して施工できました。

僕の設計プロセス~そして完成まで

外壁は杉板貼りです。窓枠は松で作ってあるので、現時点では色の違いが
アクセントになっていますね。1年もしないうちに外壁は灰色になるでしょう。
シロアリの薬は塗布しますが、杉板にペンキなどは塗りません。昔ながらの作りです。
最初に載せた水彩のパースの雰囲気が残っていると思いますが、いかがですか?

もうじき、この現場も竣工を迎えます。一番最初にクライアントと出会ってから1年半以上が
経とうとしています。私にとってクライアントご家族は、もう親戚みたいなものです。
こうやって普段から仕事をしているので大量には設計が出来ません。また多少
「暑苦しい」性格もあったりして、施主の方には向き不向きがあると思います。
それでも折角建てるんだからと、お考えの方は一度お問合せをいただけると良いと
思っています。決して無駄な時間にはならないと思っています。

私のような愚鈍で能力の低いものが、なにか良く分からない「想い」のような
ものを「カタチ」にする、お手伝いを任せていただけるなんて、それだけで生きていて
良かったと、腹の底から思います。

竣工写真は、クライアントご家族と一緒に撮って、必ずアップします。
もう間もなくです!!


建築家 本多 信章さんの家づくりプロフィール

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Posted by アーバンギア at 21:49│Comments(2)建築
この記事へのコメント
よく建築家を名乗れますね!
Posted by こんにちは at 2016年12月05日 13:07
こんにちはさん:

初めまして。そうですね。建築家ですと
名乗りますが、肩書きは建築デザイナーです。

僕は何事も中途半端にしてきた人間なのですが、
建築設計に関しては一生をかけて、自分の
考える建築家像に近づきたいと考えています。

そういった意味でも建築家と名乗るのは
自分でも弱冠憚れます。
Posted by アーバンギアアーバンギア at 2016年12月05日 19:58
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