2023年06月17日
親子
今日は良いもの見ましたよおおおおおお！！！
静岡には「KOマート」ってのが有るんです。
あと「KO mart fine」ってのも有るんです。京王商事って
会社がやっている、マーケットです。
で、今日は「KO mart fine」って店に行ったんですよ。
お目当ては「ナチュラルチーズ」
食材が余っているので、さて夕飯は何を作ろうかなって
毎日考える訳なんですが。オリーブたちが中途半端に
残っているので、オードブルを盛り合わせようって思って。
酒も飲まないのに(笑)
なんか最近は料理もやりたくないですね。
やっぱ「美味しい」って言って貰いたいから一所懸命に
作る訳ですからね。酒でも飲めるなら作りもしますが。
で、このKO mart fineですが。
一言で説明すると「高い」んですよ(笑)まあね、価値の
「高い」商品が多いというか、もう「それ」ばかりを集めて
売ってるみたいな感じなんです。
輸入品も多いですし、それから国産でも拘って作っている
製造業者のものばかりを集めてますね。
まぁ確かに欲しくなっちゃいます。説明が上手いんですよ。
思わず買いそうになりますが、半端ない価格の物が
多いので、ちゃんと「賢い主婦」的な方なら「高い！！」
「もっと安いのが有る！！」みたいに一瞬で怒りの導火線に
炎が着いちまうんじゃないでしょうか(笑)
まぁ贅沢な店なんですよ(笑)
で、田舎のスーパーには「雪印」か「明治」のチーズしか
大概は置いてなくてですね。せいぜい「モッツアレラ」
チーズくらいしか置いてないんですよ。
コクのある、癖のあるチーズを食いたいなって思っても
叶わない訳なんでございます。
以前、クライアントに貰ったオリーブ油が滅茶苦茶良くて
ですね。昨日、友人のブログを読んだときに香水だと
思ったらオリーブ油だったんですけど、なんか凄く良さげ
だったので「ああ、俺も高い油、買うぞ！！」みたいな
テンションになってたんですけどね(笑)
色々ありましたが、まぁたけーんで、やっぱ舐めてみなきゃ
踏ん切り付かねーなとなり(笑)
俺って人間はと、少々「気の小さい」こじんまりとした自分に
落胆しながらチーズコーナーに行って、お目当ての
ナチュラルチーズの「アソート」を格安で買ったんです。
凄いお得な「包み」を発見しました。500円。
あとすっごく良さげなニンニクも298円のやつ、
ちょっと古くなったのを100円で買えました。
ルッコラも買えばよかった。
でね、店内を物色しているときに気になる光景が目に
入ったんですよ。お買い物している「人」です。
見た感じ、小学5年生か6年生くらいの女の子。絶対にそう。
なんとなく、うちの末っ子に雰囲気が似ていたな。
周りに連れがいる様子は無いし、「缶詰」の置いてある
棚の前で動かないで神妙に品定めしているんです。
一回通り過ぎたんですけど、同じ場所に戻ると、彼女、まだ
そこにいるんですよ。カナリ「通」な感じの缶詰しか置いてない
はずなんですけどね。とても5年生の女の子が食べるような
缶詰は「ただのひとつ」も置いてないはずなんです。
来ましたね。ピント来ましたよ。
彼女、お財布代わりの小さな小さなポーチを肩から下げて
右手で「しっかり」握っていました。きっとお財布だって、
直ぐに分かりました。
私は気持ちが抑えられないで女の子の方へと歩いて行きました。
「おねえちゃん、渋いね(笑)」そう話しかけました。
すると女の子は、はにかんだ笑顔で「はい」と答えました。
私は「もしかして、父の日のプレゼント？」と尋ねました。
女の子は「はい、そうです」と、もうひとまわり大きな笑顔で
答えてくれました。
私も例えようのない表情で顔をほころばせていたと思います。
「そーれは、お父さん喜ぶね～」と言うと、女の子は、我慢の
限界だったのか、くるっと私に背中を向けて棚の向こうへ
小走りで掛けて行きました。
悪いことをしたなと思いましたが、笑顔が止まりません。
なんて幸せなんだと思いました。
直ぐに今日生きていて良かったと神に感謝をお伝えしました。
得難い福音です。
あの「お財布」には大金は入っていないでしょう。
しかし大切に握られていました。
もっと大切なことは彼女の「お父さん」に対する「娘」としての
「愛情の存在」です。
父親に感謝をすることは何かが無ければ出来ません。
私たち日本人は感謝どころか「感情」を上手に表現することも
受け取ることも上手ではありません。
贈り物を渡すとき。
受け取る相手は送り主の「想い」を「どれほど」一緒に受け取る
ことが出来るでしょうか。
私には7人の子供がいます。小さな頃から父の日には
手紙をくれたり、お菓子や「おつまみ」を贈ってくれました。
未だに食べられないで大切に取ってあるお菓子があります(笑)
この前も食器棚を片付けていたら娘がくれた「珈琲豆」が
出てきました。消費期限は切れてます(笑)
まぁ化石になっても私は飲みます。勿体なくて飲めないですね。
棺桶に入れてもらいます(笑)
子供達が、どんな表情で「これ」を選んでくれたのかな...
毎年、そう思いました。
折角上げた、おこづかいをこんなものに使わなくたって良いのに...
そう思うのが普通の親でしょう。
今日、出会った女の子が私の想像の答えを見せてくれました。
正解でした。
思った通りです。
「俺は合っていた」
何度も心の中で繰り返しました。「俺は合っていたんだ」
見えないものは想像するしかありません。
しかし、その映像が美しい物か醜い物かは「想像する者」の
心だけが決めることです。
今、私が想像していること。もちろんそれは、あの女の子の
心づかいが明日の日曜日に全て報われて、家族全員にとって
思い出に残る素晴らしい日になることです。
彼女に神の御加護が有りますように...
静岡には「KOマート」ってのが有るんです。
あと「KO mart fine」ってのも有るんです。京王商事って
会社がやっている、マーケットです。
で、今日は「KO mart fine」って店に行ったんですよ。
お目当ては「ナチュラルチーズ」
食材が余っているので、さて夕飯は何を作ろうかなって
毎日考える訳なんですが。オリーブたちが中途半端に
残っているので、オードブルを盛り合わせようって思って。
酒も飲まないのに(笑)
なんか最近は料理もやりたくないですね。
やっぱ「美味しい」って言って貰いたいから一所懸命に
作る訳ですからね。酒でも飲めるなら作りもしますが。
で、このKO mart fineですが。
一言で説明すると「高い」んですよ(笑)まあね、価値の
「高い」商品が多いというか、もう「それ」ばかりを集めて
売ってるみたいな感じなんです。
輸入品も多いですし、それから国産でも拘って作っている
製造業者のものばかりを集めてますね。
まぁ確かに欲しくなっちゃいます。説明が上手いんですよ。
思わず買いそうになりますが、半端ない価格の物が
多いので、ちゃんと「賢い主婦」的な方なら「高い！！」
「もっと安いのが有る！！」みたいに一瞬で怒りの導火線に
炎が着いちまうんじゃないでしょうか(笑)
まぁ贅沢な店なんですよ(笑)
で、田舎のスーパーには「雪印」か「明治」のチーズしか
大概は置いてなくてですね。せいぜい「モッツアレラ」
チーズくらいしか置いてないんですよ。
コクのある、癖のあるチーズを食いたいなって思っても
叶わない訳なんでございます。
以前、クライアントに貰ったオリーブ油が滅茶苦茶良くて
ですね。昨日、友人のブログを読んだときに香水だと
思ったらオリーブ油だったんですけど、なんか凄く良さげ
だったので「ああ、俺も高い油、買うぞ！！」みたいな
テンションになってたんですけどね(笑)
色々ありましたが、まぁたけーんで、やっぱ舐めてみなきゃ
踏ん切り付かねーなとなり(笑)
俺って人間はと、少々「気の小さい」こじんまりとした自分に
落胆しながらチーズコーナーに行って、お目当ての
ナチュラルチーズの「アソート」を格安で買ったんです。
凄いお得な「包み」を発見しました。500円。
あとすっごく良さげなニンニクも298円のやつ、
ちょっと古くなったのを100円で買えました。
ルッコラも買えばよかった。
でね、店内を物色しているときに気になる光景が目に
入ったんですよ。お買い物している「人」です。
見た感じ、小学5年生か6年生くらいの女の子。絶対にそう。
なんとなく、うちの末っ子に雰囲気が似ていたな。
周りに連れがいる様子は無いし、「缶詰」の置いてある
棚の前で動かないで神妙に品定めしているんです。
一回通り過ぎたんですけど、同じ場所に戻ると、彼女、まだ
そこにいるんですよ。カナリ「通」な感じの缶詰しか置いてない
はずなんですけどね。とても5年生の女の子が食べるような
缶詰は「ただのひとつ」も置いてないはずなんです。
来ましたね。ピント来ましたよ。
彼女、お財布代わりの小さな小さなポーチを肩から下げて
右手で「しっかり」握っていました。きっとお財布だって、
直ぐに分かりました。
私は気持ちが抑えられないで女の子の方へと歩いて行きました。
「おねえちゃん、渋いね(笑)」そう話しかけました。
すると女の子は、はにかんだ笑顔で「はい」と答えました。
私は「もしかして、父の日のプレゼント？」と尋ねました。
女の子は「はい、そうです」と、もうひとまわり大きな笑顔で
答えてくれました。
私も例えようのない表情で顔をほころばせていたと思います。
「そーれは、お父さん喜ぶね～」と言うと、女の子は、我慢の
限界だったのか、くるっと私に背中を向けて棚の向こうへ
小走りで掛けて行きました。
悪いことをしたなと思いましたが、笑顔が止まりません。
なんて幸せなんだと思いました。
直ぐに今日生きていて良かったと神に感謝をお伝えしました。
得難い福音です。
あの「お財布」には大金は入っていないでしょう。
しかし大切に握られていました。
もっと大切なことは彼女の「お父さん」に対する「娘」としての
「愛情の存在」です。
父親に感謝をすることは何かが無ければ出来ません。
私たち日本人は感謝どころか「感情」を上手に表現することも
受け取ることも上手ではありません。
贈り物を渡すとき。
受け取る相手は送り主の「想い」を「どれほど」一緒に受け取る
ことが出来るでしょうか。
私には7人の子供がいます。小さな頃から父の日には
手紙をくれたり、お菓子や「おつまみ」を贈ってくれました。
未だに食べられないで大切に取ってあるお菓子があります(笑)
この前も食器棚を片付けていたら娘がくれた「珈琲豆」が
出てきました。消費期限は切れてます(笑)
まぁ化石になっても私は飲みます。勿体なくて飲めないですね。
棺桶に入れてもらいます(笑)
子供達が、どんな表情で「これ」を選んでくれたのかな...
毎年、そう思いました。
折角上げた、おこづかいをこんなものに使わなくたって良いのに...
そう思うのが普通の親でしょう。
今日、出会った女の子が私の想像の答えを見せてくれました。
正解でした。
思った通りです。
「俺は合っていた」
何度も心の中で繰り返しました。「俺は合っていたんだ」
見えないものは想像するしかありません。
しかし、その映像が美しい物か醜い物かは「想像する者」の
心だけが決めることです。
今、私が想像していること。もちろんそれは、あの女の子の
心づかいが明日の日曜日に全て報われて、家族全員にとって
思い出に残る素晴らしい日になることです。
彼女に神の御加護が有りますように...
